人参 の 栽培。 無農薬・無肥料・自然栽培の平松屋園芸

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人参 の 栽培

人参は年2回栽培することができる野菜で、人参の旬は、春夏は5月~7月、秋冬は10月~12月です。 人参の品種には、『ピッコロ』『オランジェ』『ひとみ五寸』『べによし五寸』『べにもり五寸』『甘美人』『クリスティーヌ』『ベーターリッチ』『恋ごころ』『向陽二号』『Dr. カロテン5』など様々な品種があります。 人参は、ニンジンジュースにして飲んだり、炒め物や、天ぷら、お味噌汁の具にして食べたりと、お料理にも大変重宝してくれる野菜です。 人参の栄養素としては、ビタミンA、カリウム、食物繊維などの栄養が含まれています。 人参の科目はセリ科、好適土壌pHが5. 5から6. 5、連作障害が出にくいので連作が可能な野菜です。 人参の栽培時期は基本的に夏に植えてから冬頃に収穫する4カ月ほどですが、上手く栽培してあげれば1月から5月、6月までの長期栽培も可能で、1年中人参を収穫する事が可能です。 しかし、夏に植えた場合に成長してから一定の低温状態の環境にそのまま居座っていると、人参の場合は「とう立ち」してしまいます。 とう立ちは、急な寒さで花芽してしまい、それに伴って短い茎が急速に成長してしまうものです。 このとう立ちは、とう立ちし難い品種を購入するか、冬を超えるまで成長を遅らせるなどで避ける事が出来ます。 人参は土を乾燥させてしまうと、土の表面が固くなってしまい、発芽しにくくなります。 人参栽培は、水分が切れる時間を出来るだけ減らす事が最大の栽培ポイントですが、ここで水分を欠かしてしまう人も多いです。 それは朝から晩まで乾燥しないように常に湿った状態にしておくのは梅雨などの一定の時期は楽かもしれませんが、夏の暑い頃には乾燥しやすく、その度に水やりをするのは面倒になってしまうからです。 事実、日によっては一日に6回ほど水を撒く必要もあるので、人参は種まきから発芽まで至るのが難しい農作物だと言えます。 人参の栽培を初心者に勧めるのは少し酷になってしまうのですが、この水やりの手間さえ省いてしまうと、発芽した後は他の作物に比べれば管理が楽になります。 乾燥対策には被覆資材を使った布を軽く上からかけておく事が有効です。 これは発芽までの間の乾燥を防ぐ効果があるほかに、雨などで種が流されてしまうのも防ぐ事が出来ます。 あとは除草と間引きさえしっかりと行っていけば、連作する事が可能になるので、多少の手間暇はいるものの、対策をその都度行っていく事で簡単な栽培になると思います。 2.人参の栽培基本(畑・プランター) 人参栽培の基本はまずは土作りからです。 人参は根が深く伸びていくので、耕土を深く出来て、なおかつ保水力に優れていて、排水性の良い土が適しています。 植え付ける3週間前には堆肥、元肥を入れて土を耕しておき、畝を作る時には2条植えを意識して条間20~30cmほど開けます。 また、人参は成長する過程で伸びていく根の先端に障害物が存在していると、それを避けるように根が二つに分岐して伸びていく「又根」という現象が起きてしまいます。 又根は栽培を始める直前に肥料を施肥するなどして馴染んでいない土で栽培を始めてしまったりすると、よく起こります。 これが起きてしまうと、人参を収穫する際に人参が二つに割れた状態のものが出来てしまうので、綺麗に収穫するためにも土の中の石や草、ゴミは目につく限り取り除いておきましょう。 人参に苗はなく、移植もできないため、種まきは畑に直に行います。 種をまく数分前に畑に水をまいておいて土を湿らせておく事も必要です。 また、まいた種は土が乾燥したり雨に流されたりしても発芽する事が出来ないので、発芽するまでは被覆資材を用いた布などを畝の上に被せるなどして、種をしっかりと守ってあげる事が栽培の基本です。 条間20~30cmでまき溝を掘り、種を1cm置きにまいていきます。 種をまき終えたら薄めに覆土を行い鎮圧します。 この時、覆土が薄すぎると種が乾燥して発芽しなくなるほか雨にも弱くなってしまいます。 また、人参の種は好光性種子(発芽するときに光があった方が発芽が促進される種)なので、覆土を厚くしてしまうと光を感じなくなり、発芽しなくなってしまうので、種がしっかり隠れる5mmほどで覆土を行う事が重要です。 人参の種は小さく毛も生えているので蒔きづらいものですが、その労力を抑える事が出来るのが「シードテープ」です。 シードテープは中に種が入っており、水やりを行う段階でテープが溶けて種だけが残るので、テープをまき溝に敷いていくだけで手軽に種まきを行う事が出来ます。 人参を栽培する上では「発芽」というキーワードが非常に重要なのですが、それだけ人参を栽培する上で難関になってしまいます。 人参が発芽しづらい理由ですが、まず種子の中にその抑制物質が含まれてしまっているのがネックになります。 これが含まれているからといって発芽しないわけでもありませんが、多少の悪環境でも発芽が著しく抑制されていってしまうのがこの抑制物質の特徴です。 もう一つは種子の寿命の短さにも問題があります。 