綺麗とは傷跡がないことじゃない。 知らない指先と、知らない傷跡

知らない指先と、知らない傷跡

綺麗とは傷跡がないことじゃない

CONTENTS• 効果のない美容整形で数百万騙し取られた!! 当院は保険診療は泌尿器を専門としており、それに付随する生活習慣病や皮膚科をカバーしている、どちらかと言うと地域に密着した診療を行なっています。 一方で皮膚科から発展して、自由診療では美容外科・美容皮膚科を行なっています。 この美容医療分野は最初はご近所の方が患者さんの中心でしたが、最近はかなり遠方からも多くの患者さんにいらしていただいています。 当院の地域密着型の美容整形・美容皮膚科という立ち位置は美容医療業界的には珍しいものなのです。 風邪で来院した方が「先生、私のこの顔のたるみって治療できますか?」とか膀胱炎で通いつつ「ここのシミをレーザーで取って!!」って感じの患者さん多数です。 そんなノホホンとした美容医療を行なっている当院として、この事件の闇を驚愕してスタッフ一同情報共有いたしました。 (弁護士ドットコムNEWS より) 折り込みで情弱の患者さん(多くは高齢)を集めて、いい加減な整形手術を行い、ある程度の患者さんの治療を行なったらトンズラ・・・以前からこんなことを行なっている美容医療系クリニックがあるとの噂は聞いていましたが、今現在でもこのインチキシステムを大掛かりに行なっているとは。 当院でこんなことやっちまったら、スタッフはご近所にお弁当も買いに行けませんし、通勤時に石を投げつけられてしまいます。 保険診療部門もかなり悪評がたち、経営に行き詰まるのは必至です。 今回、提訴されたかたの詳細は不明ですが、当院としても20年近い歴史のある美容外科・美容皮膚科部門において こんな患者さんはちょっとやだなぁ〜、美容医療はご遠慮くださいませ と思った事例がありましたので、ご紹介いたします。 来週結婚式があるので、胸と背中のシミを取ってください!!これ困ります 切羽詰まったタイトなスケジュールで綺麗になりたい、とのリクエストの患者さん、これかなり困ります。 中でも多く見受けられるのが「今月末、結婚式があってドレスを着るので胸と背中のシミをレーザーで取ってください」です。 レーザーによってシミが取れる、との認識が世の中に広まったのは喜ばしいことです。 しかし、レーザーは魔法の医療機器ではありませんので、治療後1週間程度でシミ自体は無くなりますが、正常な皮膚本来の状態に戻るまではある程度のメインテナンスが必要です。 その方は胸の大きく広がったドレス(デコルテって言うのかな)かつ背中がほとんど丸出しのドレスを結婚披露宴で着る予定とのこと。 レーザーは色素だけに反応することによってシミを取り除きますが、基本的な理論は熱を利用しています。 胸と背中一面にできた数百個のシミを一気に取り除くことは、大きな部分に熱のダメージを加えることになり、オススメできる治療ではありませんし、切羽詰まったスケジュールで行う医療こそ、思わぬトラブルを引き起こしがちです。 当院としては、当然お断りしたところ 何よ!!レーザーでシミが簡単に取れるって院長のブログに書いてあったのに、キーッ!! とブチギレて同伴したお母様とお帰りになりました(当然のごとく、書き込みサイトに悪口かかれましたけど 涙)。 目の下のたるみの除去手術をしたのに傷跡がない・・・手術してないじゃん、キーッ!! 当院には傷跡を目立たなくする技術を持った形成外科の専門医が複数人在籍しています。 手術する場所によっては手術の跡、多くは縫い跡が肉眼では見えなくらいになることも多いです。 ある時、目の下のたるみに対しての治療として、余った皮膚を切除(切った上で余った部分を取り除く)する美容外科手術を希望されて来院した患者さんがいました。 小一時間の手術によって綺麗に目の下のたるみ除去手術はトラブルもなく終了。 