ウィリエール。 ウィリエール Cento10 AIR【ロードバイクインプレッション】

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Wilier(ウィリエール)のスチールバイク「Gastaldello」(ガスタルデッロ)をインプレッション。 イタリアの老舗ブランドが手掛けた最新のクロモリロードの実力を試した。 ウィリエール「ガスタルデッロ」(インターナル仕様) Photo: Masami SATOU あえてスチールという素材を選択 近年、エアロロードバイクやディスクブレーキの登場により、フレーム構造が複雑化する傾向にあるなか、ウィリエールが自信を持って世に送り出したのは意外にもクロモリロードだ。 ガスタルデッロには2種類のラインナップがあり、一つはロウ付け加工でチューブを接合したインターナル仕様、もう一つはフレームの接合面をより滑らかに加工したフィレット仕様が用意されている。 どちらも日本オリジナルモデルだ。 今回試したモデルはインターナル仕様である。 フィレット仕様と比べると、インターナル仕様の方がやや重量は軽いという。 インターナル仕様はパイプ同士をシンプルに溶接したスタイル Photo: Masami SATOU 素材だけでなくフレームもトラディショナルな仕様になった。 ヘッドパーツはチューブの外側に圧入するアヘッドタイプを採用。 ブレーキ、シフトワイヤーのラインはフレームに沿って外側に設けられ、ブレーキはリムのキャリパーブレーキが用いられた。 一方で伝統的なスペックの中にもフルカーボンフォークを採用し、走りの質にもこだわりをみせる。 スローピング形状に設計されたのも車体の振りを優先したからだという。 ただ昔ながらの設計をリバイバルしたモデルではなく、新製品として生み出したウィリエールの自信が感じられるスペックである。 それは走りにも表れてた。 アヘッドタイプのヘッドパーツに、フルカーボンフォークの組み合わせ Photo: Masami SATOU セカンドバイクに最適な乗り味 結果から言えば、カーボンバイクの方が軽くて速い。 同ブランドの最新モデル「ゼロSLR」にスピード面では及ばない。 ガスタルデッロはその特性を存分に発揮。 ペダルを踏み込むごとにフレームのバネ感が推進力となり、背中をグッと押し出してくれる。 振動はチューブが共振するように吸収し、乗り手に不快なショックを緩和する。 フロントフォークが軽く、剛性のあるカーボンフォークなので、引き締まったハンドリングや切り返しができ、古臭さを感じさせない。 2mmの丸形シートポストや、ねじ切りタイプのBB、外装のワイヤーなど、過去何年も用いられてきた規格なので、パーツの選択肢も豊富だ。 昨今のカーボンバイクは専用部品が多くなったが、ガスタルデッロは真逆の仕様で安心感さえ与えてくれる。 久々のスチールバイクだったが、素材の良さを再確認できた。 カーボンバイクユーザーも決して退屈させない奥深い魅力を持っていた。 筆者もセカンドバイクとして欲しくなった1台だ。

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ウィリエール Cento10 AIRとは? Wilier Cento10 AIR Mat Black 老舗のイタリアンバイク 北イタリアのロッサノ・ベネトに居を構える ウィリエール・トリエスティーナ社は、その歴史を1906年、 日本の表記にすると 明治39年にまで遡る、老舗のフレームビルダーです。 グランツール常連ブランドとしての地位を築いたウィリエール。 近年では、MTBやシティバイク、Eバイクなども手がける、 総合自転車メーカーへと進化を遂げています。 燦然たる輝きを放つエアロロード[チェント]シリーズ そんなウィリエールのロードバイクラインナップにおいて、 燦然たる輝きを放つのが Cento(チェント)シリーズ。 創業100周年を迎えた2006年に登場した記念モデル 「100(イタリア語でCento)」から脈々と受け継がれる、 同社のフラッグシップに与えられる名称です。 Cento10 AIR チェントディエチ・エアー は、 前モデルのCent1 AIR チェントウノ・エアー よりも、 形状をより空力に優れたものとし、より直線的なフォルムに。 各部が徹底的に計算され、 煮詰まった完成形のフォルムが特徴的です。 現行モデルでは、「Cento10 Elite」としてラインナップ 110周年記念として開発されたエアロレーシングバイク、 Cento 10 Airですが、2019年モデルでは 「Cento 10 Elite チェントディエチ・エリート 」としてラインナップされています。 また、「Cento10Air」の使用素材を見直し剛性を向上させた 「Cento10 Pro チェントディエチ・プロ 」が新たにラインに加わりました。 ペダリングによる加速の伸びが気持ち良いバイクです。 一言でいうなら、間違いなく 「 心地よい伸び」の一言でしょう。 綺麗にペダルを回してトルクを掛けてあげることで、 心地よくスーッと加速します。 ただ力をがむしゃらに掛けてしまうと、 フレームが持つ剛性から来る跳ね返りが強く、辛いです。 高い剛性を感じながら、引き足をうまく使って綺麗に ペダリングをすると、それに答えてくれるように加速してくれます。 見てくださいよ、これ。 