グレープフルーツ 禁忌。 『アレグラ』を「グレープフルーツジュース」で飲むと効果が弱まる?~OATP阻害で起こる、Ca拮抗薬と逆の相互作用

グレープフルーツと薬の飲みあわせが悪い理由と、注意すべき柑橘一覧│山陰子育て応援ブログ

グレープフルーツ 禁忌

グレープフルーツ(学名:Citrus x paradise)は、西インド諸島バルバドス島を原産としたブンタンとオレンジの交雑種です。 果肉が白色、ピンク色、赤色などの様々な品種があり、その苦味はフラボノイド類のナリンギンという成分によります。 (1)免疫抑制剤とグレープフルーツの相互作用とは? CYPという薬物を代謝する酵素は肝臓に多く発現していますが、そのうちの3A4という分子種は小腸の上皮細胞にも多く発現しています。 相互作用はグレープフルーツの成分によって、小腸上皮細胞に発現している3A4の酵素活性が阻害されることで、循環血中に入る免疫抑制剤の量が通常よりも多くなり、血中濃度が上がります。 ジュースやマーマレード、ジャムなどの加工食品にもフラノクマリン類が含まれているので摂取には注意が必要です。 尚、吸収の際、小腸上皮細胞に発現している3A4の酵素活性を阻害することで起こる相互作用であるため、注射剤で投与された場合には、グレープフルーツを摂取してもこの相互作用は起こらないことがわかっています。 グレープフルーツのCYP3A4阻害効果には個人差があると言われており、またグレープフルーツに含まれているフラノクマリン類の存在量も一定していないため、相互作用の出方は人によって異なることがあるようです。 これを専門用語で初回通過効果と言います。 (2)グレープフルーツ以外で、同じ相互作用を起こす果実は? フラノクマリン類はグレープフルーツ以外の柑橘類…ブンタン(ザボン)、オロブランコ、ダイダイ、八朔にも含まれているのでこれらの果実の摂取には注意が必要です。 【和名】 ハッサク(八朔) 【学名】Citrus hassaku ブンタンの雑種 日本原産 温洲みかん、伊予柑、バレンシアオレンジ、シラヌヒ(デコポン)、かぼす、すだち、レモンには、相互作用を起こすフラノクマリン類の成分は含まれていないことがわかっています。 (おまけ)免疫抑制剤以外で、グレープフルーツとの相互作用を起こす可能性のある医薬品は? 免疫抑制剤とグレープフルーツの相互作用は、薬物代謝酵素のCYP3A4を阻害することで起こりますので、CYP3A4で代謝される他の薬剤でも同様の相互作用が起こる可能性があります。

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高血圧によいはずのグレープフルーツがお薬と併用できない訳

