花の慶次 利沙。 花の慶次

花の慶次が途中からつまらなくなったのは脚本の麻生さんが抜けたせいなのでしょうか。 【OKWAVE】

花の慶次 利沙

Contents• ここでは 「花の慶次」 のあらすじ・ストーリーについて最初から最後まで ネタバレありで話しています。 もし、ネタバレは見たくない!どんな漫画かだけを知りたい! という人がいたらネタバレなしのレビューも書いているので こっちを見てください。 「花の慶次」を無料で読むには 「花の慶次」をすぐ読みたい方は 「漫画BANG!」という無料アプリで読むことが出来ます。 (iOS・Android双方で使えるアプリになっています) マンガBangはAppStore無料ランキング2位、250万DLの国内最大級のコミックアプリで アプリ内で配信されている全巻無料対象マンガは毎日30分間無料で読めます。 もちろん「花の慶次」も無料で見られますよ。 1.プロローグ 「かぶきもの」=「傾奇者」 傾く(かぶぐ)とは、異風の姿形を好み、 異様な振る舞いや突飛な行動を愛する事をさす。 そして戦国時代、ここに天下一の傾奇者がいました。 その男の名は 前田慶次 (主人公の 前田 慶次) 戦国時代末期。 天正十年(1582年) 北条家との決戦を控える滝川一益の軍勢は野生馬狩りをしていました。 そこにいた巨大な馬が滝川軍を脅かしていました。 その馬を殺すように指令する滝川一益ですが いとこの滝川益氏は縁起が悪いと指令を断ります。 滝川益氏の次男で前田家に養子にやられた前田慶次は 一益から馬を討伐するように命じます。 慶次は殺さずに飼いならすと宣言し、その馬の元に向かいます。 一目で馬の雄大さに惚れた慶次は、その馬を松風と名付け 何度も松風の元に通い、自らのパートナーとなるのでした。 これから慶次と松風はどんな戦に向かうのか?? 傾奇者前田慶次はどんな伝説を作るのか?? 2.秀吉との対面!傾奇者は我を通せるのか? 織田信長は既に本能寺の変で没し 信長の後継者争いとして戦っていた柴田勝家と羽柴秀吉の戦いは 羽柴秀吉が勝利して、柴田勝家は自害。 時代は秀吉の天下へと導いていました。 そんな中、加賀50万石の領土を収める前田利家は 慶次の扱いに手を焼いていました。 利家に使える忍である四井主馬を使って慶次を葬ろうとしますが 真っ当に勝負を挑んでも、願鬼坊を使っても上手くいきません。 そんな中、越中の佐々成政が利家の領土である 末森城に攻め込んだという連絡を受けます。 利家は援軍を渋りますが、前田慶次は親友である 奥村助右衛門を助けるために単身駆けつけます。 圧倒的な戦闘力を見せる慶次は佐々軍相手に堂々と戦います。 すると周りの意見に推された利家軍が助けに来て、佐々軍を蹴散らすのでした。 利家は軍規を犯した慶次を処罰しようと思いますが 奥村助右衛門、村井若水らの後押しもあり、処罰できなくなるのでした。 その後も慶次の元には蛍、蝙蝠という忍びが 暗殺を目論みますが、慶次はそれらを跳ね除けます。 そして、主馬軍団も退けて、主馬を裸で晒し者にする事で決着。 前田利家も慶次の命を狙う事をやめますが 慶次が慕う前田利久が亡くなった事で、慶次は加賀を出る決意をします。 主馬の元配下の捨丸とおふうを連れて京へ向かう慶次達 道中で千利休の息子、千道安を懲らしめた事で利休と出会います。 利休は堺の商人衆と徳川家康が連判状を結んでいた事を 豊臣秀吉に狙われる事を恐れて、秀吉を暗殺しようとします。 暗殺しようとした刺客を捉えて拷問にかけようとしますが 忍の侘助が兄である刺客を殺してしまいます。 慶次と徳川家康は侘助を助ける為、摩利支天を呼び騒ぎを収めます。 利家は傾奇者である慶次を秀吉に会わせると前田家に泥を塗ると感じ ずっと秀吉との面会を避けていましたが 秀吉は前田利家に慶次と合わせるように厳命します。 慶次は殺されるなら秀吉を殺そうと目論み 秀吉の御殿である聚楽第に招きます。 マゲや衣装など傾いた姿を見せて秀吉の命を狙う慶次ですが 秀吉はそれを悟り、警戒心を高めます。 絶体絶命となりますが、素直な人柄で秀吉に認められます。 秀吉から傾奇御免という称号を貰った慶次。 前田利家は慶次殺せなくなってしまいました。 3.盟友直江兼続と共に挑む佐渡攻略!本間一族との決着! そんな慶次の元に現れたのは上杉家家臣の草間弥之助。 弥之助は直江兼続の妹と恋仲にあった嫉妬によって殺されてしまいます。 これに激怒した直江兼続と当主の上杉景勝は家臣達を改心させ 慶次と兼続は親友となるのでした。 そんな慶次に襲いかかってきたのは岩兵衛という鬼のような男。 岩兵衛はおふうの父親であること、 七霧の里に連れて帰りたいことを告げます。 おふうは北条家が豊臣と帝を分断させるための 政治道具として利用されようとしていました。 風斎と月斎という風魔の親分格の人間がおふうを捉えようとやってきます。 風斎と月斎は石田三成の目を七霧の里に向けさせ 秀吉の正室である茶々を狙います。 困った石田三成は直江兼続からのアドバイスで、 慶次の元に対策を相談しに行きます。 慶次は風魔の親分である風魔小太郎は面白い事を求めていると進言し 茶々のいる場所へ敢えて誘い込み、慶次と小太郎の決闘を行います。 ギリギリの戦いの中、小太郎の炮烙玉を抑え込んだ慶次が勝利。 風魔は秀吉から手を引きます。 時は経ち… 上杉景勝と直江兼続は佐渡にいる本間一族を討伐しようと動いていました。 形だけ上杉一族に味方している本間佐馬助が こっそりと景勝の首を狙っており、上杉軍は攻めあぐねていました。 そんな中、鉄仮面をつけて表れた前田慶次が現れ、上杉軍の味方をします。 表向きは上杉軍である佐馬助を攻められずに困っていた景勝に対して 慶次は蛮頭大虎、坂田雪之丞らの囚人を連れて単独で 本間軍の拠点である河原田城へ攻め込みます。 その道中で佐馬助軍をも鎮圧した慶次軍は 佐馬助軍もろとも河原田城へ攻め込んでいきます。 怒涛の勢いで河原田城を攻めた慶次達は1日で城を落としますが 蛮頭大虎、坂田雪之丞は戦死してしまいます。 結局、上杉軍は佐渡を占拠して、本間一族は一人残らず佐渡から追い出すのでした。 慶次は骨という忍びに、この本間一族の乱心は 豊臣秀吉が直江兼続欲しさに仕組んだことである事を教えるのでした。 4.北条家との小田原決戦!真田幸村、伊達政宗登場! 時は経ち、日本で二番目の大名である北条氏政が 真田昌幸の城を攻めたことで、 秀吉軍との戦争が引き起こされようとしていました。 慶次はここで真田幸村と出会います。 一本気で熱い男である幸村に惚れ、一緒に行動する事になります。 秀吉は20万人を超える軍勢で北条家の拠点である小田原城を攻めますが その先鋒隊として幸村は猿飛佐助、三好清海入道と共に出陣します。 秀吉軍の先鋒として、大道寺政繁軍に奇襲戦法を仕掛けて優勢に戦を進めます。 そんな中、秀吉は伊達政宗が戦に参加しない事に苛立ちを覚えます。 このままだと北条家を攻略した後に 伊達家を攻めなくてはいけなくなる事から 奥村助右衛門は慶次に秀吉の使者として伊達政宗の元へ行き 小田原攻めに協力するためように送り出すのでした。 幸村は慶次と一緒に伊達政宗の元に行きます。 伊達政宗は母親と弟に権力の座を狙われている事から 自分の城を留守に出来ない事情がありました。 そんなお家事情から人に心を開かない政宗でしたが 慶次は真っ直ぐな心で接し、殴り合いの末、政宗の心を開く事に成功 母の保春院と弟の小次郎を造反の疑いで追い出し、小田原行きを決心します。 秀吉の機嫌も直り、政宗は殺されずに済みます。 そして、北条は秀吉によって滅ぼされてしまいます。 5.生涯の伴侶となる利沙との出会い!琉球王国での激戦 時が経ったある日、千利休が秀吉により殺されてしまいます。 朝鮮出兵反対など色々な理由での事でした。 慶次は千利休の息子である与四郎と出会います。 与四郎は宣教師を装って日本にやってきたイスパニアの兵士であるカルロスから 娘の利沙を守るために病をおして戦いにきたのでした。 しかし、「手」という特殊な武術を使うカルロスにやられてしまいます。 慶次は与四郎の戦士としての誇りを重要視して カルロスと与四郎の死闘を見守るのでした。 与四郎の残した与次郎、利沙を守るため、琉球王国へと出向きます。 旅の途中、遭難して琉球王国へ漂流した慶次は 一時的に目が見えなくなってしまいますが 偶然に利沙の屋敷に世話になります。 ならず者の火嘉宇堂を追っ払っい制裁を加えたことで 兄であり、地頭代である火嘉宝山の元に行く事になりますが 火嘉宝山は宇堂を真っ二つに斬り慶次に詫びを入れ、関係を築いていきます。 そんな中、琉球王国の王の手勢が利沙を攫っていきます。 王の尚寧は若き頃に利沙と恋仲になっており 再び会うために行動を起こしたのでした。 利沙のあとを追って慶次と宝山は琉球王国へ向かいます。 その途中ではぐれた捨丸や岩兵衛らと出会い、合流を果たします。 琉球王国の那覇に上陸した慶次は役人である宗元と関係を築き首里へと迫ります。 利沙に会うべく首里城に少人数で乗り込んでいった慶次は 途中で毛虎親方といくさになります。 毛虎の腕を切断し、勝利を収めた慶次は先へと進んでいきますが ここには竜嶽親方という人物が待ち構えていました。 竜嶽親方は自分の地位を高めるために慶次と 毛虎親方を亡き者にしようと企んでいました。 そして先に訪れていたカルロスも殺害し、首を持っていました。 怒りに触れる慶次は竜嶽親方とのいくさになります。 しかし、多勢に無勢である事に加えて、毛虎親方を人質に取られてしまった事から 慶次は拘束された状態で国王の尚寧に会います。 ここで利沙と再会する慶次ですが 慶次は竜嶽親方からスパイ容疑をかけられてしまいます。 しかし、尚寧は慶次の堂々たる姿を見て、二人で話をします。 その間にクーデターを起こす竜嶽親方。 尚寧は竜嶽親方のクーデターを鎮圧し、琉球王国は平定されます。 慶次は尚寧の男っぷりに惚れ、利沙を譲ろうとしますが 利沙は慶次についていく事を決断、尚寧も利沙を慶次に託すのでした。 6.前田慶次、最後の大立ち回り!終生を迎える場所はどこ? 京洛に戻ってきた慶次。 徳川家康の次男である結城秀康と交流を持ち、のんびりと暮らしていましたが 豊臣秀吉が死去したため、時代が大きく変わってきます。 徳川家康が実験を握りつつある中、直江兼続が仕える 上杉景勝は徳川に叛意を表明していました。 戦力差は歴然で上杉家、直江兼続の死を予感した慶次は 自らも一緒に命を落とすことを覚悟していました。 徳川同盟軍に周りを囲まれている上杉家の元に行った 慶次は上杉軍として命を賭けて戦う事を誓います。 間もなく開戦というタイミングで大阪で石田三成が挙兵をします。 主力の大半が大阪に向かう中で、 上杉家は山形の最上軍と激闘を繰り広げます。 そんな中、石田三成が敗北します。 徳川軍が上杉軍がいる会津に向かってくる事が明白な中 最上軍を相手に退却戦を強いられます。 勝ち目なしと見て、自決しようとする直江兼続を制して 鬼神の如く活躍する前田慶次達。 遂には最上軍を撃退するのでした。 石田三成は処刑されて、徳川軍に反旗を翻すのは上杉家のみ そんな上杉家を救うべく、慶次は和平の使者として訪問。 自らの髪を全て剃り落とし、上杉家を救うのでした。 慶長6年(西暦1601年)9月 最上軍との戦いで鬼神の如き働きを見せた慶次に対して 毎日のように士官の誘いが来ていましたが 慶次は全ての誘いを断っていました。 そんな中、直江兼続が慶次の元へやってきます。 兼続は慶次に低い待遇での士官を依頼しに来ますが 慶次はその兼続の心を汲み取り、共に上杉家の元に行きます。 京との別れの日。 慶次と捨丸は街中に小判を持って現れます。 捨丸は「かぶき者前田慶次様のかぶきおさめや!」と叫び 小判をばらまきながら「音を出せ!踊れ!唄え!」と言い 町民と共にどんちゃん騒ぎをするシーンが描かれ 漫画「花の慶次」は終了となります。 「花の慶次」の全体評 ここまでずっと「花の慶次」のあらすじ(ネタバレ)を語ってきました。 このあらすじを見て頂いても分かる通り いくさのシーンは極めて少ないのがこの漫画の特徴です。 慶次の圧倒的な強さは随所に描かれいているですが 人間前田慶次の魅力を取り上げているのが 「花の慶次」の面白いところですよね~ とはいえ、戦国時代とは全く関連性のない 琉球王国編はちょっと退屈だったかもしれません。 そのフリがきいてしまったのか 最後の上杉家での激闘は熱かったですね。 「まけいくさこそ面白い!」 と言い放つ前田慶次の真骨頂が出ていて とても情緒のあるラストになっていました。 ドンパチシーンはあまり描かれていないので 派手さはありませんが 大人の男の魅力を存分に伝えた漫画になっているので 是非、一度読んでみてほしいですね。 マンガを無料で読めるアプリをまとめました。 「サンデー」「マガジン」などのメジャー雑誌の漫画から 白泉社、集英社、講談社、小学館、スクウェア・エニックスのマイナーな漫画まで 紹介をしているので、お好みの漫画があったら読んで下さい。

