ホルガ村。 ホルガ村に行く

ミッドサマーの感想・ホルガ村で祝祭した

ホルガ村

映画『ミッドサマー』は、『ヘレディタリー』の監督による、新感覚ホラーサスペンス。 この映画は批評家は絶賛しているが、一般の視聴者は支持していないというちぐはぐな評価となった。 見ていてたいして怖くないし、何をテーマにしているかわからない人も多かったのではないか。 心理学を専攻している。 すぐにパニックになるダニーを受け止めきれず、別れを考えている。 楽観的でドラッグや女遊びのことしか考えていないアホ。 俳優ウィル・ポーター『』などで有名。 ジョシュ クリスチャンの友だち。 専攻で、のホルガ村を熱心に研究する。 ペレ のホルガ村のコミューン 共同体 出身で、クリスチャンの大学の留学生。 映画ミッドサマーを配信している動画サイト 映画ミッドサマーはU-NEXTで配信されている。 ただ、1,100ポイントの課金配信なので、安くなるのを待ったほうがいいかもしれない。 いくら何でも1,100ポイント 1,100円分 は高すぎる。 ある日、を抱える妹からおかしなメールがきたので、ダニーは気になって何度もメールを返すが返信はない。 妹はガスで自殺し、両親も道連れにしていたことがわかり、ダニーは絶望する。 数ヶ月後、ダニーの彼氏・クリスチャンが仲間のジョシュやマークと、大学の友人ペレの故郷に旅行する計画を立てていることが発覚。 ダニーもついて行くことになった。 ダニーたちはペレのコミュニティのイングマールという青年から、マジック・マッシュルームというドラッグを分けてもらい、の美しい草原の中で幻覚をみる。 ダニーは妹や両親の悪夢をみた。 翌日、ペレが育ったホルガという村に着くと、ダニーたちは白い服をまとったコミュニティの人たちに歓迎される。 ホルガ村では90年に1度の祭が開催された。 ダニーたちは老人たちが崖から飛び降り、自ら命を断つ儀式を目撃してパニックに。 しかし、を先行しているクリスチャンやジョシュは、村人たちの行動に一定の理解を示すべきだと言い、のために研究したいと村の代表の許可を取った。 ジョシュは村人から、近親相姦によって意図的に障害者を輩出し、曇りのない彼らの心で「ルビ・ラダー」という不思議なを作り続けていると説明を受ける。 マークは、村の性に誘われてどこかへ行ったきり姿が見えず、ジョシュも見当たらない。 性が参加する、ポールの周りで踊り続ける儀式にダニーも参加。 天然のドラッグドリンクを飲んで踊り、最後まで立っていられたダニーは女王と呼ばれ、崇められる。 一方、クリスチャンはドラッグを嗅がされ、外部からの子種として、村の性と性交を強要されていた。 ダニーはクリスチャンの行為を目撃し、パニックを発症。 マークやジョシュ、イギリスからの若者も全員殺されていることが判明した。 ダニーは女王の義務として残りの生贄を選べと言われ、恋人のクリスチャンを指名。 クリスチャンは、薬で動けない状態で熊の生皮を着せられ、他の生贄と共に黄色い小屋に入れられる。 小屋に火がつけられた。 村人たちは燃え行く小屋を見ながら、大きな声でわめいている。 ダニーも叫んだ、絶望で歪んだ表情が、ゆっくりと微笑みに変わった。 従来のホラー映画では、暗い画面が続くことが多い。 ミッドサマーは冒頭以外ずっと明るいシーンだ。 グロテスクな描写についてはどうか? 人の身体が潰れるよなグロいシーンもあるのだが、の牧歌的な景色や花で彩られることで、奇妙な美しさを添えて、表現している。 そう、ミッドサマーは、明るく美しいホラー映画なのだ。 ラストは閉塞でなく解放を描いた 化け物に追い詰められて、どんどん逃げ場がなくなっていく!というのが、ホラー映画のセオリーだ。 しかしミッドサマーは、この論理を覆している。 なぜなら主人公ダニーは、カルト集団にどんどん打ち解け、ある種の希望を持ってラストを迎えるからだ。 主人公ダニー視点で考えると、 どんどん心が解放されていくのがわかるだろう。 ミッドサマーは賛否両論となっているが、 常識を覆したホラーであることは確かで、監督のもここを一番のウリにしたかったのだと推測できる。 ミッドサマーのテーマ 『主人公ダニーがボーイフレンドのクリスチャンを生贄にすると決め、火刑の儀式が行われる』というミッドサマーのラスト結末。 物足りなさを感じた人は多いのではないか。 オチこれで終わり?