種子を買って種まきを行うにしても、種まきを行う時点でその種子が生成されてから1年半ほどの月日が経っている場合は、発芽がしづらいと言えます。 人参の種子の平均寿命は1年程なので、人間で言えば定年を迎えた方を再び職場に駆り出す感じです。 それでも働ける人もいるでしょうが、そのまま上手く働けずにダメになってしまう人もいる事と同じ事が、人参の発芽しない原因にも言えるのです。 周囲の環境次第ではいくらでも発芽しない可能性を秘めているのが人参の種子なので、この人参の種子をどう工夫して発芽まで成長させるのかが一番重要になります。 3.人参の栽培手入れ 人参栽培の手入れは、間引く前に丁寧な水やりなどの鬼門があります。 種まきから発芽までは常に水分を保てるような環境作りをする必要がありますが、発芽して成長して本葉を芽生えてからも水分は必要です。 また、本葉が出始めてからは害虫の被害なども出やすいので、この期間で被害に遭う人参が出ないように対処を施しておく必要もあります。 雑草に関しても、十分な除草が必要になるので、普段からしっかりと除草を行います。 本葉が2、3枚になってきたら、指2本くらいの間隔が空くように間引きします。 間引いた時に出る茎や葉は食用に使えますので、料理の上に調味料として使う事をおすすめします。 また、人参の成長速度は比較的遅めですが、雑草などが生えると人参の成長速度よりも早く養分を吸い取ってしまうので、雑草がないかを確認しておく事が大切です。 本葉の数が5、6枚になってきたら、2回目の間引きを行います。 2回目の間引きでは握りこぶしほどの間隔(10cm~15cmほど)空けておきます。 この時、除草も兼ねて中耕作業(株元の土が固くなってきた頃に畝の間の土を軽く耕す作業)と土寄せ(株元に土を寄せる作業)を行います。 そうする事で、土の中に空気が送り込まれると同時に排水性も良くなり、生育が促進されます。 また、人参の生育を阻害する雑草の予防にもなるので重要です。 土寄せをする時ですが、人参のオレンジ色の部分は葉と根の間の組織と根が合体した部分で、そこが光に当たってしまうと光合成して緑化してしまうので、オレンジ色の根元が隠れるように土寄せする必要があります。 人参は施肥をしないのが特徴ですが、元肥が悪いとその分生育が遅れてしまいます。 この場合、中耕や土寄せと合わせて条間に追肥を行います。 間引いた時に出た人参も1回目に間引いた時と同じように食す事が可能です。 揚げたり調味料に活用する事が出来ます。 4.人参の収穫時期について 人参の収穫時期は、種まきを行ってから3カ月~4カ月ほどで、葉が茂り始めた頃が収穫に適した時期になります。 人参を傷つけないに根元を少しだけ掘ってその太さを確認します。 太っていると感じたものから順番に収穫していきましょう。 収穫する時は、茎の上の方を持って真っ直ぐ引き抜くと上手く引き抜けます。 収穫したものがまだ細かった場合、確認した際に掘った土はそのままにせず、根元の部分へ再び寄せておきます。 なお、収穫できる人参を放置してしまうと裂根(人参の実が縦に割れてしまう現象)を起こしてしまうので注意が必要です。 収穫した人参は、側根が均等に並んでいれば状態が良い証拠ですが、側根の並び方が歪であった場合は生育環境が悪かったという事になります。 人参は基本的に本格的な冬が来る前に収穫する事が普通ですが、まだ育てたいと感じる場合は越冬する必要があります。 枯れる原因の1つとして、越冬する段階で霜が降ってしまう事が挙げられますが、人参の根は本体と違って耐寒性に優れているので、しっかり土寄せを行っておけば収穫量に影響はありません。 冬を越した場合は、2~3月頃に収穫するのが目安になります。 5.人参に発生しやすい病気と害虫 作物には病気や害虫が付きものですが、人参にもそれが存在します。 人参がかかりやすい病気としては「うどんこ病」がまず挙げられます。 うどんこ病は葉の表面が白くカビる病気で、その見た目がうどん粉をかけたように見えるためそう呼ばれています。 うどんこ病に感染すると茎や葉が変形するほか、黄化してそのまま枯れてしまうケースも存在します。 感染経路はカビの胞子が葉に付着する事で感染し、それがどんどん人参まで侵食していきます。 対処法としては、感染初期に発病した葉を切り取ってしまう事です。 うどんこ病は発病した段階で十分目視出来る病気なので、発見したらすぐに切り取って処分します。 害虫も農作物の天敵ですが、人参を含めセリ科の農作物に広く影響する害虫の一つが「アブラムシ」です。 体長5mmもない小さな虫で、目視しづらいのも特徴です。 風にのって飛んできて、新芽や茎など、植物の色々な部位に集団で棲みつき、植物の汁液を吸う事で、植物の生育を大きく妨げます。 また、アブラムシはウイルスを媒介する存在でもあり、人参も感染しやすいモザイク病などの病原菌を吸汁時に植物の体内に注入し、多くの場合感染します。 アブラムシは見つけた場合、処分してしまうのはもちろんですが、光の反射を嫌う事を利用してシルバーテープを巻くなど、飛来そのものを防いでしまう事も効果的です。 人参の育て方を読んだあなたにおすすめの記事:.