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CRA花の慶次SP~琉(ニューギン)パチンコ図鑑:777(スリーセブン)

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天下一の。 身の丈は六尺五寸(約197cm)以上ある大柄な武将(原作では身長六尺三寸(約190cm)、体重二十四貫(90kg)とされている)。 出自はの従弟であるの次男で、の兄・の養子となる。 養父利久の一生を見届けるまであえて不仲の叔父利家の治めるに居続けるなど自らの道理で生き、自由を貫き通す奔放な男。 肝っ玉も据わっており、権太という見世物小屋を抜け出した熊と酒を飲んでいたこともある。 勝ち戦よりも負け戦こそいくさ人のあるべき場所と信じ、好んで劣勢な軍勢に味方する(原作では前田家に仕えた後に慶次が参加した合戦は全て勝っていると書かれている)。 膂力に優れ「甲冑の隙間を突く」のが戦場での刀の使い方の常法であるこの当時、甲冑ごと敵を斬り捨てる常識外れの刀法を見せる。 そして酒を樽ごと一気呑みするほどの酒豪。 その一方で旅日記を書く、を写本する、と交流するといった風流な文化人の側面もある。 その無頼な振る舞いを気に入った秀吉から「いかなる相手であっても自分の我を貫き通してよい」という「傾奇御免状」を与えられた。 自称として、雲井ヒョットコ斎、一夢庵ひょっとこ斎(出家後)がある。 立腹した時は常に持ち歩いている(の特製であり非常に重い)を逆さにして音高く「トーントーン」と二度叩き、火皿の中の煙草をふるい落して煙管で殴りつける癖がある(原作では喫煙の場面自体が少なくこの癖はない)。 猿や白鷺の衣装といった多種多様な衣装を披露する。 原作及び史実では妻子があるが(原作では一男四女の父であり金沢出奔の際に離縁している)、本作では全く触れられていない。 まつとの関係も同様にカットされている(原作では少なくとも2回は肉体関係を持っており、本作でも「殿様の正室が不義を働いて云々」というくだりがある)。 原作『』での名前は「 前田慶次郎」だが、隆慶一郎の提案により「前田慶次」と略することとなった。 慶次の愛馬。 一蹴りで人を殺せるほどの巨体と馬力の持ち主であり、本作・原作ともに何人もの敵をその馬蹄にかけて殺している。 脚力も抜群であり原作では「並の馬の倍近い速さ」と書かれている。 の近くで野生馬の群れを率いていた。 馬を手に入れようとする滝川勢を翻弄するが、並の馬では一合戦で乗り潰してしまう慶次に惚れ込まれ、彼に10日間をかけて「口説かれ」る。 慶次にとっては戦友で心を通わせあっており、慶次はをつけずに乗りこなす。 非常に癇が強く、基本的に慶次以外の人間は乗せようとせず、幸村なども振り落とされている(原作では骨に襲われて危機に陥った捨丸が短い時間だが乗せてもらっている)。 人の言葉を理解している。 また実際に発声したわけではないが一度だけ劇中で「なにを甘ったれたことを言ってるんだ〜」と心の言葉を発した描写がある。 本作オリジナルのエピソードとして松風には後藤又兵衛の馬狩りで瀕死の状態となった子馬がおり、松風は慶次の刀を銜え苦しむ我が子への介錯を慶次に託した。 その時、松風は初めて「紫色」の目から涙を流し、わが子の最期を看取った。 弟を松風に蹴り殺され慶次を付け狙っていたが、その一方で惚れ込んでもおり、仲間7人を殺すことで覚悟のほどを証明し慶次に仕える。 位こそは下忍(原作では下忍以下の身分であるとされている。 作中でも侍身分の下忍より下の身分と描写されている)だが、加賀忍軍ではトップクラスの実力者であり、慶次の一の家来として作中の最後まで勤め上げる。 主馬も彼の技量を惜しんで一回だけ加賀忍軍復帰のチャンスを与えている。 ただ、作中では四井主馬に目の前にまで接近されても気付かなかったり加賀忍びに不意打ちを食らって殺されかけたり、利休の配下の忍者に天井裏で容易に後ろを取られるなど、相手に殺す気があったら何度も殺されている場面があり、未熟な面も散見される(原作では骨以外の敵に遅れを取る場面はない)。 が主な武器。 本作では炸裂弾やを投げるほか、「らん!」という台詞とともに小刀で斬るといった描写も追加された。 によるの名手でもある(原作では銃器を扱う描写はないが、本作では原作の金悟洞 の役割も担当している)。 物資調達や交渉術など世渡りに長け、世間一般の事例処理はほぼ全て彼が受け持つ。 慶次が前田家を出奔した後に住み着く屋敷は捨丸が手配したものである。 一見するとひょうきんなお調子者だが、内実は非常に思慮深く誠実な人物。 本作では嘘をつくと無意識に両目が外を向いてしまうという癖と戦闘の際には「たらら〜」と鼻歌を歌う癖が追加されている。 また慶次曰く「案外と誇り高い男」。 慶次を殺した手柄で侍になることが夢だったが、主馬との再会でその機会を得た際、慶次の人柄を改めて知り「正々堂々と戦って殺らなきゃ罰があたる」と殺すことを思いとどまった。 その後、慶次を殺そうとする意思・行動の描写は特にない。 原作では慶次の上京後に登場する「骨」を先行の読切版で登場させてしまったため、代わりに登場した。 物語後半では金悟洞の代役ともなっている。 鬼のような顔をした七霧の里の住人。 おふうの育ての親でおふうを連れ戻そうと慶次の命を狙っていたが、やがて慶次の人柄に惚れ込み家来となる。 恐ろしげな容姿とは裏腹に、非常に純粋で心優しい男。 かつて愛していたお雪の娘であるおふうを唯一無二の大切な存在と思っており、彼女のためならばいかなる危険も顧みない。 人の心を読むという異能の力を持つが、その力が通用しなかったり、並外れた殺意を読み取ってしまった相手には恐怖することもある。 巨体と並外れた怪力を生かした拳撃や蹴りを得意とし、その威力は鎧に身を包んだ兵士ですら徒手で打ち殺すほど。 体術にも長け、素手でを払い落とす、関節を外しての上体そらしで斬撃を回避する、木を垂直に駆け上るなど抜群の身体能力を見せつけ初対面の慶次を驚嘆させた。 耳そぎ願鬼坊にさらわれ 、耳削ぎと耳持ちをやらされていた少女。 外見は7-8歳前後の子供に見えるが、実年齢は少々上の14-5歳程度であることが作中で判明する。 当初は表情も暗く喜怒哀楽を表に出さなかったが、願鬼坊が慶次に倒されてからは感情を取り戻し、合戦以外では慶次らと行動を共にするようになる。 良識あるしっかり者で、慶次や捨丸に対して突っ込み役に回ることもしばしば。 慶次に対して仄かに憧れの念を抱いているらしく、遊女らに囲まれ楽しげな慶次を見て不機嫌な様子で「だらしない」と言い、骨には心の内を見透かされ「妬いているのか」とからかわれている。 本作品で京訛りの言葉を常用している数少ない人物の一人である。 後にの男性と七霧の里の女・お雪との間に生まれたという出生の秘密が明らかになり、七霧の里へと戻り慶次一行と別れた。 七霧の一族に伝わる異能の力を色濃く受け継いでおり、遠く離れた所にいる人物の心中を正確に言い当ててみせ、七霧の長を驚嘆させた。 「おふう」という名の人物は、隆慶一郎の別作『』、『』の両作品にも登場する。 の血が入った絶世の美女で、カルロスや慶次が琉球を目指すきっかけとなる。 しかしその美貌ゆえに、琉球国で利沙を巡り壮絶な争いが繰り広げられた。 後に海を渡り、京で慶次と生活を共にするようになる。 と呼ばれるほどの清らかな心の持ち主であり、その優和な人柄と深い愛情で周囲の人々の心を癒していく。 母から習ったが得意。 原作の伽姫 に相当する本作オリジナルキャラクター。 かつては「槍の又左」と称されるほどの猛将だったが、現在ではプライドばかり高く周囲を気にする小心者に成り下がってしまった。 慶次と対比して器量の小さい人物として描かれており、史実の前田利家よりかなり貶められている。 とを愛用しており、臆病で神経質な利家の言動をコミカルに表現する小道具としてたびたび登場する。 本作の利家は人望に恵まれた人物ではなく「俺は今まで誰からも好かれた事がない」と自認するシーンがある。 そのため万人から愛される慶次に嫉妬し、同時に自身の地位を脅かす最大の内敵と恐れていた。 しかし自らの力で築き上げた前田家への思いは強く、慶次もそれは口には出さないが深く理解している。 戦国武将らの間で男色・がごく当たり前の事だったという史実 を踏まえた内容になっており、その数少ない描写の一つに利家が小姓の水丸に自分と共に風呂に入るよう命じるシーンがある。 また史実を踏まえた場合慶次とさほど年齢差がないのだが、本作では利家は白髪で若干太り気味の初老の男として描かれている。 原作にあった死の床に就いた利家と慶次が酒を酌み交わす和解シーンはカットされているため、仲違いのまま死去したことになる。 母性的でいて尚且つ少女のような可憐さを持つ美女。 慶次が心底惚れている女性であり、何かと気の弱いところがある利家を支える女丈夫である。 の際、出陣を渋る利家に代わり城内の女たちを引き連れ救援に赴こうとし、利家を慌てさせ出陣させた。 また利家が大名になった後もたびたび城下に下り買い物を楽しむなど、奔放で天真爛漫な性格は利家および配下の人物の心配の種になっている。 原作では慶次との関係となったが、本作にそれらの描写は無い。 ただし、劇中で助右衛門が二人の関係を暗に認める言動をとる場面がある。 の直前には、前田家を疑った徳川家康のもとに自ら人質に出向き、前田家を救った。 慶次とは莫逆の友で良き理解者。 加奈の兄。 誠実な性格で争いが起きても彼がそこに現れるだけで争いは鎮まるという。 また、寡兵で佐々軍1万5千から末森城を死守、その時昇り来る敵兵に慶次と共に小便をかけるなど豪勇さをも併せ持つ文武両道の傑物。 史実においてもをして「沈着にして豪胆」と言わしめた人物である。 一方、作中では慶次ともども美青年のように描かれているが、史実ではもっと年老いている(原作では初登場の時点で36歳と書かれているが、史実よりもずっと若く設定されている。 また「風采の上がらない小男」と容貌に関しての記述がある)。 16年前の荒子城で慶次や猿と共に立てこもった場面では18歳と表記されている(史実では当時29歳)。 妹の加奈が引き起こした騒動を収めるため、慶次を斬ることを決意するが失敗し涙を流す。 その後についての描写は一切なく、再会した際にも触れておらず、曖昧に終っている。 政治的な工作や諜報活動、またある時は利家の個人的なわがままのため常に奔走している。 利家のために松風を手に入れようと慶次を暗殺しようとするも失敗、松風に蹴られ巨大な蹄跡が口から頬にかけて残った(前歯も4本ほどを残して全て折られた)。 この事から慶次に憎悪と殺意を抱くようになり、その後も慶次に右腕を斬り落とされる、果ては全裸で晒し者にされる など散々な目に遭うが、その度に怨みを募らせつつ執念深く慶次の命を狙い続け、遂には甲斐の蝙蝠を招聘。 それによる蛍の死で怒り狂った慶次と全面対決を敢行するが、飛び加藤の助勢によって失敗。 更には飛び加藤に先手を打たれた 為に報復行動を封じられ、暫くの間沈黙を余儀なくされる。 捨丸には全く気付かれることなく真正面まで迫って隙を突いたり、同じ忍者の蛍にも全く気付かれず床下から忍び込むなど優秀な忍びではあるものの、慶次には「相変わらず下手な変装だな」と変装を容易に見破られて奇襲もことごとく失敗しているなど全く歯が立たない。 