吉田 拓郎 オールナイト ニッポン ゴールド。 『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』初回は自宅からテレワークで収録

吉田拓郎オールナイトニッポンゴールド(今夜): ラジコ&ラジオ

吉田 拓郎 オールナイト ニッポン ゴールド

スペシャルウィーク(聴取率調査)でもないのにいきなりのスーパーゲスト。 個人的にはこないだの堂本剛クンよりすごいなと思う(失礼)竹内まりやサンの登場です。 なにぶん仕事中だったので途切れ途切れにしか聴けませんでしたが、ここで展開される3人のトークを聴いていてまず抱いたのは、奇妙な高揚感。 つまり、構造的にはやはり、吉田拓郎サンというのは御大で、坂崎サンと竹内サンというのは年下で同学年、という上下関係が成り立っている。 ミュージシャン歴、という点においても。 坂崎サンと竹内サンにしてみれば、高校時代から吉田サンというのは、「雲の上の存在」「あこがれの存在」 なわけですよ。 だから話がすごく合う。 これはちょっと意外でもあるんですが、竹内サンってワタシ的には、アメリカン・ポップスとかが中心であまり日本のフォークミュージックなどに興味がないのかな、と思っていたらそうじゃないんですね。 学生時代に松江で、ごくごく初期の拓郎サン(エレックレコード時代)の出てくるステージを見に行くほどの濃いファンだったらしい。 いっぽう拓郎サンにしてみれば、竹内サンは後発のミュージシャンではあるけれども、iPodに竹内サンが歌った 「ボーイ・ハント」 なんかが入っていて、「竹内まりやはコニー・フランシスよりすごい」 というリスペクトを持っている。 どうやら中島みゆきサン同様、女性としての魅力にも参っているようです。 おそらくその声が低いところも気に入ってるだろうし、彼女の持つ母性、みたいにものに惹かれているのではないか、と感じる。 それが番組構造的にいつも 「オマエ、バカヤロー」 とけなして転がしているような坂崎サンと同等に、自分をリスペクトしてくるわけですから、どことなくちょっとした優越感を抱くと同時に、仲間外れにされているような疎外感も同時に抱いている感覚なんですよ、拓郎サン(たぶん坂崎サンに対する嫉妬もある…笑)。 この構造って面白いな、と思ったのが最初。 そして想像したのは、「これって同窓会的な集まりで、昔やはり拓郎サンに心酔していた自分の友人たちと、『あの頃の拓郎ってすごかったよな』 みたいな話をしていたら、実は本人が隣りで酒を飲んでいた、みたいな感覚だよな」、ということ。 でもそれだけじゃない。 拓郎について語り合っている者たちも、実はひとかどの名をなしたミュージシャンである、ということ。 だから技術的な面とかもかなり専門的に話ができるんですよ。 竹内サンが 「拓郎のあの曲のギター、ロックっぽい」 とか言うと、「ギターを抱えたライナス」(あ、私が坂崎サンに名づけたアダナです…笑)坂崎サンがすかさず、「ある雨の日の情景」 とか弾いちゃうわけですよ。 拓郎サンはそれを聴きながら、いつもは 「坂崎オマエはこうせつ派だろう」 と言いながらベランメエ調で解説してるんですが、それをお気に入りのまりやサンという女性の前で、いつもより優しく解説してくれる(笑)。 自分が感じた高揚感の正体というのは、おそらくこれです。 で結局、竹内まりやサンと坂崎サンの源流には、ビートルズというものがあって、これも私を意味もなく高揚させる要因になっている(笑)。 やはりビートルズについて語らせると、「オレも仲間に入れろ」 と泉谷サン並みに(笑)乱入したくなるもんで。 先週までの放送で、拓郎サンはまりやサンにも、いつものラジオドラマをさせようと意気込んでいたみたいでしたが(笑)、まあ内容が内容なために今回それはなかったみたいです(私が聞いていない時間帯にそれがあったとしたらスミマセン)。 なんたってあのラジオドラマ、坂崎サンがモンゴル出身のゲイの相撲取りで…みたいなハチャメチャな設定ですから(爆)。 竹内サンは今回、拓郎サンと坂崎サンと一緒に歌おうと、彼女お気に入りの拓郎サンの歌 「どうしてこんなに悲しいんだろう」 のコーラス振り分けアレンジみたいなものを作成してきたらしくて、11時台初めにそれを3人で披露しました。 拓郎サンは 「こんな勝手に仕切ってくるゲストは初めてだ」 みたいに呆れてましたが、この3人のハーモニーには正直、ノックアウトされますね。 仕事を一時中断して聴き惚れました。 これ、You Tubeにアップされたら録音したい(「著作権上の理由によって禁じられ」 てはいないよね?…笑)。 切れ切れ聴取なので未確認ですが、ここでのハーモニカは竹内サンが吹いたらしい。 拓郎サンは竹内サンがハーモニカを持ってきたのを見て、自分が吹くのかと思ったとしゃべってましたけど。 竹内サンは1時間50分の放送中、ほぼ1時間40分くらいまで出ていらっしゃいましたが、竹内サンが帰ったあとに拓郎サンと坂崎さんはしみじみ、彼女はしゃべるのが好きなんだな、と語り合っていました。 夫の山下達郎サンともしょっちゅう何かとしゃべり続けているらしいんですよ。 山下サンもかなりのしゃべり好きですから、夫婦の会話が途切れることは基本ないんでしょうね。 イントロクイズではしゃいだり、そのしゃべり好きの女子会ノリで、昨日のオールナイトは終始楽しかったです。 坂崎サン単独の別の番組でゲストに来てくれてもいいな、と思ったくらい。 何せ坂崎サンと竹内サンは、安井かずみサン(ズズ)と加藤和彦サン(トノバン)夫妻つながりなんですよ。 加藤和彦サンのモノマネができると聞くとすかさず加藤サンの 「不思議な日」(名曲です)をリクエストする竹内サン。 坂崎サンがいつものノリで加藤サンのモノマネを披露すると、ウケるウケる。 でもやはり、ふたりよりも三人。 目の前に拓郎サンがいてこそのこのゴージャス感ですよ。 堪能いたしました~。 まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。 本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。 ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5. 1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!• 全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』、初回放送は自宅からテレワークで収録