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高麗人参は自分で栽培できる

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トンネルマルチ栽培のおすすめの第2弾。 今回は人参です。 同時に葉の成長も鈍り、病気も多発します。 土壌適応性は肥よくな砂壌土が最適です。 土は有機質に富み、通気性があり、保水・排水がよく、潅水や強い雨の後表土がかたくしまらない土質が適しています。 土壌酸度はpH6. 0~6. 6が好適で、pH5. 3以下では外葉が黄変し、生育が止まります。 また、土壌湿度が発芽・根の伸長・肥大・品質・形状・色に大きく影響します。 根の生育には土壌容水量70~80%が最もよく、茎葉の生育はこれより高い方が好適です。 湿度が高いと根部の肌が荒れ、極端な場合には根腐れを起こすことがあります。 乾燥すると根の伸長、肥大が阻害され、色のつき方も悪く、岐根やひげ根が多くなり、水分が30%以下では生育しません。 また水分が不規則に補給されると肌が粗くなります。 一般的に人参の栽培では、前半は適湿で後半はやや乾燥気味が良いとされています。 春まきでは、どうしても後半に梅雨時が当たるので、春まき人参の栽培の難しさがそこにあります。 この温度の条件も春まき人参の栽培を難しくしています。 土壌水分で言えば、多湿より乾燥気味のほうがカロテン含量は多くなります。 根の肥大も悪くなく、カロテン含量もやや多い70%内外の土壌水分が最適です。 施肥で言えば、チッソやカリの不足は一般に生育不良となり、リン酸の過剰な施肥は色を淡くする傾向があります。 人参のトウ立ち(抽苔)は、大根と違って、緑植物感応型(グリーンプラントバーナリゼーション)と言う生理現象でおこります。 大根同様、低温感応性は品種によって異なり、一般的に東洋系は敏感で欧州系は鈍感です。 一般的に東洋系は抽苔しやすく、西洋系はしにくい、と言う分け方ができますが、品種によって様々で、大根同様、春まきでは晩抽系の品種を使います。 人参のトンネルマルチ栽培での注意点は、大根に比べ株間が狭いので、95cm幅のマルチでしたら、4条または5条で13~15cm株間の穴の開いたタイプかスリットマルチを使います。 また、マルチをした場合土壌が乾燥しやすいので、初期の過乾燥には注意します。 大根よりも高温を嫌うので、春の温度上昇とともに換気に注意します。 栽培の作型とは関係ありませんが、現在販売されている人参の種子はコート種子と生ダネ種子の2種類があります。 コート種子は人参の種子に土状の物質でコーティングして楕円形の粒状にしてある種子の事です。 生ダネ種子はそのままの人参種子です。 (下の写真) コート種子と生ダネ種子ではそれぞれ長所・短所がありますが、乱暴な言い方をすれば、コート種子は蒔きやすいと言う所が最大の長所で、乾燥に弱い所が短所になります。 生ダネ種はその逆になります。 おすすめ品種は、味で選べば「ベータリッチ」「アロマレッド」、栽培性で選べば「向陽二号」「愛華」「恋美人」と言う感じでお勧めしております。