後に加奈がまつが書いたように偽造して書いた慶次宛の恋文を不義密通の証拠として利家に送り、慶次へ復讐しようとしたが成功したか否かの描写が無いため、結果は不明。 原作では慶次を殺そうとはしているものの、身体の損傷などは一切していない(慶次と直接顔を合わせる場面も皆無)。 また「慶次殿」とある程度敬意を持った呼び方をしている。 四井主馬の配下。 「耳削ぎ願鬼坊」の異名を持つ。 自らの剣を工夫に工夫を重ねた飛燕の剣と自慢するほどの居合の名手。 慶次の剣を獣の剣と蔑む。 切り殺した相手の耳をおふうに削がせ、桶に耳を溜め込んでいる。 四井主馬の命により慶次を殺さんとするが、松田慎之助の死・さらにその耳をおふうに切らせようとしたのを見て憤怒した慶次に一瞬で身体を縦一文字に両断されて絶命。 利家の兄。 病弱で前田家の家督を慶次に継がせようとするが、信長の一声で利家が当主になる(原作では利久が庇護を求めて接近していたが信長に警戒されており、佐渡守の勢力が増大するのを信長が嫌った為という説明あり)。 妻はお春。 武で鳴らした弟の利家と対照的に忠と信と義を重んずる武将であり、婚姻の際にお春が前夫の子供(慶次)を妊娠しているにも関わらず、あえて実の子として育てた。 過去に合戦にて兵糧攻めにあった時、乾きに苦しむ慶次に自分の血を飲ませてまで生き延びさせようとする行為に心を打たれた慶次は実父以上の存在として尊敬し、亡くなるまで加賀に居続ける決意をさせた。 慶次の弟妹に当たる人物が出てこなかった描写から後妻を娶らなかった模様ではあるが、触れられていないため曖昧である。 慶次の実母。 滝川益氏の側室であったが、彼女に激しいほどに夢中になった前田利久の強引なまでの願いで彼の妻となる。 彼の誠実さ、そして熱意に惹かれついて来たがお腹に子を宿していたことを告白、利久に自分を斬り捨てるように言う。 しかし「惚れたお前の子ならば良い子に違いない、わしの元にいてくれないか」と利久に請われた事で彼の妻になる事を決意し、慶次を生んだ。 慶次が子供だった頃の回想には出てこなかった事から、どうやら慶次を生んで間もなくして亡くなった模様。 利家配下の隻眼で小柄な老将。 後述の甲冑の警備を利家から命じられた際には慶次が「若水殿ほどの武士にこのような役目を」と言っていることから、慶次からも一目置かれていた様子。 利家が秀吉から拝領した信長の遺品の甲冑に傷をつけたため、となるところを慶次の機転で救われる。 その後、利家が兵力の不足から見捨てようとした末森城への援軍をただ一人断固として主張するが認められず、息子とわずかな手勢を率いて勝手に救援に向かう。 そして慶次の助勢で見事功名を挙げ、出来の悪い息子の陽水に武士の、漢の何たるかを教える。 小柄な体格に似合わず、慶次と対等に酒を酌み交わすほどの酒豪。 若いころの性格は息子と似て臆病で、片目を失った傷も陣から逃亡しようとした際に背後から奇襲しようとした敵と鉢合わせし戦闘になったためであることが語られている。 若水の息子。 末森城救援が初陣。 生意気なだけの未熟者と父親を嘆かせていたが、慶次らと共に戦う中で人間的に成長し武士としての生き方を真剣に考えるようになり、初陣を見事に勝利で飾った。 本人曰く恋人がおり近々子供(若水にとっては初孫)も産まれるとのことだが、これは末森城から逃亡するための方便である可能性もあり、結局真偽は作中で明らかにされていない。 父親に似て非常に酒が強い。 若水が利家の面目を保つため切腹を命じられた際、父のやりたいようにやらせてくれと涙ながらに訴えて慶次と酒比べをした。 実力的にはとても敵わなかったが、その根性と成長ぶりは慶次と松風も敬意を表し、死ぬ寸前で杯を払い飛ばし助けた。 その後は慶次の策略や助右衛門らの嘆願により親子共に助命されたようである。 利家ので美少年。 末森城攻防戦の後、末森城で利家に風呂を勧めた。 村井一族を許すという利家の発言の証人になるよう慶次に命じられる。 奥村永信 本作オリジナルキャラクター。 助右衛門の父。 信長来城の折、子・助右衛門が信長に茶を出す場面で緊張した面持ちがうかがえる。 としてまつに仕えている。 原作では登場時の年齢が30歳とされており、本作でも「嫁に行き遅れた女」と下女たちから陰口を叩かれていることから当時としては若くない年齢に達している模様。 男勝りな性格で、その人柄は加賀では女傾奇者と呼ばれるまでに知れ渡り家臣たちを弱らせている。 本作では小太刀免許皆伝の腕前だが、原作では助右衛門があえて皆伝を受けさせず、に留まっている。 慶次の弁では幼い頃は垢抜けない雰囲気の少女だったようだが、美しく健康的な女性へと成長し慶次を驚かせた。 幼い頃から慶次に密かな想いを寄せており、これが騒動の引き金になってしまう。 原作では男に目もくれないのは兄の助右衛門に抱く想いの影響で、慶次のことは全く意識していない。 これについては本作で、慶次が助右衛門に対して「お前が側に居たら他の男は皆カボチャに見えるだろう」と言うシーンに名残を留めるのみである。 雪丸 利家の小姓で美少年。 人を見下したかのような冷たい容姿に違わず性格は残忍酷薄で、利家の寵愛を笠に着て横暴の限りを尽くす傲岸不遜な男。 加奈の下でまつに仕える侍女を妊娠させたが、嫁に貰うのを拒絶したばかりか笑い物にした上、怒った加奈を完全に侮ったことで顔に大きな十字傷をつけられた。 一命は取り留めるも、この十字傷が一生消えない程深く斬られた物だった事に恥辱と屈辱を味わわされ、程無く逐電した。 利家の嫡男。 徳川家康の会津攻めに参加した。 原作では助右衛門の要請で、慶次の上杉助命運動に助力する。 若い頃の利家によく似た風貌に描かれている。 という武門の名門を継ぎその重さと責任のため笑うことがない。 それにより眉間の深い皺が生涯消えることがなかったという。 原作においては兼続の主君というだけであまり描写は見られないが(慶次が「景勝(と兼続)に惚れている」という発言はあり)、本作中においては上杉家の小姓のいざこざの時に見せた態度から、慶次が感服する事となった。 普段は温和で優しい性格。 慶次が男として惚れるほどの文武両道の名将。 上杉家の小姓のいざこざでは、上杉の老臣達を一喝した。 慶次の朱槍を軽々と振るう。 慶次の終生の友であり、慶次は出家後、兼続の頼みにより30万石に転封された上杉家とともに米沢で生涯を過ごすこととなる。 とも義兄弟の契りを交わす仲であった。 兜の前立ては「愛」の一文字。 これは史実通りの描写であり、由来はの頭文字を取ったなど、諸説がある。 回想で登場。 小姓のいざこざの際に老臣たちにいくさ人の心を思い出させるため、景勝は謙信の姿になった。 原作には無い慶次が本気で振りかざした朱槍を片手で受け止める描写など、武士としての実力も相当である。 出自は低いが景勝、兼続に気に入られており、兼続はいずれ妹なつの婿にと願うほどであったが、他の小姓達の嫉妬により袋叩きに近い形で殺されてしまう(原作でも同僚の嫉妬により切腹に追い込まれており、そのエピソードを膨らませて描写されている)。 兼続の妹で、弥之助に好意を寄せる。 慶次と上杉の小姓たちの果し合いに慶次の助太刀に出ようとした。 また兼続に弟はいたが妹がいたかどうかは諸説ある(の項を参照)。 孫八、孫六 慶次と果し合いをした13人の上杉景勝付きの小姓たち(ほぼ全員が重臣の子息)の一人。 他の11人と共に弥之助を殺した罪で慶次と果たし合いをするよう兼続から命じられる。 無事に生き延びられた場合は放逐処分で済ますとされていたが、慶次によりあっという間に皆殺しにされた。 犬飼 本作オリジナルキャラクター。 上杉家の老臣。 普段からカクカクと体が震えているなど加齢による衰えが激しいようだが、軍議の席では兼続の反対側(景勝の脇)に座るなど、景勝からは重く用いられている模様。 若い頃にはに参戦した経験がある。 河原田城攻めの際に老兵たちの心意気に感じ入り、自分の刀(上杉の魂)を治作(百姓の老兵)に渡した。 そのやりとりを見ていた上杉景勝は御館様(上杉謙信)を思い出し、いくさ人の有り方というものを改めて考えさせられた。 単身河原田城に攻め入ろうとして制止した者を殺害してしまい頭以外を地中に埋められていた男。 本作最大の巨体の持ち主で(あまりの巨体のために牢屋に入れられないほど)、その人並み外れた怪力ゆえになでたつもりでも人を殴り殺してしまうほどである。 顔に似合わず頭が良く、本間左馬助が裏切っていることを見抜いていた。 慕っていた兄の信忠は兼続を庇って討死。 額に「丸に千鳥紋」のをしているが、慶次は「おでこにヒヨコ」と言っている。 戦の最中致命傷を負わされてしまうが「蓮に髑髏」の旗印を倒さないために、槍を自らの足に突き刺し不動の体勢で絶命する。 朱槍を許された同僚に嫉妬して半殺しにしてしまい、牢に入れられていた男。 慶次の計らいで上杉軍に復帰、慶次の朱槍を任される。 粗野で乱暴なところがあるが、心優しく人情味のある青年。 「いつか大手柄を立てて立派な大名になる」という夢を持つ。 実は茂兵という百姓侍で、功名心の強さから名を自称していたことを治作に明かした。 のとの戦闘では先陣に立ち奮戦するが、本間軍兵士の狙撃から子供をかばい銃弾を受け死亡。 外見のモデルは [ ]。 百姓の老兵。 上杉の陣に参じた時は武器代わりに鍬(くわ)を持っていたが、老将犬飼より「クワでは存分な戦働きはできぬであろう」と愛刀を託される。 八幡原の戦いを経験しており、その時に犬飼の陣にいた。 見るからに非力な老人だが戦場における経験や知識は豊富で、まだ若く戦に不慣れな坂田雪之丞に助言をしたり、敵兵に殺されそうになった雪之丞を救ったりもした。 合戦中に雪之丞に請われて部下になり、その後自ら「一の家来」と称した。 蛮頭信忠 本作オリジナルキャラクター。 蛮頭大虎の兄で兼続の側近。 子供の頃、鬼の子と呼ばれ蔑まれていた大虎を愛するが故に叱咤激励していた。 大虎の不始末の償いを兼続への忠勤で果たすと日頃言っており、その言葉通り刺客の魔の手から兼続を庇い戦死。 関東牢人。 かつて慶次とともに滝川の陣で戦ったことがあり、会津に行く途中で久々の再会を果たす。 慶次にも引けをとらない根っからのいくさ人であり、本人曰く「俺の体は因果なもので、自分がいい加減飽きているのに死なない」というほど激戦をくぐり抜けてきた剛の者。 「惜け(「放っておけ」というほどの意味)」が口癖。 慶次らと合流後は上杉軍に参加。 最上軍との戦いの中、瀕死の重傷を負う。 傷口は泥で汚れの危険があったが、傷を洗おうにも水が無く慶次の小便で傷口を洗い流してもらい、捨丸の治療を受け持ち直す。 その返礼として愛刀(千住院)を慶次に譲った。 その後の生死は不明だが、慶次は必ず生き延びるだろうと確信する台詞を述べている。 史実では上杉家が120万石に移封された際(1598年)に新規召し抱えされた一人であり、会津討伐時(1600年)の新規召し抱えではない。 宇佐美弥五左衛門 上方牢人。 会津での戦に出るため上杉軍に参加。 血気盛んな性格で、慶次に腕比べを挑んだ。 しかし一撃で叩きのめされ敗北、顔面に手刀の痕が残った(原作では腕比べはしていない)。 慶次の朱槍に異議を唱えた一人。 結果、彼も朱槍を持たされて慶次と共に最も危険な撤退戦を戦う羽目になるが、自分が朱槍に相応しい武人である事を証明すべく奮戦する。 原作では関ヶ原合戦後に他の朱槍の面々と同様にそれぞれが各地の大名に高禄で仕官したとされている。 上杉家臣。 慶次に和平の使者になることを頼む。 傾奇者である慶次のことを快く思っていない。 原作においては慶次の事を「者に何ができる」と南北朝時代の流行語で述べており、「傾奇者」という当時の先端の流行語すら知らない様子である。 また、原作では景勝の助命のために賄賂を要路へばらまく事をほのめかすが(本作には登場せず、彼らしい人物が顔のみ景親と共に登場するにとどまっている)に「殿の首をはした金に賭けるつもりか」と一喝されるなど冴えない役回りである。 関東牢人。 会津での戦に出るため上杉軍に参加。 