吉田 拓郎 オールナイト ニッポン ゴールド

『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』が本日4月10日22時から全国ネットにて放送される。 この4月から月に1回放送のラジオレギュラー復帰となる吉田拓郎。 今回の放送は、吉田拓郎の発案により自宅からのテレワークにて収録が行われた。 新型コロナウイルスの影響拡大や緊急事態宣言が出る中で、番組スタッフと協議した結果、自宅の仕事部屋で1人でラジオの収録をし、それを番組ディレクターに送ってBGMやSEを入れて完成させるスタイルで実施。 番組スタッフによればデジタル機器に詳しい吉田拓郎らしく、テストで収録した音の修正点をお願いすると即座に対応し、収録音源を聴いた技術スタッフも驚いたとのことだ。 1人で自宅のマイクに向かいながら2時間以上収録。 自宅の部屋ということもあり、リラックスした形の番組になっているという。 部屋には愛用のテレキャスターやギブソンJ-45が置いてあり、即興での弾き語りも披露している。 何も役にはたたないけれど、その中でもやれる事はやろう。 僕はこの方法を選んだ「よし!自宅から番組を」マイク選び、録音ソフト……色々と試して「これならイケル」 ディレクターのT君にファイル転送、聴いてもらった「OKです」 皆さん今回は自宅の僕の部屋からお送りする 吉田拓郎の『オールナイトニッポンGOLD』です。