1週間程度おいてから抜糸に来ていただきました、もちろん患者さんはニコニコでお帰りになったのですが、それから半年後 目の下のたるみの手術、全く傷跡が無いから、実は手術なんてしていないんじゃないの、騙された〜、キーッ!! とのお怒りの電話が来ました。 詳細を尋ねると地元の美容クリニック(大手チェーン店)でボトックスやらヒアルロン酸の注入治療(多分、おでこのシワ取り目的)を受けた際に「五本木クリニックんで目の下のたるみの手術を受けたんです」と美容クリニックの医師に伝えたところ「傷跡が全然ないじゃん、それって本当に手術したの?」と言われたそうです。 その患者さんは「傷跡が無い、手術をすると称して何にもしていなかった、騙された」とのロジック いかに傷跡を目立たせないか、それに命をかけている形成外科出身の美容整形担当医師はその抗議に「自分が今までやって来た修行と工夫の価値を全く理解していない患者さん、こりゃ虚しいです院長」と涙目で私に訴えて来ました。 あのねー、手術の前後写真および手術中の写真、さらに切り取った皮膚の一部の写真も当院はカルテに貼り付けてあるので、手術しまーす、何にもしませーん、なんてことはありえません。 修行の足りない大手チェーンのなんちゃって美容外科としては、手術跡が全くわからない美容外科技術が存在することが信じられなかったのでしょうね。 術前・術中・術後直後の画像があるのに「手術してないじゃん、キーッ」となるような患者さん、実際に目の下のたるみは解消しているのに、傷跡が見えないこと理由にそんなこと言われても・・・こんな患者さんは二度と診察・治療したくないです。 10才若返ると言われて治療したけど、効果がなかった、だから提訴 冒頭でご紹介した最新の美容医療でマイナス10才の効果がある、との広告をみて治療を受けた方、それも注射2本で260万円も請求されています(詳細はyahoo! yahoo. 私が知る限りどこに注射をするのか不明ですけど、注射を打つことによって10才若返ることができる美容系の医療は知りません。 今年の事件化した臍帯血を使用したアンチエイジング治療ならそんな謳い文句を使った宣伝をしているのかも知れませんけどね。 この提訴された方に対して、批判的なコメントがyahoo! ニュースの下の方に投稿されています。 しかし、たった2本で260万とは、訴えられたクリニックも大きく出たものです。 当院でも以前「5歳若返りコース」なんてものをリピーターの方にご紹介したことがあります その効果の根拠は運転免許証。 当院スタッフの運転免許証、多くはゴールド免許のために今まで使用していた免許証の写真と更新後の免許証の写真を比較して「わああっ、5年前より若返っている!!」と数人が言い出したのです。 当院のレーザーを中心とした医療機器は実験的な意味合い、本当に効果があるのかの確認、スタッフの技術向上のためにスタッフ間での施術を推奨しています。 何回も地味に治療を継続することによって、肌はツヤツヤ、ハリもプルプル、シミなんて消え去った現在の免許証の写真と更新前の免許証の写真を比べると、明らかに若返っているのです。 これをきっかけとして「5才若返りコース」なんてものを設けたのですが、今回提訴に至ったインチキと思われる美容クリニックが出現してくると今後はこのコースはお蔵入りにせざる得ないですね。 効果があっても「4才と10ヶ月しか効果ないじゃない、キッー!!」って方が出てこないとも限りませんから。 美容系の治療を受ける場合、くれぐれも慎重に医療機関を選択していただきたいと存じます。 なお、前述症例は個人が特定できないように、じゃかん話を盛ったり減らしたりしていることをご了承ください。 こんな患者さんは診たくない!!って症例はまだまだあるのですが、限りなく守秘義務や個人情報に抵触する可能性がありますので、今回はこのくらいにしておきます。