粗暴で傍若無人な人物として描かれている。 藤田森右衛門、薤塚理右衛門、水野藤兵衛 会津での戦に出るため上杉軍に参加した牢人衆。 宇佐美と共に慶次の朱槍に異議を唱えた。 慶次が兼続に進言した結果宇佐美を含めた4人とも朱槍を持つ事になる。 最上陣から関ヶ原後にかけての動向に関しては宇佐美と同様である。 織田家 [ ] すでに故人となっているが、回想でたびたび登場する。 少年時代の奥村助右衛門が信長の接待役を任されるも、緊張のあまり信長に茶をかけてしまい険悪な雰囲気になった時、慶次が武士の本来のあり方を信長に説きこれをうまく収めている。 前田家に預けられた信長の鎧に関したエピソードも多く、慶次はこの鎧を「殿(利家)に無礼を働く不埒者」として刀で両断し、修復された後は無断で拝借して末森の合戦に向かった。 また、敵味方を問わず傾奇者の理想像として挙げられることが多い人物であり、信長の首を狙い続けていた甲斐の蝙蝠も「死に逝く様さえ美しく、心底しびれた」と述べている。 で話すこともある。 織田軍団の関東派遣軍軍団長。 北条氏と戦っていた。 飼い犬は八郎丸で、益氏が飼っている十郎丸とともに慶次によってに使われた。 において信長が討たれた時、配下の衆に正直にその事を打ち明ける誠実な人物として描かれているが、これは異説はあるものの史実そのままである。 史実ではその後で北条氏に敗れて伊勢へと逃げ帰る羽目になるが、そのことは作中では描写されていない。 慶次の実父。 原作では前田家の家督を利家に奪われた利久と慶次郎は「滝川軍団の中にいた可能性が高い」とだけ書かれているが、本作品中では実際に慶次が配下になっている事が描写された(どういう経緯かは不明)。 わが子慶次に対する反応は前田利家に近く、イライラさせられっぱなしという感じである。 軍馬確保のための野生馬狩りの障壁になっている松風の殺害を一益から命じられるが、その役目を慶次に押しつけたことが慶次と松風が出会うきっかけとなった。 の大名。 亡き信長を慕い続けており、主君亡き後に覇権を握らんとする秀吉を激しく嫌悪している。 家康らと呼応して加賀に攻め込み末森城攻略を目論むが、予想外の苦戦を強いられている隙に前田軍の援軍から攻撃を受け壊走状態に陥る。 自らの潮時を悟った成政は信長と同じく炎の中に身を置き自決しようとするが、踏み込んできた慶次と助右衛門から説得されて思い止まる。 その後慶次が纏っていた「大ふへん者」のマントを譲り受け、単身前田勢へ突撃した。 その後は九州に転封されてを弾圧した事が触れられるのみで、作中での活躍は無い。 本作品で慶次が初めて対峙する大大名であり、物語における重要人物の一人といえる。 最終回のラストシーンでも回想として登場している。 傲慢で狡猾な権力者と百戦錬磨の武将(いくさ人)という二面性を持った人物として描かれている。 天下人として権力を振りかざす尊大な言動が目立つが、その一方で亡き信長への忠義と尊敬の気持ちを忘れてはいない。 天下一の傾きぶりを見せるという慶次に興味を持ち、自らに謁見させる。 当初は殺意すら露にしたが、謁見のあとは慶次に惚れ込み、 傾奇御免の御意を授けた。 その後二人の間には友情さえ芽生えており、秀吉のほうは一度 百万石という、とほぼ同等の扱いである破格の条件で家臣にしようとした。 結局断られたが、悪態をつきながらも優しい顔で慶次に酌をしており、否定の返事は最初から分かっていたようである。 昔は「人たらし」と呼ばれた武将だったが、天下を手に入れた後は冷酷な面をたびたび覗かせる。 猜疑心の強い、あるいはわがままな小人物として描かれる一方、本人も慶次にひけをとらない傾奇者であり、歴戦のいくさ人・を持った大人物として描かれる。 他の武将らに比べて体格も小さいが、温泉シーンで見せた裸身は筋骨隆々として幾多の傷跡があり、歴戦を生き抜いた武人として貫禄充分な描写がなされている。 小男のいくさ人はしぶとい戦い方をするという解説もなされた。 モデルは監督の映画「」のの演じた豊臣秀吉 [ ]。 後にの一人となる。 初対面の際は秀吉の権力を笠に着て嫌味な態度で接するも、いくさ人としての気骨を目の当たりにし感服。 その後は多少なりとも心を通わせる仲になったようである。 原作では慶次にぞっこん惚れ込むほどになるのだが、本作ではそこまでは描写されていない。 直江兼続の親友でもある。 秀吉の側近に相応しい知略に富む人物。 しかしその命令に対して常に従順であるわけではなく、秀吉がを画策した際には慶次らを前に「無益で残忍ないくさが始まろうとしているのに、誰も止めようとはしない」と涙ながらに心の内を吐露している。 原作には登場しない。 秀吉最愛の。 織田信長の妹を母に持ち、優雅で柔和な性格の女性。 しかしその血筋からかいかなる時も動じない女丈夫で、多くの小説やドラマなどで見られるような驕慢で激しやすい部分はない(隆慶一郎の各小説では豊臣家の凋落・滅亡の元凶のように書かれる事がほとんどである)。 伯父の影響でを好む。 後の五奉行の一人。 原作ではほぼ名前のみの登場。 文官だが顔に大きな斬り傷がある。 また、史実では剃髪しているはずだが本作では髷を結っている。 侘助やおばば様を捕らえようとし、隙あらば慶次や家康をも暗殺しようとする。 大勢の傾奇者達を雇って慶次抹殺を企むが、結局は自分が喧嘩を売る形で慶次と戦う羽目になり、素手の慶次に刀を折られた挙げ句に殴り殺される寸前で家康に救われた。 原作には登場しない。 石田三成の兄。 を勤める。 肥満体型で性格も子供っぽく描かれている。 与次郎と慶次がカルロスと堺沖で戦った時に双方を鎮圧する為に出陣した。 「弟の口利きで奉行になった」というもっぱらの評判の人物。 前田家を出奔した慶次がを訪れた際、そこを治める青年大名として名が紹介される。 原作では慶次と会見しこれをやり込めるシーンがあったが、本作ではカットされた。 後、家康が会津攻めに向かった直後、朋友である石田三成に呼応して参戦。 太っていて足が短いという描写がある。 原作にみられる内に冷徹な心を潜めた狡猾な「狸」という印象は薄く、秀吉の前での滑稽な舞いについては、緊迫したその場の空気を和ませ秀吉自身をも救ったという描写になっている ように温厚で寛大な性格の好人物としての描写が目立つ。 物語終盤になってからは秀吉亡き後の最高権力者として、冷徹な顔を露にする。 風貌のモデルはである。 これは原作者の提案によるものだという。 なお、原作よりも大幅に出番や見せ場が多くなっている。 原作には登場しない。 徳川家康の家臣。 忍者であり、また家中では最も剣の腕が立つ。 「服部半蔵」と呼ばれる者は何人もいるのだが、年代的に考えて2代目のとみられる。 初登場時は忍び装束の隙間から不敵な笑みを見せ、不気味な雰囲気を持つ忍者として描かれていたが、再登場後に見せた素顔は厳格な顔つきの初老の男であった。 史実では忍者の統率者ではあるが自身は忍者ではなく、また剣ではなく槍の名手である。 家康の長男。 秀康の回想シーンで登場する。 秀康の唯一の理解者で秀康を家康に対面させた。 信長の命によりさせられる。 家康の命により、家中で最も剣の腕の立つ半蔵がを務めた。 隆慶一郎の小説では生前に登場こそしないものの、ほとんどの作品で仁・智・勇を兼ね備えた名将の器である武将として書かれている。 母親が正室の侍女であったことから実父である家康に疎まれ、幼少の頃から不遇な扱いを受けてきた。 成人した後は自暴自棄になり、家来を引き連れて町を練り歩き傍若無人な振る舞いをして憂さを晴らしていた。 しかし慶次にそれを咎められた際、利沙が奏でる胡弓の美しい音色に心を洗われ、自身の荒みきった行いを悔い改めた。 それ以後は慶次の屋敷にたびたび顔を出すようになり、慶次もそれを快く迎え入れた為、秀康は彼を終生の友と感じている。 複雑な生い立ちゆえに戦場に赴いた経験が無く 、武人として慶次と立ち合うのが夢。 関ヶ原の後に慶次との念願の一騎討ちを果たし、上杉助命の仲介役となる。 兄の信康と同様に隆慶一郎の各作品(特に『影武者徳川家康』)では武勇に優れた一流の武将として書かれる事が多い。 徳川家の重臣で、家康が最も信頼する6人の家臣の1人。 「家康以上の狸」と評される。 慶次の和平の申し込みに対し、他の者の肯定を見定めてから「結構でござる」と、まるで真っ先に賛成したかのような大声を上げた。 結城秀康を妊娠した侍女をかくまった。 秀康の初登場時の説明で名前のみ登場する。 秀吉に従っているが秀吉がたびたび見せる傲慢な言動に辟易もしている。 秀吉本人も外見は取り繕うものの利休を嫌っているが、後に切腹させたことを気に病んでいた。 慶次にも劣らぬ巨躯の持ち主であり、かつては武人として戦場に赴きその凄惨な有様を嘆いていた。 慶次曰く「あれは茶人というよりいくさ人」と感嘆し、敬意を表した。 慶次は後に家康と同席で茶をふるまわれるが、悠然と利休の茶を楽しんだ。 佗助 本作オリジナルキャラクター。 信長のの際に千利休に拾われ、利休が親代わりとなり育てた戦争孤児。 兄の佐助と同じく。 女装しても全く違和感がない程の美少年である。 好きな花は白い椿で、兄とともに家康の「友達」である(本作では家康のの際に家康を助けたのは利休という設定になっており(無論史実とは異なる)、その際に家康と知り合う)。 利休が家康に渡した連判状の行方を知っており、豊臣家に命を狙われている。 手傷を負ったところを慶次と出会い、大騒動を起こす事になる。 最後は公界衆のおばばに「摩利支天の化身」と認められて引き取られた。 佐助 本作オリジナルキャラクター。 侘助の兄。 秀吉暗殺を謀ったが失敗。 これは連判状から秀吉の目を反らさせるための囮であり、最初から秀吉の暗殺をする気はなかった。 切支丹であるため自害が出来ず護送されている時に侘助に首を斬らせた。 利休の息子。 傲慢な性格で、父親の権威を借りて日々傍若無人な振る舞いをしている。 京で慶次たちといさかいを起こすが、慶次の怒りを買い手ひどく痛めつけられる。 槍持ちをさせられた上に京の案内を強いられた事を恨み、父の利休に泣き付くが「子供の喧嘩に顔を出す親が何処に居る」と一喝された。 このような性格になったのは、利休の養育に問題があった事を利休自身が慶次に対して告白している。 佐渡に侵攻してきた上杉軍に味方するふりをして、その実戦闘を長引かせてのの援軍を待っていたが、によって既に蘆名家が滅ぼされていた事を知らされ、領地没収の上に越後への追放の憂き目を見た。 低身長・極度の肥満体・ガマガエル呼ばわりされる風貌だが武勇はあり、慶次に脅されて泣きながら同族の高茂の城を攻めた際には最前線に立ち突撃。 立ちふさがる雑兵たちを「うるせえ!」の一言ともに軽く斬り捨てている。 落城後の会議で蛮頭や雪之丞の戦死を茶化したことで、これに激怒した兼続に殴られた上に前述の末路を迎えた。 原作では「恭順派本間一族」として書かれており、戦後恩賞として領地が与えられたものの佐渡に残る事は認められず越後国に移されている。 本間(羽茂)高茂 本間氏の一族で佐渡城主。 三河守。 反上杉の急先鋒。 同族である左馬助と裏で通じており、河原田城にして上杉軍を苦しませる。 血々丸という犬を可愛がっているが、その犬とじゃれている人質の子供を「血々丸が汚れる」という理由で張り倒したり、自分に都合の悪い報告をした部下を口汚く罵りながら刺し殺す等、残虐な性格である(原作ではこの種の言動はない)。 額に三日月の傷がある。 落城が確定的な事を悟ると人質にしていた子供達を解放すらせず城に火を放って逃亡。 しかし、逃亡に使った船が潮流のために目的地を離れて座礁し、結局は妻子と共に捕らえられ磔にされる。 そして妻子らが先に断末魔の悲鳴を上げながら殺されるのを見せられた後、無様に泣き叫びながら処刑された。 自害していれば妻子は助かったとして高茂が小人物であることにされており、処刑を命じた上杉景勝・直江兼続を擁護する描写になっている。 修理 本作オリジナルキャラクター。 本間左馬助の配下。 慶次ほどではないが並はずれた巨体と怪力の持ち主。 直江兼続隊を奇襲し、兼続に重傷を負わせるなど窮地に追い込むが駆けつけた慶次の朱槍に串刺しにされた。 