めっちゃかっこいいじゃないですか。 正直このフレームを購入したときはハンドル剛性の価値は 全然わかっていなかったのですが・・・ 「見た目に惚れました。 」 もうワンサイズ小さいフレームのほうが良いかもしれないけど・・・ そうするとこのハンドルはつけられないと聞いて、 このサイズのフレームにしたほど。 普通、一体型ハンドルと聞くと、通常のサイコンマウントや ライトがつけられなくて困るのですが・・・ レックマウントさんがこのハンドルのためだけに 金型を作ってくれているので安心。 Specialized Powerサドル サドル沼から抜け出すために、残されていた唯一の道 人並みにサドル沼にはまりまして・・・ いろいろと試して、方向を見失っていました。 Specialized新宿にて骨盤の計測を行い、 一番合っているサドルを調べられると聞き、 早速計測した結果、これが一番合うとの計測結果が。 それ以来これを利用してます。 参考: もちろんサドルなので人によって差が出ますが・・・ Cento10AirとSpecialized Powerのサドルの相性が良いようで、 鉄下駄からRacing3に買い替えた時よりも 全然速度上がった!という印象でした。 骨盤を支えてくれているのですかね、 とにかく速度上がりました。 Cento10 AIR の乗り心地は? 山も登れる快速エアロロード 正直ほかのフレームで山を登ったことがないので、 このフレームだけの感想になってしまいますが。 フレームが完全にエアロロードというわけではなく、 1300g程度なのでヒルクライムも快調です。 ハンドル剛性があるのでしっかり ハンドルを握って踏み込めば全然登れます。 下りも安心感がある 下りでの安心感はやっぱりあると思います。 ダイレクトマウント方式のブレーキに、重心が下目なフレーム。 セミエアロだけどコントロール性の良いハンドル。 都民の森などの、直線が多く速度が上がるダウンヒルなどは、 かなり安定して下れる印象です。 以前乗っていたGiantのエントリーアルミロードのDefy君だと ダウンヒルはかなり怖いなーという印象がありましたが。 直進安定性があるのか、あまり恐怖を感じなくなりました。 (慣れかも知れないですね;; ロングライドもこなすレーシングバイク 早いだけじゃなく、乗り心地もいいのです。 トップチューブ形状通り、結構 振動吸収してくれます。 もちろん ホイールとの相性もあると思いますが、 ホイール次第でロングライドも快適にこなせる 一台だと思いますので、おすすめです。 ロングライドは、アルプス安曇野センチュリーライドや、 普段の荒川150キロサイクリング、江の島から横浜までの 半島ライドなどもこのフレームで行ってきました・・・! 下手に振動吸収性が良く、剛性も低めのロードを買うよりも、 Cento10Air程度の 剛性があってスピードがちゃんと出るほうが、 足に力を乗せられるので、体に無駄な負荷がかからず 快適に進めるのかな、という印象を受けてます。 以前のGiantDefy4は踏んだ力が逃げる感触があり、 向かい風や登りで、ものすごく体力を使う印象が強かったので、 適度な剛性があるほうがロングライドも快適だなと思うようになりました。 ロングライドに嬉しい28Cタイヤ対応設計 これは別の話にはなりますが、 28Cタイヤに適応するために フロントフォークとリアシートステーが広く設計されているのも ロングライドしたい方にはうれしい設計。 2019年に発表される2020年モデルのホイールはおそらく、 内幅C19の28Cタイヤに最適化されたホイール。 今ブームの、 チューブレスタイヤの嵌めやすさも上がる上に、 空気のボリュームがあればあるほど 乗り心地が良くなるのは明白なので、 是非新しいC19リムホイールに28Cのチューブレスをはかせて ロングライド行きたいですね。 このCento10Airの剛性の高さを失わず、チューブレスが かなりいい感じに振動だけを吸収してくれるので、 相性は抜群だと思います。 TREK DOMANE(性能良いらしい Canyon CF SLX(コスパに惹かれて GUSTO Legend(コスパなら絶対これだが。。。 Ridley Helium CARRERA TD01 air(多少見た目妥協すれば半額以下で買える。。。 色々なフレームを見て回ったのですが、 その中で ダントツにかっこよかったのがWilier。 90%デザインで 選んだ理由は完全にデザインです。 ネット上にあったBoraOneを装着したCento10Airを見て これしかないと確信しました(笑) でも、価格が・・・! デザインのためならあまり価格は気にしていなかったという そんなブルジョワなわけもなく。 購入当日のテンションで店員に苦笑いされながら撮影した現金とフレーム 都内一等地のごはんは高いので 会社に朝出社したら炊飯器でご飯を炊き、 スーパーで100円で12個入りのシュウマイを2日分けて食べ ランチ1食で100円以下を目指したりいろいろして ようやく貯めた現金での一括払いで納フレ。 Twitterのフォロワーさんのロードバイクを 紹介していただくという企画を実験的に行っており、 この記事は、その企画の実験的な第一シリーズとなります。 今後もこのような、 「実際のオーナーさんによるリアルなインプレッション」 をお届けし、 ロードバイク選びに迷う方の参考となるような コンテンツを作製していきます! 最後に、ご協力頂きましたロレンスさんにお礼申し上げます。