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ヒュウガトウキ(日本山人参)の健康をも促進する栽培方法とは?

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私たち、宮崎・すどう農園は日々、日本山人参と向き合い仕事をさせていただいております。 その中で、畑での栽培に限界を感じ、数年にわたり様々な栽培方法を試験してまいりました。 時には、イノシシに荒らされたり、シカにほとんど食べられたりと順調にはいきませんでしたが、現在、本格的に山の中での有機自然栽培を進めております。 山の中での栽培は、車も入らず、トラクターも使えずイノシシやシカの対策など、大変なこともあります。 しかし、春・夏に木の葉が茂り、木漏れ日の下で日本山人参が成長し、秋・冬に枯れ葉が落ちて土にかえり養分となっていく、この自然のサイクルが日本山人参にとって必要不可欠であると私たちは考えています。 日本山人参(ヒュウガトウキ・日向当帰)の種まき 日本山人参(ヒュウガトウキ・日向当帰)は、夏に白くて小さなかわいらしい花を咲かせます。 トウが立ち花が咲いて種を付けると、日本山人参の株は、枯れたり小さくなってしまいます。 そこで、宮崎・すどう農園では、種を取るための株を数株残して、トウが立つ前に切ってしまいます。 種を取るために残した、日本山人参から取った『種』です。 風が吹くと本当に飛んで行ってしまいます。 この種を、冬に蒔きます。 種を蒔いてから3〜4週間で発芽します。 クヌギの木(丸いドングリを実らせる木)が程よい日陰を作ってくれるので、日本山人参も元気に育ってくれます。 そして、秋から冬になるとクヌギの木は葉っぱを落とします、落ち葉はそのまま土にかえり養分となってくれます。 宮崎・すどう農園は自然と共に日本山人参を育てています。 日本山人参(ヒュウガトウキ・日向当帰)の収穫 宮崎・すどう農園では、すべて手作業で収穫します。 枯れて茶色くなった葉や茎を取り除きながら、上質なものだけを1本1本鎌で収穫していきます。 カード番号は暗号化されて安全に送信されますので、どうぞご安心ください。 ・配送は、ゆうパック・ゆうパケット 『ゆうパケット』は配達日時の指定は出来ません。 【代金引換不可】 ・ご注文確認(ご入金確認)後の2営業日以内の発送を こころがけておりますが、万が一ご出荷が遅れる場合は メールでご連絡致ます。 ・また、ゆうパックは時間指定もうけたまわります。 下記の時間帯にてご指定頂けます。 午前中・12時〜14時・14時〜16時・16時〜18時・18時〜20時・20時〜21時 営業時間帯について プライバシーについて ネットでのご注文は24時間受け付けております。 お電話でのお問合せは下記の時間帯にお願いします。 お客様からいただいた個人情報は商品の発送とご連絡以外には一切使用致しません。 当社が責任をもって安全に蓄積・保管し、第三者に譲渡・提供することはございません。

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