楯藤兵太夫 本作オリジナルキャラクター。 本間方の兵。 坂田雪之丞の相手をしたが、威勢に飲まれ錯乱した雪之丞が朱槍を振り回したのに当たり敗れる。 高茂の側近。 奸物が多い本間家にあって数少ないいくさ人。 落城寸前の燃え盛る城内で慶次達を待っていた。 捕らわれていた子供達を助けに来た雪之丞を武士として認め、手柄にさせるべく自ら首を授けた。 幸村をはじめとした真田家の面々は原作には登場しない。 松風を欲して慶次と親しくなり、慶次は彼の初陣の時に秀吉から拝領した名馬・野風 を譲った。 大道寺との戦いに参戦後、伊達政宗を小田原陣に参戦させるための交渉を任せられた慶次に同行する。 秀吉の寵愛を受けているが、小田原の温泉において湯気で顔が見えなかったとはいえ秀吉を爺さん呼ばわりしてしまい、秀吉本人と分かった瞬間は恐れおののいていた。 当初の風貌のモデルはであるが、ヒゲを剃り正装してからは普通の美男顔になっており、眉毛の生え方などは全く変わっている。 遊郭での喧嘩は死に損という登場の際のエピソードは原作におけるのそれを流用している。 筋骨隆々な巨漢として描かれている。 幼少の頃から幸村と修行をしていた。 真田荘が北条忍軍に襲われ沙霧が失明したので出家していたが、沙霧が幸村への慕情に決着をつけた上で出家したため、伊達との交渉に赴いた幸村に同行する。 本作中では幸村と同年代として描かれるが、架空の人物であり他の創作物の描写では幸村より若く書かれる事が多い。 原作には登場しないが隆慶一郎の各小説にはよく登場し、特に『花と火の帝』では重要な脇役である。 源爺 佐助、沙霧とともに真田忍軍の生き残り。 慶次と佐助が座談している際に天井から慶次の杯に毒を垂らしたが、ことごとくかわされた。 正確に慶次の実力を見抜いた。 幸村の家臣。 破壊活動に従事していた忍び。 生来髪がないが、そのことに触れられると烈火の如く怒る。 小田原の役に従軍する。 佐助同様に架空の人物であり、原作では登場しない。 幸村の父。 秀吉に北条氏による奪取を知らせる。 老獪で狡猾な人物であり、秀吉との駆け引きは慶次らに「サルとタヌキの化かし合い」と評された。 一方で慶次たちにより幸村が美々しく武装させられて登場したのを見た時には嬉しそうに目を潤ませるなど、父親らしい姿を見せる場面もある。 景勝、利家とともに小田原の役に出陣する。 真田昌幸の長男で幸村の兄。 攻めの時、幸村が軍にいないことを知った父を落ち着かせた。 幸村が好意を寄せていたが、戦で失明する。 その後、兄・佐助の後顧の憂いを絶つため仏門に身を置く。 堀田五兵衛 真田の老臣。 清海たちが幸村の帰城、そしてそれに同行する慶次の力を見極めるためあのような行動に出たことを慶次に伝え謝罪する。 北条家 [ ] 家督を譲った息子・氏直とともに秀吉に対抗する関東の大大名。 天下人である秀吉を「恐るるに足らず」と笑い飛ばすほどの豪胆な性格の人物だが、配下の風魔衆を使って豊臣勢を内外から揺さぶるなど、なかなかの策略家でもある。 いつも酒を飲んでおり、盃を手放さない。 しかし最終的には秀吉から圧倒的な数の軍勢をもってを受け、全てが灰燼に帰した。 その際は黒々としていた髪やヒゲが見る影もなく真っ白になっていた。 氏政の息子。 常に八の字眉毛で気弱そうな表情をしている。 秀吉との戦争に反対したが、後北条氏当主にもかかわらず氏直に実権はなく、開戦派の父氏政らに押し切られた(原作では氏政と同様に秀吉に対して強気な態度に出ている)。 原作には登場しない。 氏政の弟。 古屋七郎兵衛を配下に持つ。 なお、北条氏降伏時の説明書きに「北条氏政・氏邦は死罪」と書かれているが、実際に死罪になったのは兄のであるため、これは誤りである。 史実では前田家に身柄を預けられており、氏邦の息子が慶次の娘の一人を娶っている。 氏政・氏邦の弟。 容貌は兄たちより老けた感じで描かれている。 上洛して秀吉と会見しその圧倒的な財力、兵力を感じ秀吉と戦う愚かさを氏直と共に説いたが聞き入れられず(原作では徳川家康と幼少期以来の親友であり、家康の依頼により豊臣家と北条家の衝突を回避すべく奔走している)。 慶次が幸村の初陣の手柄にしようとした男。 以前で滝川軍が北条軍に負けた後、慶次がを挑んだ。 鐙(あぶみ)をなくした状態 でも慶次と互角に渡り合うほどの武芸者である。 原作ではほぼ名前のみの登場であり、慶次らとの絡みは一切ない。 古屋七郎兵衛 声:田昌人(スーパーファミコン) 本作オリジナルキャラクター。 読切版(単行本版一話)に登場。 北条氏邦配下のだったが、松風を捕らえようとして顔面を蹴られ、命は取り留めたものの顔に蹄の傷痕がつき、家中で「クツワ七郎兵衛」と呼ばれ侮られる。 一方で慶次の登場に慌てた主人の氏邦が彼を必死に探すなど、氏邦からは頼りにされている模様。 松風を手に入れた慶次に憎悪を燃やし、骨を雇って慶次と松風の暗殺を試みるが失敗。 大手門前で慶次と戦い右腕を斬り落とされる。 だがその敗北に動揺し戦わずして総崩れとなった兵たちに決死の覚悟を決めさせるため、自らの首をはねる覚悟を見せて果てた。 その最後には、彼を「野の獣」と軽侮していた慶次は「こ奴も武士の端くれだった」と評し、松風もその心意気に感じ入り、自分にした行いを許した。 黒部三左 本作オリジナルキャラクター。 大道寺政繁配下。 現在は政繁の下で横目付を務めているが、昔は兵として慶次と同じ軍勢で戦った経験がある。 本能寺の変後に北条に帰参する際の手土産にするべく、立ち小便をしている最中の慶次を多勢で襲撃するも失敗。 飛び出してきた松風に右足を踏みちぎられ、さらに慶次から顔面に小便を浴びせかけられたうえ卑劣漢に相応しい名として「小便首の三左」というあだ名を付けられた。 この一件で失った右足は膝から下が義足になっている。 慶次のことを心底恨み続けており、特大の抱えで背後から狙撃しようとするが、捨丸があらかじめ施していた細工で暴発・自爆して死亡。 外見のモデルは [ ]。 原作では名前のみの登場。 秀吉との戦いのとき篭城策を提案した。 その後秀吉方に寝返ろうとした。 ガマガエルのような風貌をしている。 松田憲秀の息子。 名前のみの登場。 秀吉方に寝返ろうとした父を裏切った。 北条家家臣。 名前のみの登場。 秀吉方に寝返ろうとした。 しかし、秀吉はその書状を氏政に届けさせた。 史実では氏長の居城である武蔵国は小田原開城後も篭城を続けている。 北条家に狙いを定める豊臣家に攻撃を仕掛ける。 後に慶次と激突、感覚全てを狂わせる強烈な幻術で互角の戦いを演じるが敗れる。 岩兵衛は「涼やかで風のような殺意」と今まで感じたことのない心を読み取って恐怖している。 その後、忍びが活躍する時代の終焉を悟り隠遁生活に入った。 原作では名前が少し出る程度である。 スーパーファミコン版『花の慶次』ではラストボスとして登場する。 風斎 優れた技量を持つ僧形の忍び。 正体は風魔小太郎。 月斎 風斎の影。 禁裏を襲撃したり、警備が手薄になった茶々(淀殿)を襲撃するなどするが、茶々が恐れを抱かない為首を自らはねて秀吉を挑発した。 弥太、与平、勘六、名前不詳 七霧の里を襲った風魔忍者。 岩兵衛に心を読まれ、自らの名(幼名の可能性がある)を褌に書かれて縛られた上筏で流される。 忍びが自分の名を明かしたとして小太郎に叱責され、自ら明かしたのではないと潔白を証明するため自害する。 流されたのは全部で4人だが1人は名前が見えない。 もう1人は里の住人木猿を殺害していた為、岩兵衛に蹴り殺された。 プライドが高く、非常に疑い深い。 秀吉とその配下の大名らを相手に覇権奪取の野心に燃える一方で、弟の小次郎や気性の激しい母・義姫との不仲に頭を悩ませている。 慶次との初対面時の印象は最悪で、花見の席を邪魔されたことに憤慨した慶次に殴り倒されたうえ「餓鬼だな」と言い捨てられてしまう。 その後、小田原への参陣を求める秀吉からの使者として慶次と正式対面した際も生来の疑い深さから不遜な態度を崩さず、慶次を辟易させた。 だが慶次と殴り合いを演じたことをきっかけに心が通じ合い、和解する。 弟を恨んでいるように思われたが、実は自分同様に母親に踊らされる存在であった弟を哀れんでいた。 一度は弟を処刑しようとするも、慶次の示唆により表向きは処刑したことにして助命した。 その姿に感じ入った慶次は考えを改め、やはり大人物だと評した。 原作では登場こそするものの台詞はなく、慶次と対面する機会もない。 伊達政宗の側近。 慎重な性格で性急な政宗に度々諫言した。 政宗と慶次の正式対面の際には険悪な空気になった二人の間に割って入り政宗と慶次に立て続けに突き飛ばされるなど苦労も絶えないが、政宗も根は彼を信頼しているようである。 政宗の父。 本作では名前の記述は無い。 政宗の回想シーンで登場。 隻眼であることから母親から疎まれて心を痛めていた少年の頃の政宗を、熱い拳と深い愛情で一人前の武将へと育てあげた。 政宗、小次郎の母。 通称「奥州の鬼姫」と呼ばれており特に伊達家の家臣たちには恐れられている。 小次郎を溺愛しており、伊達家当主である政宗の毒殺を目論む が失敗。 逆に小次郎の処刑(実は偽首)を見せられ、精神的にダメージを受け自失した。 政宗の弟。 母の保春院から溺愛され言いなりになっていたが、内心は兄である政宗を慕い、一人前の男として自立することを望んでいる。 表向き処刑されたことになった後、名と身分を捨て僧形となり、自らの意思で伊達家を出た。 岩茎鬼十郎 本作オリジナルキャラクター。 政宗を説得に来た慶次を殺そうと、小次郎が差し向けた刺客。 大柄で非常に人相が悪い。 厳しい剣術の鍛錬によってを修めており、腕前に相当な自信を見せていたが、慶次から「お主は元々弱いから、そこまで凶相になるほど鍛えなければならん」と一笑に付された上、何も出来ずに唐竹割りにされ死亡した。 若き日の千利休と南蛮海賊の虜囚にされていた南蛮人女性との混血児。 利沙と与次郎の父。 父・利休から秀吉の朝鮮出兵、そしてその背後にあるの謀略を知らされ、病を患いながら日本にいくさ人を探しに来た。 「」の使い手。 カルロスと壮絶な死闘を演じた後、利沙の絵を慶次に託して逝った。 琉球編に登場する人物はほぼ本作オリジナルキャラクター(実在の人物は原作には登場しない)である。 与次郎 声:(ラジオドラマ「琉球の章」) 与四郎の子。 による棒術が得意。 与四郎の死後、海族の長となる。 慶次たちの首里の戦いに同行。 登場の際の三べん回ってワンを行うエピソードは原作の庄司甚内(甚右衛門)のものの流用。 爺 与四郎の仲間。 姓名は不明。 与四郎が逝った後は与次郎をよく支える。 カルロス率いる南蛮船との海戦後にやって来た堺奉行の船団を道連れにするためルソン壺で挑発、与次郎に「自由な海を行きなされ」と言い残し船と命を共にした。 涼花 宗次の妹で与四郎の妻。 胡弓が得意。 普段は穏やかな顔だが、戦闘時になると別人のように顔が豹変する。 与四郎と同様に「手」を使う。 慶次をあわやというところまで追い詰めるほどの猛者。 彼も利沙を欲しており、凄まじい執念をみせた。 海の上での戦いで利沙を巡って改めて対決する約束を慶次と交わすが、竜嶽の罠にはまり命を落とした。 キリシタンに協力しない島津を討とうと、軍隊の派遣をイスパニア政庁に要請した宣教師。 名前のみの登場。 からルソン壺を持ち帰った堺の商人。 名前のみの登場。 宗次 琉球の海族の棟梁。 与四郎を救おうと矢玉100本を体に受け重傷となる。 島に着いた後、与四郎に後事を託し息を引き取る。 武 与四郎の配下であったが留守中裏切り、利沙を琉球王府の役人に紹介する。 その後自らの過ちを悟り慶次達と行動を共にする。 目標は南海一の商人になること。 原作の弥助に相当する。 春麗 声:(ラジオドラマ「琉球の章」) 明の海賊張啓の婚約者。 張啓が死んだためその後を継ぎ100人規模の海賊の頭目になる。 琉球に向かう途中慶次たちと会い行動を共にする。 慶次のことを気に入るが、捨丸に対してもまんざらでもなかった様子。 張啓 春麗の婚約者で明の海賊の首領。 作中では既に故人。 春麗の口ぶりからして、つい最近戦死してしまったようである。 