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日本オリジナルモデルとして登場したウィリエールの新作スチールバイク「GASTALDELLO Fillet」。 滑らかなフィレット仕上げ、オーバーサイズのチュービング、フルカーボンフォークを採用しクラシカル過ぎない現代的なスタイルと走りを獲得したこだわりの1台に仕上がる。 ウィリエール GASTALDELLO Fillet c Makoto. jp 1906年に創業したイタリアの老舗バイクブランドとして、長きに渡りトップレースシーンで輝きを放ち続けているウィリエール・トリエスティーナ。 マルコ・パンターニを始め往年の名選手たちの走りを支えてきたレーシングブランドであり、現在はプロコンチネンタルチームのトタル・ディレクトエネルジーをサポート。 近年はE-ロードバイクの開発にも力を入れており、歴史に裏付けられた技術力の高さを世界にアピールしている。 そんなレーシング色の強いウィリエールだが、今回新作としてラインアップに加わったはスチールバイクの「GASTALDELLO(ガスタルデッロ)」。 ウィリエール経営陣の一人ミケーレ・ガスタルデッロ氏と、各種チューブを手掛けるコロンバス社の副社長を務めるアンジェロ・カッチャ氏の発案で2016年に開発がスタートした日本オリジナルモデルだ。 シートステーに潰しなどは入っておらずシンプルなデザインに仕上がったリア三角 シートチューブに「ウィリエール・トリエスティーナ」の文字 軽量なフルカーボンフォークがレーシーな走行性能に寄与している ウィリエールオーナーのファミリーネームを冠するだけに、納得のいくスタイルや性能に至るまで約2年半もの歳月を費やしたこだわりの1台に仕上がる。 チューブの内側からロウ付けして溶接するインターナルブレージング仕様と、さらに溶接部の表面にロウを盛り付け削ることで滑らかな仕上げとし、見た目の美しさを追求したフィレットブレージング仕様の2タイプがラインアップする。 今回インプレッションしたのはフィレット仕上げのモデルで、スチールバイクながらラグレスでモダンなルックスが特徴的だ。 メタリックに輝くクロームオレンジロゴが目を引く、ウィリエールを象徴するラマートカラーの差し色も高級感を演出している。 溶接部の表面が滑らかなフィレットブレージング仕様 クロームオレンジが目を引くウィリエールを象徴するラマートカラー クイックリリースを覆うような形状に加工されたリアエンド モデル名のガスタルデッロはウィリエールオーナーのファミリーネームから名付けられたもの フレームはコロンバスのクロモリチューブ「CROMOR」を使用し、やや径の大きいオーバーサイズチューブを選択することで現代的なスタイルを獲得。 フルカーボンのフォークもモダンな雰囲気を強めてくれるとともに、軽量化や走行性能の強化に寄与している。 カーボンコラムを採用することもあり、ステムもクラシカルなスレッドではなく、今風なアヘッドタイプで幅広いパーツ選択が可能だ。 スチールフレームらしく、ヘッドセットはインテグラルタイプではなく、ベアリングカップがヘッドチューブの外側にくるトラディショナルな規格となる。 小さな部分ではあるが、こだわりを表現できるパーツでもあり、ユーザーがカスタムできる領域を大きく残すための設計でもある。 また、ジオメトリーは既存のレーシングモデルをベースに調整されており、スチールバイクでも軽快な走行感となるよう工夫されている。 フレームセットが19万円(税抜)、シマノULTEGRA完成車が31万円(税抜)で販売される。 「スチールバイクながらレーシーで軽やかな走りを見せてくれる1台だ」 GASTALDELLO Filletは試乗車の仕様で重量約8. 3kgと、エントリーカーボンロードにも負けず劣らずの軽さに仕上がっており、漕ぎ出しなどはかなり軽快な印象。 パワーをかけたときの加速や反応性に優れるわけではないが、いつまでも乗っていたくなるような足当たりの良さがあり、競い合うような走りをしなければむしろラグジュアリー感が漂う乗り味だと感じられた。 カーボンフォークの恩恵なのか、ラグドでクロモリフォークを合わせたオールドスタイルのスチールよりはレーシーな走りを見せてくれ、長時間のヒルクライムでもない限りダルさや重さはあまり気にならない点には驚かされた。 一方、フレームが振動吸収してくれる印象は薄めなので、快適性を向上させるチューブレスタイヤはぜひ合わせたいところ。 しなりが推進力に変わる感覚が気持ちいい。 がむしゃらにスピードを突き詰める走り方ではなく、バイクを走らせている感触を味わいながらサイクリングやロングライドを楽しみたい1台だ。 速く走ることだけが全てじゃないと改めて気付かされるのはスチールバイクの良いところで、カーボンバイクを一通り楽しんだベテランライダーや、クロモリで自身のスタイルを演出したいサイクリスト、フラッグシップ以外のセカンドバイクを探しているウィリエールファンなどにぜひ乗って欲しい。 ウィリエール GASTALDELLO Fillet c Makoto. Murata photo:Makoto. AYANO.

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