気をつけなければいけないのが、 「タイムリーヒット」も「タイムリーエラー」も和製英語である点です。 「タイムリーヒット」は英語では「RBI hit」「clutch hit」です。 「RBI」は、「Run Batted In/Runs Batted In」の略で「打点」という意味です。 ちなみに、「タイムリーツーベース」は「RBI double」です。 「タイムリーエラー」は「error」「run-scoring error」と言います。 「タイムリー」は本来「ちょうど良いタイミング」という意味なので、「タイムリーエラー」は「ちょうど良いタイミングのエラー」という意味になってしまいます。 「タイムリー」が肯定的な意味に使われやすく、「エラー」が否定的な意味の言葉なので、組み合わせて使うと不自然な感じがしますね。 「タイムリーヒット」が「得点に結びつくヒット」という意味で作られたことから、「対戦相手の得点に結びつくエラー=タイムリーエラー」という和製英語が作られたのかもしれません。 【ちょうど良いタイミングで】• このメルマガは就職活動を進める上で、タイムリーなアドバイスを配信してくれる。 友人と先生の悪口を言っていたら、タイムリーなことにその先生がやって来た。 欲しかった家電がちょうど値下げしていたので、タイムリーだった。 【世の中の風潮に合った】• 弊社は皆様に役立つ情報をタイムリーにお届けします。 このアプリはタイムリーなニュースや話題を見ることができる。 タイムリーな商品陳列が売上アップのカギだ。 【野球】• 8回裏、タイムリーヒットで同点に追いついた。 その選手は監督の期待に応え、タイムリーツーベースを放った。 新人が代打でタイムリーを放ち、1点差に迫った。
次のご足労の意味とは? 読み方は「ごそくろう」 「ご足労」の読み方は「ごそくろう」です。 「御足労」と書くこともあります。 わざわざお越しいただく 基本的には、(相手を敬って)わざわざ足を運ばせることを言う言葉です。 「足労」とは、足を使って移動する労力という意味であり、それに「御」をつけて丁寧にしたものが「御足労」ですので、「わざわざお越しいただく」という意味になります。 来ていただいた感謝、お礼の言葉 「ご足労」とは、本来ならこちらから足を運ばなければならないところを、相手にわざわざ来ていただいたことに対して、感謝の気持ちを表すためのお礼の言葉です。 ですので、この意味をきちんと理解したうえで、相手を敬い、ねぎらいの気持ちを直接伝えるか、メールなどで伝えるようにしましょう。 ご足労の使い方・例文は? ご足労いただきありがとうございます 「ご足労いただき~」は、挨拶として、相手がお見えになった時に使うのが良いタイミングです。 また、相手がお帰りになる時などにねぎらいの気持ちとして伝えるのも良い使い方です。 あとから連絡を取る際にも、メールなどにひと言付け加えると良いでしょう。 例) 「この度は、ご足労いただき誠にありがとうございます。 」 「先日は弊社までご足労いただきまして、ありがとうございました。 」 ご足労おかけしますが、よろしくお願いします 「ご足労おかけしますが、よろしくお願いします。 」は、相手に来ていただく前に使う言葉です。 また、「ご足労おかけしますが~」は、「ご足労いただき~」とは少し違ったニュアンスになりますので、注意が必要です。 「おかけする」は、「(迷惑を)かける」「(面倒を)かける」など、相手にとって、不都合や、差し支えることがある場合に使います。 つまり、感謝やお礼の気持ちではなく、恐縮や、申し訳ないというお詫びの意味を含んだ表現となります。 例) 「この度はご足労をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 」 使い方のタイミング、注意点は? 来ていただく前やその後日 例えば、相手に来ていただく前に、「ご足労おかけしますが、よろしくお願いします」と伝えておくと印象が良くなります。 どのような時に使っても間違いではありませんので、来ていただく前に相手に伝えることも問題はありませんが、より良い使い方は、来ていただいた後に、お礼として感謝の気持ちを伝えることです。 また、相手に来ていただいた後日、再びコンタクトをとる場合には、「先日は、ご足労いただき誠にありがとうございました」などと、ひと言添えるのがマナーとして適切です。 目上でも社内の人には使わない 相手を敬う言葉ですから、自分の上司に使っても問題はありません。 