利沙を側室にしようとしたが、利沙の意思を尊重した。 毛虎親方に幼少の頃から武芸を習っていた。 王の幼い頃から仕える宰相の一人で尚寧王に忠節を尽くす。 武術と妖術の達人。 なお「親方」は「うぇーかた」と読む。 竜嶽親方 声:(ラジオドラマ「琉球の章」) 尚寧王の重臣。 海賊上がりだが、琉球の国庫を任されるほど出世した。 毛虎親方の配下五人衆をまとめて倒すほどの腕前。 クーデターを起こし、慶次と互角以上の戦いを繰り広げたが尚寧に阻まれ、そのまま尚寧の手で斬り捨てられる。 斬られる瞬間は固まったまま一切抵抗せず、まるでそれを望んでいたかのような晴々とした表情をし、尚寧から「信頼する重臣」と呼ばれ、純粋に琉球と尚寧王を思う毛虎に対して「お前が羨ましかった」と告げて絶命する。 残忍で横暴な性格をしており、地頭代の威を借りて悪辣非道な行為をしていた。 利沙に対して変態的な愛情を抱いており、彼女を強引な手段で奪おうとするが慶次に半殺しの目に遭わされる。 手下からも陰口をたたかれるなど人望はあまりない。 その後、罪を犯したことが兄に知れて成敗された。 宝山に斬り捨てられた後、慶次は彼の死に哀悼の意を表した。 原作の密陽府使・朴晋の弟の朴義に相当するキャラクター。 利沙たちが暮らす南海の孤島の地頭代であるが、仕事を部下に任せて海人に姿を変えて釣りに没頭する。 それゆえ住民はその部下を地頭代だと信じていた。 自分が知らない間に弟・宇堂が悪行をなしていた事実を知るや、即座にその弟を切り捨て、その態度は慶次を感服させた。 利沙が連れ去られた時、毛虎親方五人衆の錦と戦った。 慶次の首里への旅に同行する。 原作の密陽府使・朴晋に相当するキャラクター。 美耶 利沙に仕える侍女。 最初は慶次をカルロスの手先と誤解して警戒していた。 マムシに短刀で立ち向かうが逆に重傷を負わされる。 果敢で利沙への忠誠心も強いが、人を見る目がない上に頑迷である為結果的に利沙の足を引っ張ってしまう。 昔は七つの海を渡り歩いた海族。 利沙と慶次の仲を公認するが、逆恨みしたマムシに襲われる。 その後、慶次にかつて使っていた強弓を託し利沙の手を慶次の手に合わさせ「自由な海を行け」と残し安らかに絶命する。 虞 琉球の役人。 武が挨拶を済ましたらしい。 最初は慶次を密偵と疑うが、慶次の心を知り飲み明かす。 原作の釜山の武将・に相当する。 駿、応魁、善継、鏘、胤芾、遵 宗元の部下。 慶次と宗元が飲んでいた店で他の客のふりをして慶次を監視していた。 長英 宗元の従弟。 琉球王族の血を引いている。 しかし、宗元が会った長英は毛虎親方が変装していた。 琢全 琉球の役人。 がめつい性格で賄賂がないと何もしない。 松風を気に入り我が物にしようとしたが、逆に松風に腕を噛まれて振り回される。 寵 琉球の評定所の役人。 琢全より高位とみられる。 尚寧の父で先の琉球の王。 尚寧のことを宰相の毛虎に託した。 概、毫、錦、嶺、張 毛虎の配下の五人衆。 岩兵衛を倒し利沙を孤島から連れ出した。 それぞれがかなりの使い手だが竜嶽に倒された。 寿徳 琉球王府の長老。 反乱を画策する竜嶽を諌めたが殺された。 朴仁 竜嶽に雇われた殺し屋。 明の名家・朴氏の出身だが、倭寇の捕虜となり過酷な拷問を受け続けていた。 そこを海賊時代の竜嶽に救われ、以来彼に従う。 全身に拷問で受けた無数の傷痕がある異様な風貌をしている。 過去に受けた仕打ちから心を固く閉ざしており、心を読んだ岩兵衛が「あいつは人間じゃない」と評するほど。 殺害を命じられていた利沙の優しさに触れ、人としての心を取り戻すが用無しと断じた竜嶽に殺された。 その他武将 [ ] 氷室信成 本作オリジナルキャラクターで蛍の回想でのみ登場する。 武田家の武将で「山」を元とした「雲一つ富士」の家紋を許された剛勇の若武者。 蛍の婚約者だったが、長篠の戦いで慶次とをし槍で胴を貫かれ討死。 の少年領主。 先代の領主であった父親が早く死去したために幼くして跡を継いだが、で秀吉の怒りに触れた先代領主の代わりに責任を取らされる形でを命じられた。 しかし、本人は理不尽な死を目前にしても全く動揺した様子を見せず、衆人の前ではあくまでも領主として終始落ち着いた態度を示していた。 「天下一の傾奇者」と呼ばれる前田慶次に憧れていると語り、「雲井ひょっとこ斎」こと慶次本人の示唆によって、商人の意地を見せる岩熊の心意気に応え、彼の反物を切腹の際の敷物にするなど、子供でありながらも心は立派な武将であった。 咄嗟に名乗った慶次の偽名を無根拠ながらも見破っていた。 水沢隆広の家老。 奇染屋に注文の品を取りに来たところを岩熊に辱められて切腹しようとするが慶次に救われる。 慶次が秀吉に謁見する際、落ち着かない利家をたしなめた。 後の会津攻めや関ヶ原では徳川軍に参加。 史実ではその当時は20代であったはずだが、本作中では白髪頭の老人のような顔をしており、隣に居た前田利家を「又左」と呼んで、同年代のように描かれている(原作でもこの場面の描写は同様)。 会津の戦国大名。 名前のみの登場。 本間一族と結び、上杉景勝を挟み撃ちにせんと企むが、越後に攻め込む前に伊達政宗とので大敗、滅亡した。 史実では盛隆は佐渡攻めの5年前であるに死亡している。 原作にも同様の記述がある。 原作には登場しない。 黒田家家臣。 馬狩りの際、松風に家中の者が殺されたので松風の命を奪いに慶次のもとに来た。 が、自らの過ちに気づき松風に頭を下げた。 登場した当初は威圧的な面構えだったが、次回登場時は美男顔になっている。 顔に切り傷がある。 伊達政宗の母・の兄であり、政宗の伯父にもあたる人物。 関ヶ原の折に行われたでは、直江兼続軍と戦った。 後に直江軍の力戦奮闘ぶりを記しており、原作にも引用されている。 、 原作には登場しない。 小田原の役で参陣した大名。 秀吉から小田原出陣を承り、平伏した信雄の横顔は父・信長の面影を残す。 非常に小柄で名の通りのような容姿だが、変装の名人であり体格さえ変化させることができる。 彼に狙われて生き延びた者はいないとすら評される凄腕の。 慶次を殺すことを何より楽しみにしているが、同時に彼が持つ魅力に心底惚れ込んでいる。 慶次とは酒を酌み交わすほど気が合う仲になるものの、捨丸や岩兵衛からは化け物と呼ばれ恐れられていた(原作では捨丸と一対一で戦い、松風が救出に来なければ殺すことも出来たほどの実力差があった)。 古屋七郎兵衛、佐々成政、まつと誰彼構わず通じており、特定の主を持たない。 これについては骨本人が「忍びも主持ちになると腑抜けになる」と語るシーンがあり、主従関係を持たないのは彼が持つ気概からくるもののようである(原作では「の骨」と呼ばれており、滅亡まで武田家の扶持を受けていた)。 元武家の出で、幼少の頃に親が戦で敗れ磔の刑に処されたことがある。 しかし事前に親が手配した偽の助命の使者によって救われ、そのまま忍びとなった。 原作では深草重太夫の弟に慶次への刺客として雇われて登場し、尾行中に風呂屋で慶次の「悪戯」に引っ掛けられたりするが、本作では先行の読切版や序盤の金沢編で既に登場ずみであったため、この役は岩兵衛に置き換えられている。 最初はやや抜けたところもあり、慶次に気配を悟られたり変装を見破られたりもしていたが、中盤で再登場後は原作通りの化け物じみた存在として描かれている。 捨丸や岩兵衛にも全く気配を悟られず、さらに岩兵衛に「真っ暗で心がない」言わせるように心を読ませないなど格の違いを見せ付けた。 最終回で慶次が米沢へ仕官(同時に隠棲)するために行った傾き納めの場に同席。 その後の動向は不明。 原作には登場しない。 一見小柄で笑顔を絶やさないただの老人だが、真の姿はかつて天下にその名を轟かせた忍び。 甲州乱波・熊若に殺されたとされていた。 傀儡の術、幻術を得意とし、その技は同じ忍びの目でも易々と欺くほど巧妙を極める。 時折慶次の前に現れ助勢する。 公界衆の守護者としての一面も持ち、また唐剣を使うなど『』『かくれさと苦界行』の幻斎(庄司甚右衛門)のキャラクターが一部組み込まれている。 慶次と蝙蝠及び加賀忍軍との全面抗争の後始末も飛び加藤が密かに行っている。 慶次を付け狙う忍び。 蛍を忍びとして育て上げた師匠。 かつてのの寝室に単身忍び込み、信長の寝顔を眺めて悠々と値踏みしたほどの凄腕であり、慶次も彼の実力を「その腕なら誰の首でも獲れる」と評している。 その名の通り蝙蝠を自在に操る術の達人。 この蝙蝠はの実を主食としており、彼自身も重度の中毒者であるため定期的にその蝙蝠をそのまま食べている。 忍びの技に誇りを持っており、この世の至高の芸と信じている。 また、くの一の技を忍びとは異なる汚いものと感じ、くの一として育てるために蛍を強姦することができなかった。 秀吉や家康を「奴らの首には品がない」と断じ、自身がかつて惚れ込んだ信長の面影に似るという慶次の首を狙う。 あらゆる技を尽くして慶次を追い込むが、両目を斬られ敗北。 その後慶次はとどめをささず、弟子である蛍を娘のように愛していた蝙蝠の心に温情をかけた。 最期は「あんたの首は自分が取るから他の人には渡すな」と慶次に言い残し、炎の中に身を投じ姿をくらました(自決とも解釈できるが直前の台詞とは矛盾。 ただし主馬の配下から「蝙蝠が逃げた」との報告を受けたのを最後に、その後の登場は無い)。 甲斐の蝙蝠の弟子。 武田の武将・氷室信成の婚約者だったが、彼が慶次に殺されたことから復讐を誓い忍びの道を選ぶ。 「棒涸らし」の異名通り、男を痺れさせる性的な指技を使うが劇中で具体的な描写はなく、その技を自分にも味わわせて欲しいという四井主馬の申し出は急所を膝蹴りし、あっさり拒否した。 実は処女である。 蝙蝠から伝授された忍びの技で慶次の命を狙うが失敗。 そして慶次の優しさに触れ操を捧げる。 主馬に呼び寄せられた師匠である蝙蝠にかけられた催眠暗示を自ら致命傷を負うことで破り、慶次の腕の中で息を引き取った。 慶次も心底惚れて蛍を助ける行動を起こさせ、彼女が死んだ時は号泣したほどであり、彼が悲しみの涙を流したのは本作中ではこれ一度きりである。 トクマフェイバリットコミックス版1巻では「慶次をとりまく女性たちPART1」として1人目として紹介されている。 また、蛍の死は慶次に加賀忍軍殲滅を(最後に利久の捨て身の説得と飛び加藤の助力で翻意したが)決意させたほどだった。 スーパーファミコン版『花の慶次』では"男殺しの蛍"の異名に変更されている。 傾奇者 [ ] 松田慎之助 本作オリジナルキャラクター。 仁右衛門と共に天下一の傾奇者を名乗る青年で下で傍若無人な振る舞いを繰り返していた。 の二階からそれを見ていた慶次に懲らしめられる(願鬼坊が近づいてきているのを察した慶次が慎之助を助ける意味もあった)。 親友を殺した願鬼坊の挑発に乗り、実力差は明らかであるにも関わらず果し合いに応じて敗北、致命傷を負う。 そこへ駆けつけた慶次に死の間際「おれはニセ傾奇者だったようだ」と言い残し絶命した。 慶次は友を思うその心に感じ入り、「ならば地獄の鬼どもに傾いてみせよ」と手向けの言葉を贈った。 重倉仁右衛門 本作オリジナルキャラクター。 慎之助の親友。 天下一の傾奇者を名乗り慎之助と金沢城下で暴れていたが、因縁をつけた願鬼坊に斬殺された。 蕃熊蜂太夫 本作オリジナルキャラクター。 京で五指に入る傾奇者。 「戦えば必ず勝つ」と評される不思議な術の使い手。 その正体は長い舌を筒代わりにして毒針を吹き矢として飛ばす暗殺術である。 しかし慶次から「足音をたてずに歩く侍など聞いたことが無い」と指摘され、初対面で暗殺者であることを見抜かれた。 とっておきの毒針もあっさりと見破られ、舌を斬られてしまう。 最後は体中に爆弾を括り付けて慶次に特攻するが、一刀両断にされて爆死。 介添人は各自2名という事前の約束を破り、大勢(原作では20人以上)の仲間を連れてきた(慶次側は捨丸と松風。 原作では松風のみ)。 長太刀が峰(刀の一番脆い部分)を立て札の棒部分で強打することで慶次に折られ、慌てて脇差を抜こうとする間に慶次が繰り出した立て札で腹を貫かれて死んだ。 原作と本作での描写に差がほとんどない数少ないキャラクターの一人である(本作では描かれていないが、原作では彼が慶次に倒された後に仲間の傾奇者が2人松風に蹴り殺されている)。 