布 マスク。 ミズノやグンゼに無印も参入する布マスク ファッション性に涼感も (1/2ページ)

政府の布マスクを『立体マスク』にリメイク! 「ナイスアイディア」「真似したい」の声

布 マスク

繰り返し使えて、手作りもできる布マスク。 間違った使い方では逆効果になってしまうこともあるので注意が必要です 日本国内のマスク不足が依然続いています。 マスクが必要な医療機関においても、医療者のマスクを1日1人1枚のみとした施設や、すでに在庫がなくなりつつある施設も出てきました。 通常では考えられないことですが、病院内の在庫状況を考え、数日間に渡って同じ1枚のマスクを使用しなくてはならないケースも出てきているようです。 私自身が通勤中に目にする方たちは、大体7割方がマスクをつけています。 これを多いとみるか、少ないとみるかは分かれそうですが、症状がある人や咳エチケットとしてのマスク着用が推奨される中で、マスクを確保できていない方がいる状況はよいことではありません。 政府によると、国民の不安解消に取り組むために1世帯に2枚の布マスクが今後配布されるそうですが、布マスクには実際どの程度の効果があるのでしょうか? 今回は布マスクの効果と使用上の注意について解説したいと思います。 布マスクに感染予防効果なし? 不衛生な使用法では逆効果にも 使い捨てのサージカルマスクの品薄が続く中、洗って何度も使える市販の布マスクや、手作りの布マスクなどが注目を集めています。 一方で、布マスクの実際の効果については正しく理解し、気をつけて使用する必要があります。 サージカルマスクと布マスクの効果については、『MacIntyre CR,Seale H, Dung TC,etal. A cluster randomised trial of cloth masks compared with medical masks in healthcare workers. BMJ Open 2015』で興味深い報告がされています。 これはベトナムの医療機関で、18歳以上の医療関係者を対象に、4週間に渡って比較された研究報告なのですが、この報告によると、「一般的なサージカルマスクをつけていた人」「サージカルマスクを必要に応じてつけたり外したりしていた人」「布マスクをつけていた人」の3グループに分けて比較したとき、呼吸器疾患、インフルエンザ様疾患、ウイルスによる呼吸器感染症の全てにおいて最も感染率が高かったのが「布マスクをつけていた人」だったのです。 理由としては、布マスクはサージカルマスクよりも目が粗くフィルター効果が悪いこと(飛沫核の侵入も布マスクの方が通りやすかったと考えられること)、再利用されたり、布の中の湿度が高くなったりすることで逆に不衛生になりやすかったことが考えられます。 この研究で調査対象となったのは感染症リスクが高い医療機関でしたが、一般的な使用においても、布マスクの感染予防効果は過信しない方が望ましいでしょう。 WHOによる医療関係者向けの新型コロナに対するマスク使用のガイドライン『(英語)』では、「どんな状況でも布製マスクの使用は推奨しない」と示されています。 布マスクは感染拡大を防ぐ「咳エチケット」には有効! 子どもの感染予防に一定の効果も では布マスクは完全に無意味なのかというと、そうとも言えません。 布マスクであれ、つけている人の咳やくしゃみ、会話などによる飛沫が拡散する距離は、布が遮蔽物になる分、短くなります。 