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グレープフルーツと薬の飲み合わせが悪い理由は? まだまだ解明しきれていませんが、グレープフルーツジュースが薬の吸収に影響を与えるのには、いくつも理由があります。 主なものは以下の3つです。 P糖タンパク質の阻害や誘導• CYP3A4を阻害• OATPsを阻害 順番に説明していきます。 グレープフルーツはP糖タンパク質の阻害や誘導に関わる まずは、P糖タンパク質に与える影響についてです。 P糖タンパク質とは、消化管における薬の吸収に関わる酵素の一つです。 中性・塩基性薬物を細胞内から細胞外へ排出する働きがあります。 グレープフルーツジュースはこのP糖タンパク質を阻害するという報告と、誘導するという報告の両方があります。 この時点で、どう対処すれば良いのかよくわからなくなりますよね。。 P糖タンパクの基質となり得る薬は、全て影響を与える可能性があると考えて下さい。 グレープフルーツはCYP3A4を阻害する CYP3A4とは、肝薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP450)の一つで、体内に入った薬の代謝に大きく影響を与える酵素です。 CYP450には50もの種類があるが、その中でもCYP3A4の影響が一番大きいと言われます。 CYP3A4は薬の代謝に関わるため、CYP3A4を阻害することで薬が通常より体に残りやすくなる可能性があります。 ただし、一度代謝を受けることによって薬効を出す薬(プロドラックと言います)もあるので、薬がなかなか効かなくなる可能性もあると言えます。 これも難しい話ですよね。。 グレープフルーツはOATPsを阻害する OATPsとは、比較的脂溶性の高い陰イオン性薬物の細胞内への取り込みを行っています。 消化管においては、薬を吸収するように働いています。 OATPsはグレープフルーツだけでなく、りんごジュースやオレンジジュースによっても阻害されます。 OATPsに関わる代表的な薬「フェキソフェナジン」については>>>でも触れています。 以上の3点に関しては影響を与えるものと考えておきましょう。 どれか一つだけ影響を受けるわけではなく、複数の影響をうけることも珍しくありません。 特に、P糖タンパク質とCYP3A4は、両方の影響を受ける薬がとても多いです。 グレープフルーツと飲みあわせの悪い薬一覧(一部抜粋) ごく一部ですが、影響を受けやすい薬を抜粋しているので、参考程度に使って下さい。 この一覧にある薬全てに大きな影響が出るわけではありません。 個々の患者さんに対してどれぐらいの影響が出そうか?を検討するのは大変むずかしいことだと感じます。 実際にはかなり多くの薬に影響を与える可能性があります。 とはいえ、多くの薬の効果に大きな影響を与えるほどか?と問われると何とも答えれないところです。 グレープフルーツの量と、薬の種類などによって変わってきます。 グレープフルーツ以外の(みかんなどの)柑橘系は大丈夫?注意すべき柑橘一覧 「グレープフルーツ」と言い続けてきていますが、グレープフルーツ以外の柑橘系は全く問題ないのでしょうか? グレープフルーツが薬に影響を与えるのは、フラノクマリン類のベルガモチンやジヒドロベルガモチン(DHB という成分が原因と言われています。 他の柑橘類に含まれるジヒドロベルガモチン(DHB を調べた報告がありましたので紹介します。 5 2400 メロゴールド 12. 5 3400 バンペイユ 12. 5 75 レッドポメロ 6. 4 240 ダイダイ 3. 2 72 ブンタン 2. 25 660 ハッサク 0. 92 20 サワーポメロ 1 1000 メキシカンライム 0. 96 35 甘夏ミカン 0. 6 104 パール柑 0. 9 20 サンポウカン 0. 4 40 レモン 0. 05 180 日向夏 0. 12 28. 5 ネーブルオレンジ 0. 05 0. 24 スウィートオレンジ 0. 01 16 温州みかん 検出せず 検出せず ポンカン 検出せず 0. 08 イヨカン 検出せず 0. 2 デコポン 検出せず 検出せず ゆず 0. 01 0. 4 カボス 0. 01 1. 44 スダチ 検出せず 0. 14 キンカン 検出せず 0. 02 参考: フラノクマリン類は果肉より果皮に多く含まれています。 フルーツジュースには皮ごと絞っているものもあるので、どれぐらいフラノクマリン類が入っているのかもわかりません。 グレープフルーツよりも、グレープフルーツジュースに注意するように言われことがあるのはそのためでしょう。 グレープフルーツ以外に注意すべき柑橘一覧 上の表を参考にするとしても、どこまでなら確実に大丈夫という線引きは難しいです。 表の温州みかんから下の部分は大丈夫だと考えても良さそうです。 少なくとも、グレープフルーツジュースは避けたほうが無難だと考えます。 自己判断ですが、以下の柑橘には注意をした方がよいと考えます。 グレープフルーツが薬に影響を与える期間は?副作用が続く可能性あり 「グレープフルーツに注意しないといけないのはわかったけど、どれぐらい気にしないといけないの?」 グレープフルーツジュースの影響は数時間などの短い時間ではなく、数日間続く可能性があります。 以下の報告では、ニソルジピンとグレープフルーツジュースの相互作用を調べています。 グレープフルーツジュースの効果は時間依存的に減少し、摂取後少なくとも3日間持続しています。 参考: ニソルジピン(バイミカード)は、Ca拮抗薬の中でも、グレープフルーツジュースとの影響が出やすいと言われている薬ですが、それでも3日間も影響が出ているのは驚きです。 他にも、フェロジピン(ムノバール)やマニジピン(カルスロット)は影響が大きそうです。 これらの薬は効果が強く出てしまい、結果として副作用もかなり強く出てしまう可能性もあります。 良く使われているアムロジピンなどは比較的影響が少なそうですが、気にせず飲んでいいとは思いません。 グレープフルーツと薬の飲みあわせについて【私の結論】 影響を受ける可能性がある薬を飲んでいる方には、避けるように伝えたほうが無難だと考えています。 ここまでは、グレープフルーツと薬の相互作用について記載してきました。 実際に判断するときには薬と薬の相互作用など他にも考慮しないといけないものがあります。 同じ酵素で代謝される薬が複数ある場合、薬同士の相互作用も考えなければなりません。 その上でグレープフルーツの影響を推察するのはかなり大変です。 CYP3A4の働きにも個人差があることを考えると、もはや無理としか考えられないのは私だけでしょうか? そのため、 私の結論は「極力避ける」です。 実際には、患者さんに合わせて少しニュアンスを変えています。 ニソルジピン一種類だけ飲んでいる患者さんには、「絶対に避けて下さい」と伝えるでしょう。 対して、アムロジピン一種類だけ飲んでいる患者さんには、「極力飲まないようにしましょう。 飲んでしまっても影響は少ないと思いますが、大量や繰り返し飲まないように」と伝えます。 適切な注意喚起はしっかりとしつつも、患者さんのQOLを下げないためにも、制限を最小限に出来るようにはしたいと考えています。 グレープフルーツに限りませんが、嗜好品がある方の場合、できるだけそれを制限しないように薬を変えれるように提案したいですね。