重太夫の弟(原作では草津重三郎) 果し合いは遺恨を残さないものという建前に反し、兄の仇として慶次の命を狙う。 しかもそのやり方が卑怯であり、原作・漫画ともに外道の雑魚という扱いを受けている。 原作ではの青侍(公家に仕える下級武士)で、算勘の術に優れるものの武芸には自信がないため大金で骨に慶次の暗殺を依頼する。 本作では本人が暗殺を決行し、名前は出てこない。 祭りの神輿の中に隠れて近づき背後から慶次を刺し殺そうとしたが、直江兼続に見破られる。 慶次と兼続によって川に落とされ、カナヅチであることが判明した。 その他 [ ] おばば様 を信仰する公界衆の長で、その神秘的な姿から「摩利支天の化身」とさえ評される美女。 実年齢は60歳を超えているが、若き日の家康と出会った20代の頃と全く変わらない美貌を保っている。 侘助の前でのみ老いを露わにしたが、それでも実年齢に比べ格段に若い容姿である。 果てしない修行の中で自らの限界が近いことを悟っており、侘助を自分の後継者として迎え入れた。 昔の名前はおりん。 行者の娘であったが、世俗から隔絶された生活を送るうちに善悪の区別がつかない少女に成長してしまい、「娘を獣にした償い」として父親が自害したという過去を持つ。 彼女の語る過去のエピソードは『花と火の帝』の朝比奈兵左衛門の話の流用であり、彼女の存在自体は『吉原御免状』を基にしている。 秀吉が聚楽第に行幸をした時の。 漫画では秀吉に裳裾をとられて辟易しているようにも見えるが、おふうによれば秀吉の事を気に入っているらしい。 原作では「呉服屋」とのみ書かれており、名前や屋号などは不明。 傍若無人な人物で、客を客とも思わない横柄な態度から京洛の町に悪名を轟かせている。 氏家監物との悶着の一部始終を見ていた慶次を怒らせてしまい、片脚を金200両で買われそうになった(この値段は岩熊自身が設定したものである)。 直後、切腹を翌日に控えた水沢隆広のもとに風のマントを命がけで押し売りに行くことで商人としての意地を見せ、慶次に認められる。 その後は慶次の人柄に惚れたのか良き協力者となり、慶次が秀吉との謁見時に身に着けた猿の尻染め衣装、暗殺用の特別製の短刀を用意する。 慶次の注文により作らせた短刀は鉈のように刃が厚く、普通の人間は持ち上げるのがやっとという代物だった。 実は泣き上戸。 天皇や公家の隠密を務める七霧の里の村長。 慶次でさえ「でかい爺様だな」と驚くほどの巨躯の老人で、筋骨隆々としている。 実はおふうの祖父。 岩兵衛ら七霧の住人と同様に異能の力を持つが、老いからか徐々に失われつつある。 それでも手を触れただけで慶次の邪心の無さ、秘められた実直さを見抜き「涼やかな風のようだ」と評している。 お雪 本作オリジナルキャラクター。 おふうの実母。 おふうがさらわれた後、七霧の里で帰ってくるのを待ち続けたが亡くなった。 そのため、墓は七霧の里に通じる橋の袂にある。 お雪亡き後、岩兵衛が乳飲み子のおふうを育てる描写があり、どのような時系列になっているかは不明。 伊勢屋 本作オリジナルキャラクター。 拝金主義の商人で、「武士など戦いしか出来ない馬鹿で、金でどうとでも動く」と口に出すことをはばかることなく侮蔑している。 黄金で慶次たちを買収して、七霧の里に毒を流させようとしたが失敗。 風斎に殺された。 木猿 本作オリジナルキャラクター。 酔いざましに川で顔を洗っていた時に風魔の忍びに殺害される七霧の住人。 死に際に異能の力で村長に異変を伝える。 仇は岩兵衛に討ってもらった。 五平太 本作オリジナルキャラクター。 茶々が贔屓にしていた能役者だが、殺されて月斎に入れ替わられていた。 大前田庄衛門 本作オリジナルキャラクター。 呉服問屋、伊勢屋の店主(上述の伊勢屋とは無関係)。 昔の名前は鮫吉。 かつては兵士として戦場で戦っており、慶次が討った侍の武具を拾い集めて売りさばいた金を元手に商売を始めた。 慶次はそれを知りながら他言していないため、頭が上がらない。 慶次との関わりを黒部三左に勘付かれ拷問を受けるが、駆けつけた真田幸村らに救助される。 脚注 [ ]• 原作では甲冑を斬る事は不可能にしても衝撃で敵を気絶させるという描写になっている。 実際に文書を与えられたわけではないが、諸大名の集う中での宣言であり、公文書同様の権威がある、との意味で。 原作では奥村助右衛門がこう呼んだ。 利家や友人が「慶次」と呼ぶことはある。 ただし裸馬というわけではなく、は置く。 これは馬上の戦闘にはが欠かせないためである。 原作の「唐入り編」以降に慶次の配下となる、生まれの元偽の殺し屋で精妙な射撃術を誇る鉄砲使いでもある。 しかし、後に村長がおふうを川に流すよう指示しており、さらに岩兵衛が母親のお雪が七霧の里におふうが戻ってくるのを待ち続けていたとも発言している。 慶次が朝鮮から連れ帰り共に暮らしたの王家の末裔と自称する女性。 史実ではそろばんや遠眼鏡は当時日本に伝わったばかりの最新のアイテムであり、それを使いこなしたのは利家の才能の裏付けである。 史実の利家は豊臣政権の重鎮であり、多くの者に慕われていた。 豊臣政権下では大野治長に「利家様は家康よりも官位や石高は下だが、秀吉に信頼されていて、人望は利家様のほうがはるかに大きい」とまで評され、敬意を持たれていた。 実際、利家は信長とも肉体関係があった。 原作では何とかして前田家の役に立ちたいと願う彼女に、慶次郎が助右衛門を通じて示唆したものとされている。 原作では助右衛門の行動によって慶次郎はまつへの恋を諦めざるを得なかったようで、そのため 失恋した慶次郎は八つ当たりで僧侶を虐待するなど、一時期非常に荒んでいた。 腹に「この者、人のふぐり(睾丸のこと)を齧る鼠にて退治致す」と書かれるおまけがついていた。 慶次の屋敷の前に部下達の死体を晒された上に「馬盗人之類也(うまぬすっとのたぐいなり)」と書いた立て札を立てられた。 もし申し出た場合、加賀忍軍が侮蔑と嘲笑の的となる事、そして失脚が明らかだった。 この際、犬飼から良い刀を貰っていたとはいえ油断している敵兵の首を一太刀で落していることから、剣術の腕前も相当であることが窺える。 皆朱の槍は家中において最も武勇に優れた者にのみ許されるとされていた。 原作では、諸大名を味方につける冷徹な計算もあっての行動であった。 史実では本作初登場の時点で複数回の戦を経験している。 史実では武人として戦場に赴いた記録は無いものの、着用した甲冑が現存しており、巨躯の持ち主だと裏付けが取れている。 原作では名前のみの登場であり、逆に「あんな気難しい茶は大嫌いだ」と慶次に酷評されている。 また、いくさ人という描写は無い。 史実では利休と仲が悪く家を飛び出しており、父親の権威を笠に着た事実は無い。 また後に父親と和解し、その後は茶道を極めている。 原作では主に捨丸の乗馬である。 史実では慶次が親しくしていたのは信幸の方であり、記録も残されている。 鐙が無い状態では足の踏ん張りが利かず、馬上で自在に身体を動かす事は困難になる。 忍びから色街経営に転じたとされているが、これは『花と火の帝』の描写を踏まえている。 ただし小次郎には生存説があり、元和八年(1622年)八月に政宗が訪問したの僧・秀雄(しゅうゆう)について、寺院の過去帳に「伊達輝宗の二男、陸奥守政宗の舎弟也」との記載がある。 史実では毒殺説は疑問視されている。 朴晋は火嘉宝山と同様に悪行をなした弟・朴義を斬り捨て、慶次郎もその態度に敬意を示した。 ただし朴晋は、立場上弟を斬らされた事で慶次郎に恨みを抱き、彼の従兄弟の朴仁に慶次郎の暗殺を依頼する。 表の立派な態度とは裏腹に陰湿な男であった。 原作では明人でなく朝鮮人で、暗殺組織に所属し(朝鮮最強の殺し屋と謳われる)、4人の仲間と協力して慶次を殺そうとするが返り討ちにあう。 「馬盗人之類也(うまぬすっとのたぐいなり)」の書置きと共に加賀忍軍の死体を慶次の屋敷の外に並べ、報復に出ようとした主馬に先手を打って、行動を封じた。 実際は主馬が慶次抹殺の為に呼び寄せた。 これは蛍との密会を邪魔した事に怒った慶次によって全裸で逆さ吊りにされ、利家に切り捨てられる寸前に追い込まれたのが直接の原因。 自業自得とは言えこれによって主馬は慶次に対する恨みが骨髄に徹し、怒りを爆発させていた。

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花の慶次の登場人物

花の慶次 利沙

概説 [ ] 『』()50号に読切版が掲載され、翌13号から33号に渡って連載された。 タイトルの発案および、題字は、隆慶一郎の手による。 1993年にはカセットブックが発売されている。 コミックスは、全18巻(集英社)、に版(集英社、全10巻)、からにかけて版(、全21巻)、からにかけて(、全15巻)、にコンビニコミックワイド版(徳間書店、全8巻)、からにかけてバンチコミックスデラックス版(新潮社、全12巻)、2009年に新装文庫版(徳間書店、全10巻)、にゼノンコミックスデラックス版(徳間書店、全12巻)がある。 作品『』(原作:原哲夫・、作画:)が『』(新潮社)において、2008年50号から38号まで連載された。 その後、同誌の後継誌の一つである『』()創刊号(2010年12月号)より、続編となる『 義風堂々!! 直江兼続 -前田慶次酒語り-』と『 義風堂々!! 直江兼続 -前田慶次花語り-』(作画:に替わる)が連載。 また、関ヶ原後の慶次が、立花・加藤ら鎮西(九州)の豪傑を訪ねる趣向の『』(原作:原哲夫・堀江信彦、作画:出口真人)が101号(2019年4月号)から連載されている。 作画の変遷 [ ] 作画の原哲夫の前作『』や『』とは異なり、絵の描き込みが簡略化され線が少なくなっている。 原があまりに多忙なためやむ無く効率化を図ったものとされているが、その結果読者や関係者から「絵が見やすくなった」と絶賛され、以後このスタイルを保つようになったという。 原本人はこの評価を受けて「今までの苦労は何だったんだろう」と語っている。 ただし簡略化されたとはいえ人物のアップなどで見せる重厚な描き込みは健在であり、鎧など武具のディテール、並びにバリエーションの多さには原の並々ならぬこだわりがうかがえる。 連載での・・・らの人物像とそのファッションは、(元年)に公開された『』がベースとなっている。 原作小説・史実との比較 [ ] 門下の()が小田原編までの脚本を担当。 原作に登場した様々な心理描写や独特の台詞回しを踏襲しながら、隆慶一郎の他作品のエッセンスも加えつつ、少年コミック誌向けの様々なアレンジ及び、少年誌掲載ゆえに生ずる表現上の制約への対応を施している。 原作との主な相違点としては、• 前田慶次郎利益が「慶次郎」ではなく「慶次」と呼ばれている• 原作にはないオリジナルエピソードの追加• 原作には登場しない新しいキャラクターの追加(ならびに一部キャラクターの削除)• エピソードの流用ならびに入れ替え• 戦闘シーンの漫画的脚色 が挙げられる。 原作中盤の「」編は出版社側の意向により、漫画版オリジナルの編へと大幅に変更された。 琉球編の展開は漫画オリジナルのものだが、唐入り編のエピソードもいくつか流用された。 より帰国した後の物語終盤の展開については、原作の伽姫が利沙に、金悟洞が岩兵衛に置き換えられ、一部エピソードが省略されている以外は、原作後半のストーリーを概ね忠実に踏襲している。 ただし、原作では全体の約4分の1に相当する分量を単行本1巻分に収められるように描いたため、展開が非常に急なものとなっている。 実際の前田慶次郎利益の生年については諸説あるが、最も若いとされる生年を採用するならば、劇中での年齢は30代ないし40代である。 本作では、慶次の年齢・加齢について触れる描写がほとんどなく、その容貌も一貫して青年のように描かれているが、前田利家が荒子城での出来事を回想するとき、16年前とされるその回想の場面に登場する奥村助右衛門の年齢が18歳と表記されており、慶次郎もそれとほぼ同い年だとすれば、本作序盤の天正12年()時点での年齢は30代中盤である。 