現在の新型コロナウイルス感染症では、無症状感染者が自覚なく拡大を感染させていることも懸念されていますので、咳エチケットとしてのマスク着用は有用です。 自分が感染予防するためというよりも、あくまでも自分からうつさないため、社会全体で感染拡大を抑える咳エチケットの一つとして取り入れるとよいでしょう。 新型コロナに限らず、呼吸器感染症は、くしゃみ、鼻水、咳などによって感染します。 基本の咳エチケットとして大切なのはマスクを着用すること、マスクがない場合は、咳・くしゃみの際にティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆うこと、それもない場合は上着の内側や袖で覆うことです。 布マスクもここに挙げられているものと同じような一つの遮蔽物と考えましょう。 また、小児科医としての立場から言うと、子どもはよく自分の手で、鼻や口など、顔を触りがちです。 物についたウイルスなどが手に付着し、その手で自分の口や鼻、目を触ることで起こってしまう接触感染にも注意しなくてはなりません。 その点、布マスクをしっかりしておけば、一般的なサージカルマスクと同様、自分の口や鼻を直接手で触りにくくなります。 その意味では子どもや、つい口元などを触ってしまう癖のある方の感染予防効果には、一役買ってくれるかもしれません。 布マスク着用時の注意点……清潔に保てるよう洗濯・乾燥・適切な保管を 前述の通り、布マスクは、サージカルマスクに比べて目が粗いです。 また、防水性もサージカルマスクよりも悪く、呼吸などで湿ったまま使用し続けるのは衛生上よくありません。 細菌、カビの繁殖を防ぐ意味でも、しっかりと乾燥させることが大前提。 そして、こまめに洗濯することが大切です。 サージカルマスクよりも耐久性がよいからと、つけたり外したりして、注意なく置きっぱなしやカバンなどに放り込んで使用するのではなく、外した後はしっかり乾燥させた上で、清潔なビニールなどに入れておくなど、適切な管理を心がける必要があります。 繰り返し使い続ける場合は、細菌の繁殖を抑えるためにもしっかりと洗剤で洗い、乾燥させるようにしましょう。 また、布マスクは管理が難しそうだからと、キッチンペーパーなどで簡易的な使い捨てマスクを自作する方もいるかもしれません。 しかし、キッチンペーパーを含め、飛沫や、さらに小さな飛沫核を通さないような紙は通常なかなかありません。 粉塵などのある程度大きな粒子を防ぐ目的ならば、これらの手作り簡易マスクでも効果があると思いますが、マスクと顔の間に隙間がある場合、感染症予防の面ではさらに難しくなります。 ウイルス感染予防のためには十分に顔にフィットさせる形状である必要があるため、布マスクと同様、これらの手作りマスクも予防効果はかなり低いと考えた方がよいでしょう。 咳エチケットとしてマスクも活用しつつ、基本の手洗いで感染予防を 感染拡大が続く中、マスク不足や子どものマスク使用、正しい使い方や効果に不安を抱えている方は少なくないと思いますが、いずれにしてもマスクをしていればうつす心配もうつる心配もない、というものではありません。 咳エチケットとして正しいマスク使用をした上で、やはり大切なのは「手指衛生」です。 子供においても、しっかりとした手洗いにより呼吸器感染症、上気道感染症の発生率が減少しているとの報告があります。 密閉した空間、人が密になっている空間、人と人の距離が短い空間を避けることなど、できる感染対策をしっかり取りながら、適切に対処していきましょう。