次の

死神の瞳・傷跡と、青い血

綺麗とは傷跡がないことじゃない

前回の記事 の続きです。 手術跡や病気について、自分はどのように認識していたか。 それから周りの環境はどうだったかも含めて、幼少期からの感情の変化を書いてきましたが、今回はやっと現在の話です。 マークの意味はお手数ですがこのブログの手引きを見てくださいね。 10代の終盤で、 気持ちの整理をつけたつもりになっていました。 病気を 「受け入れる」ことで、くよくよしなくなった。 それで完了したと思っていました。 それなのに、エネルギッシュに活動するようになったことと反比例して、異常なまでに病院が怖くなりました。 20代の半ばで発作的に強い 不整脈が出るようになって病院に行かざるを得ない状態になりますが、医療行為に対して パニック発作を起こすようになり、心臓の治療云々の前に精神科を受診してくれと言われます。 過去の記事 〘ある先生との出会い〙の記事でも書いたので詳細は省きますが、今の担当医に出会ったことで、過去の経験による 一種の PTSDであることが分かります。 そこから何でもいいから助けてほしいという気持ちで、精神科やメンタルクリニックにも通いました。 担当医との会話やクリニックでのカウンセリングを進めるうちに、自分のことなのに説明できない、自覚していない感情が沢山あることを知りました。 それらの答えは当然 誰かが教えてくれるのではなくて、自分で何とか探すしかありません。 そのうち、自分自身が病気であることを 「認める」ということを今までしてこなかったことに気付きます。 「受け入れる」と何が違うかっていうと、かなり感覚的なものなんですけど、小さい頃から、病院の先生や親から聞いたことを そのまま納得することにエネルギーを使ってきたんです。 理不尽なことも、理解できないことも、全部無理やり 納得させる為の 努力しかしてこなかったんです。 本当は、 違和感を言葉にして誰かに伝えるとか、納得してない自分を認めてよかったのに。 それで病状が何も変わらなかったとしても、 心臓 そのものと感情という意味の 心 は別だから。 まずは分かっているつもりになっていた自分の病名や、どんな手術をしてきたのか、それらをもう1度最初から調べ直すことにしました。 ネットで片っ端から検索をかけ、図書館で書籍や論文を読み、Twitterでアカウントを作ったり、講演会に行ったりしました。 驚くべきことに、病名そのものが変わっていました。 そんなことあるんだ。 私が生まれた時、 心内膜症欠損症と呼ばれていたそれは、現在 房室中隔欠損症というそうです。 なんで。 心房中隔欠損症という別の病もあるのに。 ややこしい。 でも自分の知識はそれくらい昔の情報から更新されてなかったのか。 正しく知っていったことで「一般的な身体と何が違うのか」を理解でき、なんでこの薬を飲むのか、なんですぐ息が切れるのか、なんで手術するのか、が自分の中ですっきりと納得できました。 それによって「自分の病気が嫌だ」「こんな体が嫌だ」と思い続けてきたけど、病気の何が嫌なのか。 どうして嫌なのか。 もっと深いところまで分析してみようという気持ちになりました。 私は何が怖かったのか。 何を大切にするために、何を諦めてきたのか。 その全てが 本当に病気だけのせいだったのか。 同時期に、 心不全の状態が慢性化して、少しづつ検査を進めていくにつれ「あれ?思ったよりも状態が良くないぞ」ということが分かってきて、当初5年以内にと言っていた手術がどんどん早まり、年内にという話になります。 ふたを開けてみたら実際はそれでも全然遅すぎたらしいけど 幼少期と違い すぐに死を考えるような状態ではないので、そこから今度は病院内で意見が分かれ、実際に手術日程が決まるまで3カ月程度かかります。 その期間に私は、胸の傷跡を見られるようになります。 え、なんで急に?って感じでしょ。 なんとなく、見てみようかなって思いついたんです。 お風呂の時に。 ずっと忌々しいものだったせいで、最後にしっかりと傷を直視したのがいつか覚えていません。 久しぶりにきちんと見た傷は、 自分が思っていた以上に綺麗でした。 せっかく見られるようになったのに、もうこの傷は見ることが出来なくなるんだなという 寂しさ。 また同じ場所を開いてもらうことへの 不安。 調子に乗って直視し続けるとこみ上げる嗚咽。 そんな不安定な気持ちを繰り返しながら手術日を迎えました。 体が動かせるようになっても、新しい傷跡を見て、これまで以上に嫌悪を感じてしまったらどうしよう。 心を保てるだろうか。 それらの心配は杞憂に終わりました。 地獄のICU生活を越え、一般病棟に移って初めて自分の裸を見たときは、全身痣だらけだし傷まみれだし手足はガリガリで胸部はまだ痛む。 「うわぁ…。 」って感じ。 それ以上でも以下でもありません。 そして退院して動けるようになって、いまは胸元も体の他のパーツと同じように見ることが出来ています。 いつ嫌悪感を思い出すか分からないので恐る恐る…という感じではありますが。 開胸範囲は小さい頃と変わらず、以前より薄くなったわけでもありません。 むしろ回数を重ねて痛みも残りました。 でも、今までと大きく違うのは、 汚いから、見られたくないから隠さなきゃいけない・隠したい、という気持ちだけではなくて これは自分にとってとても大切なものだから、知らない人に簡単に見せたくない・隠したい、という気持ちになったということです。 端的に言うと、やっと 納得したんだと思います。 自分の身体になんでこの傷がついているのか。 そんなことにこんなに時間がかかってしまいました。 だからと言って無傷の身体への憧れが無くなったわけではないし、他人の目を気にせず洋服を選ぶことが出来るかと言われれば、全くです。 これからも変わらず傷が隠れるデザインを探します。 それでも憂鬱な気持ちになることは減るだろうなって期待しています。 今までどんなに好きな人に手術跡を褒めてもらっても、頑なに嫌い続けた頑固さがあるので、ひっくり返せば、自分が納得できていれば、この先誰かに意地悪なことを言われても、簡単には揺れないんじゃないかな、なんて。 私はいま、こんな気持ちです。 私が手術の傷跡に悩んでいた時、他の人はこれとどう付き合っているのか知りたくて、インターネットで当事者のHPやブログを探しては読み漁っていました。 そしてそのほとんどは「傷は気にならない」「誇らしく思っている」というような堂々としたものばかりでした。 自分のことを発信しているわけですから、自分をわざわざ否定するようなことを書かないのは当然だと思います。 その結果、若かりし頃の私は「こんなにネガティブに捉えているのは自分だけなのかな」「私がおかしいのかな」という気持ちになってますます悩むことになりました。 でも、どこかに必ずいると思うんです。 自分の身体の一部なのに、どうしても認められなくて苦しんでいる子が。 だから私は、陰鬱だった感情もきちんと残そうと思いました。 ネガティブな言葉って書くのも読むのも気持ちのいいものではないけど、そういう感情を持っていることも自然なことだから。 苦しむ原因は様々だけど、貴方だけではないから。 と、言いたくて。 だから大丈夫。 「私はあなたとは違うから」「貴方はわたしとは違うから」なんて当たり前のことで不安になって、わざわざ他人を攻撃しなくても大丈夫だから。 みんな自分の力で這い上がっていこうね。 結局5部作 笑 の長いお話になってしまいました。 読んでくださってありがとうございました。 おしまい。