主な登場人物 [ ] ここでは簡単な説明に留める。 詳細はを参照。 天下一の傾奇者で、身の丈は六尺五寸(197cm)以上ある大柄の武将。 滝川一益の従弟・益氏の次男で、前田利家の兄・利久の養子となったが、利家とは不仲である。 自らの道理で生き、自由を貫き通す奔放な男。 愛馬は 松風。 捨丸 かつてはの家来だった小柄な忍び。 弟を松風に蹴り殺され慶次を付け狙っていたが、その一方で惚れ込んでもおり、仲間7人を殺して慶次に仕える。 慶次を殺した手柄で侍になることが夢だったが、主馬との再会でその機会を得た際、慶次の人柄を改めて知り「正々堂々と戦って殺らなきゃ罰があたる」と殺すことを思いとどまった。 岩兵衛 本作オリジナルキャラクター。 隆慶一郎の『花と火の帝』のキャラクターを変形させ、流用した。 鬼のような顔をした七霧の里の住人。 おふうの育ての親でおふうを連れ戻そうと慶次の命を狙っていたが、慶次の人柄に惚れ、その後家来となる。 高い身体能力を持ち、人の心も読める。 おふう 本作オリジナルキャラクター。 耳そぎ願鬼坊にさらわれ、耳そぎと耳持ちをやらされていた少女。 外見は7〜8歳前後の子供に見える。 当初は表情も暗く喜怒哀楽を表に出さなかったが、やがて感情を取り戻し、合戦以外では慶次らと行動を共にするようになる。 利家の。 母性的でいて尚且つ少女のような可憐さを持つ美女。 慶次が心底惚れている女性であり、何かと気の弱いところがある利家を支える女丈夫である。 その奔放で天真爛漫な性格は、利家および配下の者たちの心配の種になっている。 前田家を治める大名。 かつては「槍の又左」と称されるほどの猛将だったが、現在ではプライドばかり高く周囲を気にする小心者である。 作中では慶次と対比して器量の狭い人物として描かれている。 そろばんがトレードマークであり、それは別のゲームなどにも流用された。 「俺は今まで誰からも好かれた事がない」と自認しており、万人から愛される慶次に嫉妬すると同時に自身の地位を脅かす最大の内敵と恐れている。 技 [ ] 流派 [ ] 穀蔵院一刀流(こくぞういん・いっとうりゅう) 前田慶次(前田利益)が開いた実在したの流派だが、本作中では、慶次の諧謔に過ぎず、獣並みの速さと力で相手を圧倒する戦場の剣であり、修得すべきいかなる型や技も存在しないというように描かれた。 与四郎、カルロスが使っていた体術。 後の空手の源流。 甲陽流忍術 真田幸村と猿飛佐助が習っていた体術がこの流派の流れを汲む。 天下一夢想流 荒井願鬼坊の流派。 とてつもなく素早い居合で相手を攻撃させず、あっという間に斬ってしまう。 だが、慶次にはまったく通じず、逆に大上段からの唐竹割りで盛大に体を両断された。 二刀流 竜嶽は唐剣の二刀流を使う。 これも原作の庄司甚内からとみられる。 奥義 [ ] 靭猿(うつぼざる) 加賀忍軍の秘術。 が使う前に慶次に葬られた。 火術不知火 加賀忍軍の技。 火薬を体に巻いて相手とともに自爆する。 影象青撹 毛虎親方五人衆の錦が宝山と対峙した時使った。 背景に溶け込み姿を消す。 水蓮波 毛虎親方五人衆が慶次が海まで追ってきた時使った。 高波を起こして相手の進行を阻む。 武器など [ ] 別名「千手(住)院村正」(せんじゅいんむらまさ)。 慶次の戦友・山上道及が最上との戦い()で重傷を負った際、治療の返礼として(本人は形見のつもりで)慶次に譲り渡した。 朱槍 慶次が好んで使う赤い槍。 鉄筋を幾重にも束ねているので普通の人間には持つことも出来ない重量になっており、慶次の「槍は殴る物」という持論通りに柄の一撃すら人間を殺傷しうる一撃となる。 当時、柄が全て赤い「皆朱の槍」は、家中において最も武勇に秀でた者だけが持つ物とされ(後に会津の陣の際に宇佐美や水野が異を唱えたのはこのためである)、慶次は魚津の戦いの功績で前田家からこれを許されていた。 唐剣 風魔の飛び加藤が使っていた刀。 先端が柔らかく、防御されても先端がよく曲がり相手を斬る。 短刀 慶次が秀吉とのお目見得に赴く際、秀吉を殺すために隠し持った物。 関(岐阜)の刀工が鍛えた厚重ね南蛮鉄の短刀で、奇染屋の岩熊を通じて入手した。 普通の刀と比べて刀身が3倍は厚く、捨丸に鉈(なた)を連想させた。 重量も相当なもので、岩熊によると持ち上げるには「普通の人間なら3人がかり」らしい。 大脇差 紫や金などの派手な褌(ふんどし)を締めた傾奇者達に対して一泡吹かせるために慶次が風呂屋へ持ち込んだ(「褌は白」というこだわりを持つ慶次にとって、彼等の褌は気に入らないものであった)。 鬼包丁 慶次が上杉の佐渡平定に参加した際、本間の兵が使っていた剛刀。 超巨大刀 佐渡平定の際に使用。 峰を左腕の甲冑にこすりつけながら刀身を横向きに保持し、体ごと回転して周囲の敵を薙ぎ払った。 鉄砲 作中でもよく登場する種子島。 慶次といえども生身の人間なので鉄砲だけは警戒している。 また、非力な者でも扱えるので前田利久も心得がある。 慶次の実父が属する滝川一族も鉄砲の扱いに長けている。 鉄砲の実戦での威力には様々な説があるが、本作では通説通りの画期的・致命的な武器として扱われている。 黒部三左のものは、鉄砲というよりむしろ忍者などが用いたとされる「抱え大筒」と呼ばれる携帯用の大砲に近い。 原作には長さ3mにも及ぶ遠距離狙撃用の長鉄砲「遠町筒」も登場し、金悟洞が使用する。 烏帽子型頭巾 慶次と上杉家小姓達との果し合いの後、登場した上杉景勝が被っていた頭巾。 その姿を見た老臣達が、上杉謙信と見間違う場面がある。 上杉謙信といえば、僧兵のような頭巾姿が有名だが、上杉家の伝承によれば、武田信玄とので謙信が被っていたのがこの烏帽子型頭巾で、実物は米沢市のに現存している。 かなりの業物である。 執金剛杵握形兜(しつこんごうしょにぎりなりかぶと) 物語のラスト、での最上義光軍との戦いで慶次が着用した兜で、握り拳を天に向けた奇抜な形。 に所蔵される実在の兜だが、史実の前田利益が使用したという記録はない。 このような奇抜なデザインの兜()は、史実でも当時は流行している。 織田信長の鎧 利家に預けられていたの鎧。 と南蛮兜を用いた。 村井若水が左の立物を折ってしまいしまい切腹を命じられるが、「生涯を賭けて殿を守り通した忠義の甲冑」若水を殺させまいとする慶次によって「殿の大事な甲冑を傷つけた者」として成敗、真っ二つにされる。 その後修復されるが、慶次によって持ち出され、末森の合戦にて慶次が使用した。 最後は鎧を捨ててしまった佐々成政に贈ってしまう。 佐渡攻め(史実では(天正17年))に馳せ参じた時に慶次が着用。 漫画では特に説明はないが、原作小説では出立直前に京で購入した。 捨丸がわずか2日で用意したもので特注品ではないらしい。 鉄砲の弾も跳ね返す強靭な鎧で、佐渡の武士たちに対する心理的威圧感も高く、「死神」と恐れられた。 慶次もかなり気に入っていたようで、捨丸に命じて高々と兜を掲げさせて誇示していた。 ただし、河原田城攻略の際には、だけを流用した当時の日本のの一般的スタイルになっていた(厳密には胴のデザインも微妙に異なっている)。 原作では河原田城攻めも西洋甲冑姿のまま参戦している。 この後しばらくは自前の鎧を着る機会がなく、次の合戦である最上の戦い(史実では(慶長5年))においては違う意匠の鎧を使用している。 原作にも「例の南蛮の鎧はとうに捨てられ、新しい鎧が鎧櫃に入れて替え馬の背にある」という記述があり、新たな合戦に臨んで新調したようである。 ただしこちらは「黒具足」というだけで具体的なデザインは不明である。 佐渡攻めの際に本間左馬助が着用した、南北朝時代以来の古式の鎧。 慶次の西洋甲冑に対して、佐渡の田舎侍ぶりを示すアイテムになっている。 (ほうろくだま) 手投げ式の炸裂弾。 導火線に火をつけて投げる。 火薬の他に鉛弾20 - 30個が仕込まれており、爆発と共に飛び散って多人数を殺傷する。 球形のものや円筒状のものがあり、捨丸や骨がよく用いる。 原作では捨丸が煙硝を買い込んでこれを自作する場面が度々見られる。 ゲーム [ ] 花の慶次 -雲のかなたに- ジャンル 対応機種 発売元 四次元 人数 1人、2人(対戦) メディア 発売日 スーパーファミコン [ ] 四次元から発売の用ゲーム。 ストーリーは風魔小太郎編まで再現。 紙芝居方式でストーリーを進め、所々で戦うという形式の。 対戦モードで使用できるキャラクターは、慶次、古屋七郎兵衛、主馬、蛍、蝙蝠、捨丸、岩兵衛、風魔小太郎の8人。 「涼風度」を上げないと大量の技が使えなかったり、武器を弾かれると拾わない限り武器が使えなくなったりするので、格闘ゲームとしての完成度は低い。 ソーシャルゲーム [ ]• 花の慶次 - 開始。。 花の慶次 - 2012年開始。。 花の慶次 〜カードバトル傾奇御免〜 - 開始。。 ネイティブアプリ [ ] この他にパチンコ・パチスロの携帯電話向けのアプリがnewginエキサイトランドより配信されている。 花の慶次 傾奇花札 - 開始。。 5人の武将との花札対決。 ニューギンコレクション 〜絵合わせマスター〜 - 配信の開始日不明。 エキサイトランド。 アクションパズル。 慶次の一騎駆け 〜陣取りゲーム〜 - 配信の開始日不明。 newginエキサイトランド。 アクションパズル第2弾。 慶次危機一髪 - 配信の開始日不明。 newginエキサイトランド。 『花の慶次〜斬』をモチーフにしたFLASHゲーム。 箱入り慶次 - 配信の開始日不明。 newginエキサイトランド。 花の慶次 〜愛のくるくる保留玉 - 配信の開始日不明。 newginエキサイトランド。 FLASHパズルゲーム。 ラジオドラマ [ ] のニューギンによるパチンコ、パチスロのプロモーションの番組のコーナーとして放送。 - 1月31日から2月20日まで放送。 全46話。 また、モーションコミック版が全4話公開されている。 - 4月7日から12月29日まで放送。 全39話。 パチンコ・パチスロ [ ] 6月、より台『』のリリースが発表され、同年7月より全国のに導入された。 この作品は大ヒット作となり、その後多数の後継機種が制作されるなど、シリーズ化されている。 11月には同じくニューギンより(『戦国パチスロ 花の慶次 〜天に愛されし漢〜』)もリリースされた。 また、モバイルサイト「newginエキサイトランド」ではアプリが配信されている。 主題歌 [ ] 15R大当たり中(百万石の酒演出を除く)はによるオリジナル曲『傾奇者恋歌(かぶきものこいうた)』が、戦モード(確変)中は同じく角田による『漢花(おとこばな)』が流れる。 にはより、『』としてが発売された。 では50万件を記録している。 真戦モード(確変)中は角田信朗によるオリジナル曲『よっしゃあ漢唄(おとこうた)』および『漢花(おとこばな)』が、15R大当たり中は『傾奇者恋歌』が前作に続き流れる。 またプレミアム大当たり時にはによる『ひとひらの花』(もののふリーチからの大当たり時)と『煌き』(4種あるプレミアムラウンド大当たり時)が流れる。 にオリジナル盤CDの先行発売とプロモーションビデオの公開が行われ、翌にはシングルCD「」が正式リリースされた。 大戦モード(確変)中は角田信朗による「修羅の果てまでも」(特定条件下で「よっしゃあ漢唄」および「漢花」)が、15R大当たり中は角田による「義風堂々!! 」、リミックスバージョンとしてアレンジされた「傾奇者恋歌〜DIGI-KABUKI ver. 〜」、同じくリミックスで前回コーラス担当だったが歌う「ひとひらの花〜SAKURA ver. 〜」のいずれかが流れる。 またプレミアム大当たり時にはによる「最後の戦士〜DARING WARRIOR〜」(もののふリーチからの大当たり時)が流れる。 なお、リミックスアレンジされた「傾奇者恋歌〜DIGI-KABUKI ver. 〜」を歌っているは、「角田信朗 with 」である。 に両A面シングルCD「」としてリリースされた。 脚注 [ ].

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