次の

ミズノやグンゼに無印も参入する布マスク ファッション性に涼感も (1/2ページ)

布 マスク

モンベル ウイックロン ポケマスク 我が家も何かと世話になっているアウトドアブランド モンベルが作った布マスク。 モンベルのTシャツ等に使われている、吸水速乾性に優れた機能性素材「ウィックロン」生地を使ったものです。 サイズはレギュラーサイズ(M)と小さめサイズ(S)の2種類、カラーは薄いブルーグレーがかった白で、サイトでは「アイスホワイト」と明記されていました。 価格は税込で1枚1,320円とやや高めですが、機能性素材であること、売上の50%がCOVID-19に関する義援金に使われるそうなので、もしかしたら採算ラインに乗っているかも怪しいかもしれませんね。 初回受付は1人2枚までだったので、MとSを1枚ずつ注文してみました。 左上:不織布マス 左下:無印良品マスク 右列:ウィックロンポケマスク やはりモンベル製品はよく見える所にロゴ。 真っ白という訳でない、やや薄いブルーグレー寄りの白です(アイスホワイト)。 重量はMサイズで10g。 無印マスク(実測10. 4gでした)よりほんの少し軽い程度ですが、素材のソフトさ(次項でもう少し詳しく)もありかなり軽いマスクに感じます。 無印良品の布マスクについては、先日書いたこちらの記事にて。 夏でも快適そう?な柔らか薄手素材 サイトでの写真を見て結構しっかりした(硬い)素材を想像していましたが、想像とは随分違う薄手の柔らかな素材。 手に持ってみると、ふわっと折れ曲がる様子で、この素材感が伝わるでしょうか……。 確かにこれは速乾性の高さや通気性の良さ、熱がこもりにくいというのも想像できます。 ただし、あまりに素材が柔らかいため、肝心の立体構造がそこまで上手く機能せず、装着時に口元に布がまとわりついてしまう感覚もあります。 この辺りは不織布や固めの生地を使ったマスクと異なりますが、機能性素材を使うこととのトレードオフでもあるので仕方がないかもしれません。 そして鼻部分に入った芯材ですが、ありがちな不織布マスクなどの柔らかな金属に比べるともう少し弾性の高い、形状記憶っぽい(?)感じの素材(樹脂素材だそうです)。 グッと曲げてもそのままの型が付かずに少し戻るような。 鼻の隙間を気にするメガネを掛けた人などは、やや気になるかもしれません。 そうそう、「ポケマスク」の名前の通り、内側にポケットが付いていて自分で不織布やガーゼ、キッチンペーパーなどでフィルターを加えることが可能です。 ただし、このマスクは装着時の快適さを重視して使いたいので、私はフィルター等は入れずにそのまま使うことになりそうです。 もちろんその場合、薄い布が2枚とプリーツ部分の折り返し程度のフィルター効果しかないので、微細な粉塵を防ぐ効果もあまり期待できなくなりますが、そこはある程度割り切って使うものでしょう(エチケット及び、飛沫防止など)。 これからの梅雨時期や夏にかけて気温や湿度も上がりますし、今使っている無印良品のマスクでは恐らくかなり熱気が篭もる、汗をかくことが想像できていたので(既にちょっと汗ばむ……)、このモンベル ウィックロンマスクはかなり活躍してくれそうな気がします。 飛沫防止にはある程度の効果はあるでしょうし、今後は人の集まる場所ではマスクを付けていることが一定のエチケットとされる社会になることが予想されるので、そんな意味でもこの装用感が良さそうなマスクはかなり有り難い存在です。

次の

ミズノやグンゼに無印も参入する布マスク ファッション性に涼感も (1/2ページ)