次の

性病じゃないよ、ブツブツ盛りだくさん|船橋中央クリニック

綺麗とは傷跡がないことじゃない

ほくろを除去したときの周りの反応は?バレる? ほくろは除去してから完全に傷跡が治るまでに、 早くて1ヶ月、一般的には半年程度かかります。 除去したほくろの大きさやほくろの位置にもよりますが、例えばお顔の場合はテープを貼ったりする期間があるのでその時はバレてしまうと思います。 もちろんメイクなどで多少は隠すことができますし、場所によってはマスクなどで隠すこともできるでしょう。 テープを貼らなくても大丈夫になった場合は、人によっては 赤みがなかなか治らないこともあるのでその場合はバレてしまうこともあるかもしれません。 もしテープや除去の跡に気づかれて、何か言われるのがやだな~という時は 先に申告してしまうのがいいかもしれませんね。 「ここのほくろを取ろうと思ってるんだ~」と気軽な感じで言ってしまえば、「そうなんだ~」と案外さらっとした答えが返ってくるかもしれませんよ? 実際にほくろを除去した方のお話によると、 関連記事 ほくろ除去を悩んでしまう気持ちもよくわかります。 しかし人のコンプレックスって、 本人以外はほんとうに気にしていないことが多いです。 きっと周りの人は、本人が悩んでいたことを解消するためにしたことに対して避難などもしないと思いますよ! ほくろ除去って整形に入るの? ほくろを除去することは整形に入るのか、気になりますね。 他人に大げさに思われたらめんどうですよね。 結論から言いますと、 ほくろ除去は整形には入らないと思います。 ほくろは医学的には「 母斑」といいます。 生まれた時はなくても後からできることもありますよね? 一部のほくろには「 メラノーマ」と言って、皮膚がんの一種で危険なほくろもあります。 こういった病気の危険のあるものを取るのは治療となるので、元々の形を変える整形とは違います。 ほくろは皮膚科や形成外科でも除去してもらうことが可能なので、しっかりとした 治療のひとつなのです。 歯の矯正などのように、美容目的でなくする人もたくさんいます^^ しかし、一部では整形だと思っている方がいないわけではないというのも事実… もしそういう人がいて指摘されたら、.

次の