例えば、自分で解決しなければならない案件に一人では対応できず、上司にわざわざ来てもらった時などに使います。 ただし、取引先の人との打ち合わせや、来客時など、その場に同席した自分の上司に対して使うのは、誤用です。 社外の人間である自分たちよりも、社内の上司を敬っている印象を与えかねません。 ご足労くださいなど強要はNG 「ご足労」には、「(ご足労)いただく」「(ご足労)おかけする」を組み合わせて使います。 そのため、「ご足労ください」「ご足労お願いします」など、来ていただくことを相手に強要する使い方は誤用ですので、注意が必要です。 ご足労の類語と違いは? お手数をおかけする 「お手数をおかけする」の手数には、「ご足労」のように相手がわざわざ足を運んでくるという意味合いは含まれていません。 しかし、「ご足労をおかけする」と「お手数をおかけする」は、どちらも相手に時間や労力をかけさせるという意味では同じです。 そのため、わざわざ来ていただくこと(=時間や労力をかけさせること)に対して、「ご足労おかけする」という言葉の代わりに、「お手数をおかけしますが~」と使うこともできます。 手間をとらせる 「ご足労をおかけする」「お手数をおかけする」と同様、相手に時間や労力をかけさせるという意味の言葉です。 「手間をとらせる」と「お手数をおかけする」は、似たような言葉ですが、対象者が異なります。 そのため、使い方には注意が必要です。 「手間」とは、対象者に他人だけでなく、自分自身も含まれます。 一方、「手数」の対象者は他人です。 「手数」は、自分が行った作業や労力には用いません。 また、「お手間をおかけする」という表現は、「お手数をおかけする」と混同した、誤った使い方です。 「お手間」を用いる場合は、「お手間をとらせる」とするのが正しい表現となります。 まとめ 普段から使うことの多い馴染みのある言葉だからこそ、正しい言葉遣いを意識することは、社会人として、ビジネスシーンでは大切にしたいところです。 使うタイミングを良く見極めて、相手を敬う感謝の気持ちを、スマートに伝えられたら印象も良くなりますね。 類義語や違いなども、合わせて覚えておくと、言葉のバリエーションがより深まります。
次のContents• 「適」には「ぴったり当てはまる。 」といった意味があります。 そして、 「時」というピンポイントの点の状況をあらわします。 適時は、 ちょうどタイミングがいい時といった時間が限定されています。 」ですが、 「適宜」の「宜」は 「程よくかなっている」といった意味があります。 ですので、「適時」と「適宜」の違いはというと「適時」のように点のタイミングに限りません。 といったことから「適宜」は、その時その場に応じて、 それぞれが判断して、 よいと思うようにする」という意味となります。 どちらかというと数量や方法や解釈を 柔軟に行うという意味が強くなってきます。 また、 状況によく合っていることやようすといった意味もあります。 ちなみに 「適時」「適時」どちらも 「自分の思うとおりに、好きなように」という意味が含まれています。 「随時」は、 「時に随 したが って」と読むことができます。 これは本来の意味は、 「そのときの条件に従って」ということになります。 「適宜」は、自分の判断で自分の都合のいい時に行動するという意味でした。 「随時」も自分の判断ですることは同じですが 「その時の条件にしたがって行動する」という意味の違いがあります。 ですので、 「いつでもOK!」といった意味ではありません。 「適宜」や「適時」と同じく、「随時」も自分の判断で行動するということは同じですが、 「その時の条件にしたがって」行動するという意味がくわわると使い方は随分違いますね。 ですので、 「適時」「適宜」「随時」の意味に会ったような自分の判断で行動するといった意味合いはありません。 」 これは、何日の何時にやるべきといった指示でありません。 その人の判断で、今日やるか、明日やるかなどのタイミングの点決めればよいということです。 」 状況によく合ったこ指導をするといったことです。 ・「見学後は、適宜解散とします。 」 これは、自分自身で判断してよいようにするといった意味の例文ですね。 」 基本すきなときに利用してもいいといったことなのですが、「いつでも」ではなく、 一定の条件に随ってといった意味が含まれます。 」 これは順々に追って修正していくといった意味がありますね。
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