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吉田拓郎のオールナイトニッポン

吉田 拓郎 オールナイト ニッポン ゴールド

スペシャルウィーク(聴取率調査)でもないのにいきなりのスーパーゲスト。 個人的にはこないだの堂本剛クンよりすごいなと思う(失礼)竹内まりやサンの登場です。 なにぶん仕事中だったので途切れ途切れにしか聴けませんでしたが、ここで展開される3人のトークを聴いていてまず抱いたのは、奇妙な高揚感。 つまり、構造的にはやはり、吉田拓郎サンというのは御大で、坂崎サンと竹内サンというのは年下で同学年、という上下関係が成り立っている。 ミュージシャン歴、という点においても。 坂崎サンと竹内サンにしてみれば、高校時代から吉田サンというのは、「雲の上の存在」「あこがれの存在」 なわけですよ。 だから話がすごく合う。 これはちょっと意外でもあるんですが、竹内サンってワタシ的には、アメリカン・ポップスとかが中心であまり日本のフォークミュージックなどに興味がないのかな、と思っていたらそうじゃないんですね。 学生時代に松江で、ごくごく初期の拓郎サン(エレックレコード時代)の出てくるステージを見に行くほどの濃いファンだったらしい。 いっぽう拓郎サンにしてみれば、竹内サンは後発のミュージシャンではあるけれども、iPodに竹内サンが歌った 「ボーイ・ハント」 なんかが入っていて、「竹内まりやはコニー・フランシスよりすごい」 というリスペクトを持っている。 どうやら中島みゆきサン同様、女性としての魅力にも参っているようです。 おそらくその声が低いところも気に入ってるだろうし、彼女の持つ母性、みたいにものに惹かれているのではないか、と感じる。 それが番組構造的にいつも 「オマエ、バカヤロー」 とけなして転がしているような坂崎サンと同等に、自分をリスペクトしてくるわけですから、どことなくちょっとした優越感を抱くと同時に、仲間外れにされているような疎外感も同時に抱いている感覚なんですよ、拓郎サン(たぶん坂崎サンに対する嫉妬もある…笑)。 この構造って面白いな、と思ったのが最初。 そして想像したのは、「これって同窓会的な集まりで、昔やはり拓郎サンに心酔していた自分の友人たちと、『あの頃の拓郎ってすごかったよな』 みたいな話をしていたら、実は本人が隣りで酒を飲んでいた、みたいな感覚だよな」、ということ。 でもそれだけじゃない。 拓郎について語り合っている者たちも、実はひとかどの名をなしたミュージシャンである、ということ。 だから技術的な面とかもかなり専門的に話ができるんですよ。 竹内サンが 「拓郎のあの曲のギター、ロックっぽい」 とか言うと、「ギターを抱えたライナス」(あ、私が坂崎サンに名づけたアダナです…笑)坂崎サンがすかさず、「ある雨の日の情景」 とか弾いちゃうわけですよ。 拓郎サンはそれを聴きながら、いつもは 「坂崎オマエはこうせつ派だろう」 と言いながらベランメエ調で解説してるんですが、それをお気に入りのまりやサンという女性の前で、いつもより優しく解説してくれる(笑)。 自分が感じた高揚感の正体というのは、おそらくこれです。 で結局、竹内まりやサンと坂崎サンの源流には、ビートルズというものがあって、これも私を意味もなく高揚させる要因になっている(笑)。 やはりビートルズについて語らせると、「オレも仲間に入れろ」 と泉谷サン並みに(笑)乱入したくなるもんで。 先週までの放送で、拓郎サンはまりやサンにも、いつものラジオドラマをさせようと意気込んでいたみたいでしたが(笑)、まあ内容が内容なために今回それはなかったみたいです(私が聞いていない時間帯にそれがあったとしたらスミマセン)。 なんたってあのラジオドラマ、坂崎サンがモンゴル出身のゲイの相撲取りで…みたいなハチャメチャな設定ですから(爆)。 竹内サンは今回、拓郎サンと坂崎サンと一緒に歌おうと、彼女お気に入りの拓郎サンの歌 「どうしてこんなに悲しいんだろう」 のコーラス振り分けアレンジみたいなものを作成してきたらしくて、11時台初めにそれを3人で披露しました。 拓郎サンは 「こんな勝手に仕切ってくるゲストは初めてだ」 みたいに呆れてましたが、この3人のハーモニーには正直、ノックアウトされますね。 仕事を一時中断して聴き惚れました。 これ、You Tubeにアップされたら録音したい(「著作権上の理由によって禁じられ」 てはいないよね?…笑)。 切れ切れ聴取なので未確認ですが、ここでのハーモニカは竹内サンが吹いたらしい。 拓郎サンは竹内サンがハーモニカを持ってきたのを見て、自分が吹くのかと思ったとしゃべってましたけど。 竹内サンは1時間50分の放送中、ほぼ1時間40分くらいまで出ていらっしゃいましたが、竹内サンが帰ったあとに拓郎サンと坂崎さんはしみじみ、彼女はしゃべるのが好きなんだな、と語り合っていました。 夫の山下達郎サンともしょっちゅう何かとしゃべり続けているらしいんですよ。 山下サンもかなりのしゃべり好きですから、夫婦の会話が途切れることは基本ないんでしょうね。 イントロクイズではしゃいだり、そのしゃべり好きの女子会ノリで、昨日のオールナイトは終始楽しかったです。 坂崎サン単独の別の番組でゲストに来てくれてもいいな、と思ったくらい。 何せ坂崎サンと竹内サンは、安井かずみサン(ズズ)と加藤和彦サン(トノバン)夫妻つながりなんですよ。 