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『アレグラ』を「グレープフルーツジュース」で飲むと効果が弱まる?~OATP阻害で起こる、Ca拮抗薬と逆の相互作用

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ワーファリンと食べ物の関係や禁止一覧は? ワーファリンは、血栓(血の塊)ができるのを予防し、血液を凝固させる物質である凝固因子の働きを抑える抗凝固薬の一種です。 そして、ワーファリンはビタミンKを阻害することにより、ビタミンKを必要とする凝固因子の働きを抑制し、血液を固まりにくくすることから、ビタミンK拮抗薬とも呼ばれ、血管内や心臓内の血栓ができるのを予防しています。 そのため、ワーファリン服用中にビタミンKを含む食材を摂取する場合、注意点が多く、禁忌とされている食材も次のとおり3つあります。 ・ 納豆 納豆1パック(40g)のビタミンK含有量は240ugと非常に多く、納豆の摂取後も、納豆菌が腸内で72時間もビタミンKを合成し続けると言われています。 そのため、少量の摂取でも多量のビタミンKを摂取したことになるため、納豆は禁止されていまいます。 ・ 青汁 青汁1袋(3g)のビタミンK含有量は12. 3ug~99ugですが、1日3袋飲むと最大297ugのビタミンKを摂取することになります。 そして、青汁は緑黄色野菜が主原料となり大量のビタミンKを含んでいるので禁止とされています。 ・ クロレラ クロレラ1日分の量(約3~8g)を飲むと、約46~288ugのビタミンKを摂取することになるため、クロレラも禁忌です。 それから、禁止ではないですが、大量摂取には注意が必要な食材は次の通りです。 ・ ほうれん草 ・ 小松菜 ・ モロヘイヤ ・ ブロッコリー ・ 生わかめ ・ ひじき これらは一度に大量摂取するのをやめておいた方が良いですが、小鉢くらいの量を目安にすると良いでしょう。 スポンサーリンク ワーファリン服用中に受ける食事指導の内容!グレープフルーツは平気? ビタミンK以外についても、上記以外の食事指導内容については次のようなものを受けることになります。 ・ お茶 茶葉にお湯を注ぐ通常のお茶として飲む分には問題ないのですが、茶葉そのものにはビタミンKが多く含まれているため、抹茶や粉茶などは避けるようにしましょう。 ・ アルコール アルコールはワーファリンの効き目を弱くし、血栓ができやすくなるというデメリットがあります。 そして、大量のアルコールによって肝機能が弱くなると、今度はワーファリンの作用が強まって血が止まらなくなるなどの恐れがあります。 そのため、アルコールはなるべく避けた方が良いのですが、もし飲酒をしてしまった場合には、6~7時間ほど空けてからワーファリンを服用するようにしましょう。 一方、納豆のようにネバネバしている食材で、オクラや長芋、なめこなどは食べても問題ないですし、牛乳やヨーグルト、ヤクルトなどの乳製品についても飲み合わせ・食べ合わせに関して問題はないです。 それから、高血圧治療薬では併用に注意があるとされているグレープフルーツですが、ワーファリンに関しては併用しても問題ないです。 納豆を食べてしまったら? もしもワーファリン服用中に納豆を食べてしまったら、血栓ができてしまうのではと心配する方が多いと思いますが、実際には多少の納豆を食べても即日血栓ができるわけではありません。 ただ、ワーファリンの効果が戻るまでに数日~1週間ほどかかることもあり、治療に支障がでるため、基本的には食べないようにし、もしうっかり食べてしまったということがあれば、病院を受診して医師に相談するようにしましょう。 まとめ いかがでしたでしょうか? 今回は、ワーファリンと食べ物の関係や禁止一覧、また、食事制限の注意点などについても詳しくお伝えしました。 ワーファリンは、血の塊ができにくくなるよう、凝血作用のあるビタミンKなどの働きを抑制する作用のある抗凝血薬、つまり、ビタミンK拮抗薬の一種で、血管内や心臓内に血栓ができないように予防する目的で使用されており、服用中の食事に関して注意点の多い医薬品なのでした。 そして、特に禁忌とされているのは納豆、青汁、クロレラなどですが、それ以外にもブロッコリーなどの食品に関しては大量摂取をしなければ小鉢程度の量なら問題ないという注意点があったので、食材一覧についてお伝えしましたね。 ただ、グレープフルーツや牛乳などは問題ないですし、禁忌とされている納豆も、少量食べたくらいで即日血栓ができるわけではないですが、治療に支障は出るので、万一食べてしまった場合は病院を受診し、医師に相談するようにしてくださいね。 スポンサーリンク.

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