布 マスク

マスクが世界的に議論の的になっている。 先日、日本政府は「一世帯2枚の布マスク配布」を決定したと発表した。 世界保健機関 (以下、WHO)では、現在でも、風邪症状のある方や、感染者の介護をする方以外の一般の方へのマスク着用は推奨しないとしている。 CDCは、あくまでも、人と社会的距離をとる(少なくとも6フィート、1. 8メートル程度)ことが重要で、追加の感染拡大防止策として、布マスクの使用を勧めるというスタンスだ。 新型コロナウイルスの感染拡大で、これまでマスクが一般的に使用されてきたアジアだけではなく、ヨーロッパでもマスクが見直されつつある。 マスクに果たして効果があるのか、また、使い捨てのサージカルマスクではなく、布マスクの場合はどうなのか。 今出ている最新の知見を、医師である筆者が検討したい(医師・医療ジャーナリスト、松村むつみ)。 無症状の人からも感染する 新型コロナウイルスは、感染しても8割が軽症あるいは無症状とされている(2割が重症化、5%は重篤化)。 これまでマスク単独では感染予防には効果が無く、自分が感染していた場合、咳やくしゃみなどの飛沫を飛び散らせるのを防ぐことで、他者への感染を防ぐ役割があると考えられてきた。 会話だけ、息をするだけでも感染する? 新型コロナウイルス感染症が、どのように感染するかを確認しておこう。 新型コロナウイルスが飛沫感染・接触感染することは周知の通りだが、新型コロナウイルス感染症においては、「エアロゾル感染」という言葉が注目された。 日本エアロゾル学会によると、エアロゾルとは、「気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体」と定義されている。 「エアロゾル感染」とは、飛沫感染の一つのパターンと考えられるが、くしゃみや咳などで排出されたエアロゾルに、新型コロナウイルスの感染力がどのくらい持続するのかは引き続き話題になっている。 さらなる研究が必要ではあるが、会話するだけ、息するだけでも感染する可能性をファインバーグ氏は指摘しているのだ。 風邪のコロナウイルスに対して、マスクが効果ありとする最新研究 4月3日に科学誌「ネイチャーメディシン」に掲載された香港大学の論文では、インフルエンザおよび、通常の風邪のコロナウイルス感染症(新型コロナウイルスではない)にかかった246人の小児と成人において、マスクの有無でランダム化比較試験を行った。 「布マスク」にも飛沫飛散防止効果がある可能性 これまでに検証されてきたマスクの効果は、主として使い捨ての「サージカルマスク」に関するもので、「布マスクがどれほど効果があるか」は、実はエビデンスは少ない。 また、フィルター能力の低さ、再利用に感染のリスクがあるという指摘もなされている。 しかし、これは、医療従事者を対象とした研究であることと、マスクを着用していたのが、医療従事者側であって患者側ではないことに注意する必要がある。 なぜ「布製マスク」配布なのか 日本政府が発表した布製マスク配布は、賛否両論あるようだ。 費用対効果を疑問視する人もいる。 安倍首相は会見にて、月7億枚を超えるマスク供給を目指すとした上で、「布マスクは繰り返し使用できる。 店頭では品薄状態が続き、急激に拡大しているマスク事情に対応する上で有効だ」と話した。 日本政府は明言していないが、医療機関におけるマスク不足も背景にあり、一般の方が布マスクを繰り返し洗って着用することで、医療機関のマスク供給を改善する狙いもあるのかもしれない。 実際に、CDCは、一般の方には「サージカルマスクやN95マスクを推奨しない。 WHOの指針は今後どうなるのか 結論としては、サージカルマスクには劣るものの、布マスクにも感染拡大防止効果がある可能性はあり、今後さらなる検証が必要ということになる。 香港のメディアであるサウスチャイナモーニングポスト紙が、「上述の香港大学の研究を受けて、WHOは指針の変更を検討しているのか」をたずねたところ、「サージカルマスクやN95マスクは、医療従事者のために確保される必要がある」と、医療従事者を最優先にすることを強調した。 「感染が確認された人は隔離されるのが基本だ」とした上で、「地域の感染状況など、背景によっては、マスクが感染拡大予防に効果がある可能性もあるかもしれない」「鼻や口を物理的に何かで覆って飛沫飛散を防ぐことは悪い考えではないが、手洗いや隔離が重要だ」と強調した。 WHOは6日、あらためて、マスクは医療従事者が優先であることを強調し、一般の人にマスクを推奨する国には、科学的なさらなる検証・研究を進めてほしいと呼びかけた。 cdc. html Rothe C et al. Transmission of 2019-nCoV Infection from an Asymptomatic Contact in Germany. NEngl J Med. 2020;382 10 :970-971. Wei WE LZ et al. Presymptomatic Transmission of SARS-CoV-2 — Singapore, January 23—March 16, 2020. MMWR Morbidity and mortality weekly report. 2020;ePub: 1 April 2020. van Doremalen N et al. Aerosol and surface stability of SARS-CoV-2 as compared with SARS-CoV-1. N Engl JMed. DOI:10. Turbulent Gas Clouds and Respiratory Pathogen Emissions Potential Implications for Reducing Transmission of COVID-19JAMA. 2020 Mar 26. doi: 10. 2020. 4756. nap. Respiratory virus shedding in exhaled breath and efficacy of face masks. Nature Medicine. Testing the efficacy of homemade masks: would they protect in an influenza pandemic? Disaster Med Public Health Prep. 2013. 7 4 :413-8. Maclntyre CR et al. A cluster randomised trial of cloth masks compared with medical masks in healthcare workers. BMJ Open. 2015;5 4 :e006577. cdc. who.

次の