加藤和彦サンのモノマネができると聞くとすかさず加藤サンの 「不思議な日」(名曲です)をリクエストする竹内サン。 坂崎サンがいつものノリで加藤サンのモノマネを披露すると、ウケるウケる。 でもやはり、ふたりよりも三人。 目の前に拓郎サンがいてこそのこのゴージャス感ですよ。 堪能いたしました~。 まず驚かされるのが、表紙のポールの写真です。 よくこんなのが採用されたな、というくらい、刻まれた年輪が顕著に分かる 「年老いたポール」。 飾り気のないその写真に、「素のポール」 をあぶり出そう、という心意気が見える。 そして実際、著者のその目論見は、成功しているように思えます。 何より大きいのは、「NME」「Q」「MOJO」 など音楽メディアで長年記者を務めてきた著者がポールと同じリバプールの出身者である、ということ。 さらにポールと同じファースト・ネームであること。 だからポールはまるで自分の分身に話しかけるかのように、時折同郷人にしか分からない言葉で気さくに著者に話しかける。 この本を読む者は、まずその 「不思議なリラックス感」 に包まれるはずです。 本の構成は大きく二つに分かれます。 前半ではビートルズからウィングス、ソロに至るポールのたどってきた長い長い歴史、後半ではポールの人格に迫る試みがなされていく。 そのインタビューは、一気に行なわれたものではありません。 著者がNMEの記者だった1979年のものから、明示はされていないがおそらく2013年、「NEW」 の発売前後が最新のものではないか、と思われます。 実際読んだ感覚では 「キス・オン・ザ・ボトム」 あたりが最新のような気もする。 その30年以上にわたる膨大なポールへのインタビューを、項目によって構成し直しているようです。 ですから、今年(2016年)亡くなったジョージ・マーティンについてのポールの見解であるとか、最新の情報が提示されているわけではない。 ポールの情報というのはこの歳になってもなお日々更新型ですから、その点については物足りなさが確実にあります。 さらに、30年以上というとポールのものの考え方にも変化変遷があってしかるべきだと思うのですが、30年以上をリミックスにかけているからその変化というものがつかめてこないもどかしさがある。 表紙を飾ったポールの 「老い」 という問題にも、この本はきちんと答えてくれているわけではない。 さらに言えば、ジョン・レノンの死について多くが割かれているのとは対照的に、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの死についての記述はない。 正直なところ、このような本を読み漁ってきた身としては、衝撃に値するような情報が書かれているわけではありません。 しかし前述したような、リラックスしたムードのなかでポールと語らっているような疑似体験を共有できる強みが、この本にはある。 この本全体に貫かれているのが、この心地よさなのだ、と思うのです。 その心地よさが乱れるパートがあります。 自身の失敗作、どうでもいい作品について語るときのポールは多分に感情的になりがちであり、イライラした様子を隠しません。 特に 「シークレット・フレンド」 を語るポールのくだりはポールファンなら一読に値する部分でしょう。 しかしそのイライラも、ポールの人間性が垣間見える瞬間としてこの本にとっては必要なパートなのです。 3000円以上と、この本は決して安くはない部類の本です。 ただその値段に見合うパフォーマンスは兼ね備えています。 この本と付き合った1か月足らずの間、心地よい体験をすることができました(アマゾンの自身のカスタマーレビューより)。 ロック界、いや、すべてのポップミュージックにおけるアルバムの中で史上最高と称され、すでに世界文化遺産の域にまで達しているこのアルバム。 そのアルバムの発売50周年を記念して、スペシャルエディションがリリースされます。 なかでもブッ飛ぶのがこのスーパースペシャルボックスセット。 CD4枚組であらたなリミックスのステレオ盤1枚、モノ盤1枚、初期テイク集が2枚、さらにブルーレイ1枚とDVD1枚で5. 1サラウンド、ハイレゾ音源、ドキュメント映像 「メイキングオブサージェントペパーズ」 のデジタルリマスター等々、卒倒するようなラインナップです。 18、000円プラス税と値は張りますが、史上最高の名盤だからこそこれは買い。 5月26日の発売までに予約をしておけば、アマゾンならば値下がりした時に値段がそのあと高騰しても最安値で購入できます。 ビーファンならずとも、これは注目ですぞ!• 全シングルA・B面プラスボーナストラック(「あなたへの子守歌」)を、山口百恵名義としては初のブルースペックCDとしてリリース。 音はいわゆるドンシャリ系ではなく、アナログ盤に準拠した原音に忠実な印象です。 パッケージングはアナログシングル盤サイズで中袋、CDを納めるケースが完全にドーナツ盤をイメージしています(よく言えば斬新…笑、悪く言えばチャッチイ…笑)。 しかしその発想は買える(笑)。 ほぼ原寸大のシングルジャケットと裏の歌詞カードの複製ブックレット。 ただスキャニングは欲を言えばもう一歩。 当時シングル盤を中心に聴いていたかたなら、この編集盤はかなりの 「買い」 です。 しかしこのジャケット表紙の写真、スッピン風で個人的にはすごく好き。

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