石田歩。 石田流の基礎知識 升田式石田流とは

石田流が優勢?(▲9六角は定跡か)

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石田流三間飛車とは 石田流とは、三間飛車から派生する振り飛車戦法のひとつです。 上の図が石田流の目指すべき形です。 石田流の特徴はその駒の配置です。 飛車は6段目に浮き飛車で構え、角は端に、そして何よりも振り飛車では日の目を見ない桂馬さんが7七の地点に跳ね攻めに加わることができているのが最大の特徴です。 攻めの理想は飛車、角、銀、桂と言われる言葉をそのままに体現している戦法です。 そして 石田流は振り飛車の生業とする捌きを主軸に、振り飛車からも積極的な攻めを狙うこともできます。 カウンターばかりではないところも魅力なのではないでしょうか。 一方で、駒の配置から察することが可能なように、手数がかかることもあり、上の理想形に組ませないように相手も動いてきます。 そのため乱戦や力戦形になりやすく、初心者や中級者がやりにくいイメージがあると思います。 今回はそんなイメージを少しでも緩和できるように1手1手解説していきます。 石田流の最序盤の定跡 さて、石田流がなんたるか軽くわかったところで本題である石田流の最序盤の定跡の解説に移っていきます。 初手から順番になるべく1手1手解説していきますのでゆっくりついてきてください。 わからない場合には何度か戻って確認してからついてきてくださいね。 それでは行きます。 この一手で相手がざわつきます。 序盤早々で自分の土俵に強制的に引きづりこめるという視点でいけばいいですが、角が向かい合っているので怖いですよね。 これは次回以降に解説していこうと思います。 とてもじゃないですが、数行で終わる解説にはなりそうもありませんので。 当然ここで先手から角交換する変化もありますが、自分から角交換するのは手損するのでなるべくしたくありませんし、何より角交換すると乱戦。 ・力戦調になり初心者にはとてもじゃないですが(管理人も)、望んで進んでいく変化ではありません。 ここは穏便に石田流の理想形を目指すための手を指すのが優先です。 これでしばらくは乱戦にならずに駒組み戦に突入できます。 安心安心。 しかしこれは依然として、角が向かいあっているので相手から角交換されます。 序盤早々に難しい変化へと突入することになります。 それが安全安心の序盤定跡です。 この手に対しては必須の手があります。 石田流を目指すのであれば当然の1手です。 この後手の飛車先を先手の飛車の横利きで受けれない場合には石田流を目指すのが困難になります。 ここから少し脱線します。 まぁ言葉で解説するよりも局面を見るほうがわかりやすいと思いますので以下を見てください。 この形はとなります。 スポンサーリンク さて解説に戻ります。 この一手で中央が厚くなったことを確認してください。 安全地帯へ玉を持っていけば強く捌くことも戦うことも可能になります。 序盤では玉を囲うことは重要なのでここは守ってください。 囲い合いですね。 飛車、金、桂馬の両取りならぬ3駒取り?になっています。 これでは将棋が終わりとなります。 このように1手違えば景色が違うのが将棋です。 1手1手の意味を理解して指すようにしましょう。 スポンサーリンク まとめ いかがだったでしょうか。 少し長くなってしまったので、いったん切って次回にこの続きを解説していこうと思います。 序盤早々で乱戦調に誘導されないように、乱戦を防ぐすべをマスターして石田流を指していきましょう。 それではもよろしくお願いします。

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石田流対策の6三金型を打ち破るには【振り飛車目線】

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今回の記事は、の続きの内容になりますので、まだの方はご覧になられることをお勧めします。 前回の続き、79飛車としてからの展開を解説していきます。 自然な手として相手は86歩からの攻めがあります。 86歩までの図 もちろん同歩と取ってしまうと同飛車で攻めが早くなってしまいますので取ることはできません。 なのでこちらは73桂馬としていきます。 61桂成までの図 相手の87歩成は手番を握っていない手でした。 61桂成までの図 以下、79歩成、62成桂、87歩成、52銀打、31金、51成桂、78と金、41金打と攻め駒を増やしながら攻めていってこちらがやや優勢です。 では86歩に代えて74歩と銀を支える手ではどうでしょう。 74歩までの図 この瞬間、こちらは46角打としていきます。 香車取りを受けるには64歩しかありませんが、63銀打と空いた空間に打ち込んでいってこちらが指せます。 63銀打までの図 以下、65歩なら、91角成で先手十分です。 52金として銀金交換を挑んでくる手には54銀成で交換を拒否しておきましょう。 54銀成までの図 素直に52同銀とする手は同金でこちらの攻めがなくなってしまいます。 52同金までの図 54銀成までの図から相手はこちらからこれ以上早い攻めがないことを見切って86歩とゆっくり攻めてきます。 86歩までの図 こちらは攻めがなく、と金を作られるのは許せないので同歩の一手になります。 相手は飛車成を目指して同飛車と取ってきて、こちらの飛車は抑え込まれ上に相手は龍が作れそうに見えますが、ここで76歩打がうまい手になっています。 76歩打までの図 同飛車ならもちろん飛車交換して十分です。 同銀は64成銀で次に54成銀として香車取りを狙って十分です。 76歩に構わず88飛車成は78金で、龍に当てて逃げれば75歩で銀得なので、79飛車、同金、66銀、83飛車打でこちらが優勢です。 82に飛車を打つと91角成ができなくなるので気をつけましょう。 83飛車打までの図 76歩打までの図から、66銀と逃げる手は67歩打で銀が捕まっているので、65歩で桂馬を取っておきますが、こちらは銀がいつでも取れるので91角成としていきます。 相手がもし銀を助けるために62桂打としてきたら、64成銀、55銀で銀が生還されましたが、65成銀、44銀、78金で相手はこれ以上攻めがなく、こちらが指せる展開です。 78金までの図 以上で54歩への変化の解説は終わります。 次回からは64歩への変化を解説していきます。

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石田流の基礎知識 升田式石田流とは

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Contents• 【早石田と石田流の攻め方と対策】知らずに自陣が崩壊しないために・・・ 早石田と石田流 三間飛車の戦法、 早石田と石田流を紹介します。 石田さんってどちらさん?? って思われる方もいるでしょうが 一説にはの将棋棋士 石田検校が産み出したと言われています。 江戸時代の定跡書にはすでに早石田、石田流が記載されていて、 現代の棋士(升田幸三、鈴木大介、久保利明プロ棋士ら)により定跡が整備・磨かれた戦法です。 升田幸三・・・新手一生をかかげ数々の戦法を産み出した伝説のお方 鈴木大介、久保利明・・・現役バリバリのプロ棋士で「振り飛車御三家」で知られる。 残りお一人は藤井システムの発案者藤井猛。 私、早石田と石田流があまり好きではありません。 どちらかというと嫌いです。 この戦法を使われると、対応する手を指さないといけないので・・・ 指しやすいと言えば指しやすいですが、相手に主導権を握られるのが少し気に食いません・・・ 逆に使いこなせれば、こちらが主導権を握ることができる戦法です。 早石田の流れ 早石田の対策 5四歩(5七歩)で5五角打ちを防ぐ 石田流 石田流(石田流本組)は 飛車、角、銀、桂馬が躍動する「振り飛車の理想形」とも言われます。 ここから先手は銀を6五の地点まで移動させ、7四歩から銀を攻めに参加させたり、 桂馬を跳ねて攻撃に厚みを持たせたりして敵陣を突破します。 <イメージ> 石田流対策 石田流対策は 棒金 です。 棒銀は聞きなれているかもしれませんが棒「金」です。 読んで字のごとく棒銀の金バージョンです。

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