とガッカリしたことだろう。 このミッドサマーという映画は、テーマをしっかり掴み取らないと、とりわけ面白味がないキレイなホラー映画で終わってしまう。 テーマをハッキリさせておこう。 僕はそう考える。 推測するに、絶望を背負い、頭がおかしくなって現実世界では生きられないような人物にとって、ミッドサマーに出てくるコミューンこそが、最高に幸せな場所ではないだろうか。 悲しいことに、であるダニーが楽しく暮らせて、かつ受け入れてくれる集団は、 まともな人間から見れば狂気そのもの。 ミッドサマーの残念なポイント プロットがありふれている 閉鎖的な集団に外部の若者がとらわれ、殺されていく。 こんなプロットはありふれている。 主演でリメイクした、『』などが代表的だろう。 集団の設定が面白ければ成立するのだが、ミッドサマーで特に興味深い点はなかった。 強いて言えば、女性が好きな男性の食べ物に自分の隠毛を混入するという生々しさくらいだろうか ただこれも良く聞く話。 画期的な点とテーマを除けば、ミッドサマーは退屈な映画かもしれない。 ホルガ村の慣習に違和感がある 「ホルガ村では、飲み物を飲む前に、グラスを対面する相手の肩へ一度くっつける」など、いくつもの慣習があるが、違和感があった。 この人たち、普段はこんなことしてないだろうな、と感じてしまうようなリアリティのない動作が多かったからだ。 演者がその所作に慣れていないのか、慣習の設定自体がまずいのかはわからないが、気になった。 木の建物がキレイすぎる ミッドサマーののホルガ村の木造の建物がキレイすぎるのが気になった。 大草原の中にあるわけだから、壁が土で薄汚れているのが普通ではないか?セット感満載だ。 建物に代表されるように、セットにリアリティがなかったのが残念だ。 リアリティのなさで、非日常的な違和感を表現したかったのかもしれないが、そう考えたとしても、上手くいってない。 ミッドサマーの独自解釈 ミッドサマーのストーリーを独自解釈してみよう。 のホルガ村での出来事はすべて、 ドラッグでラリったダニーの幻想と考えても面白いのではないか。 ダニーは村に入る前に、で幻想と真実の区別がつかなくなっている。 ホルガ村の儀式もその延長上で、すべてダニーの頭の中の映像だと言えないだろうか。 あくまで1つの解釈である。 そして新たな解釈をしておいてなんだけど、この物語はダニーの心理変化にスポットが当たっているので、真実か幻想かというのは重要ではない。 幻想であっても真実であっても大きな違いがないのも、ミッドサマーの大きな特徴だろう。 画像引用元:Midsommar 2019 - ミッドサマーが好きな人にオススメの記事 映画ミッドサマーが好きな人で、『Us』を見たことがある人はぜひ下記の考察記事を読んでください。 『Us』について徹底考察しています。 cinemag.

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映画「ミッドサマー」にハマった人におすすめの小説3選

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「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスター監督と、気鋭のスタジオ「A24」が再びタッグを組んだスリラー「ミッドサマー」。 2月21日からの公開を前に、気になるサイトを発見した。 なにこれ……、開いた瞬間からレトロさ全開。 サイトの最上部では「Welcome to Harga」の文字がゆっくりと点滅。 サイドバーには無数のクマのイラストが描かれていて、全体的にチープな作りだ。 これはあれだ、古のインターネッツのやつだ……! ネット民から愛される阿部寛の公式HPほどではないが、こちらも爆速で表示されるので、パケット制限がかかっている人もサクサク閲覧できる。 マウスカーソルをクマか何かのアイコンがビュンビュン追いかけてくるギミックもあるかも! と思ったが、残念ながらそちらはないようだ。 また、ところどころ表示エラーが起こっていて、これらもインターネットに長く親しむ人々のノスタルジーを刺激する。 さらにページ最下部には、アクセスカウンターが! しかし掲示板は設置されていないので、キリ番(1000や7777など)を踏んだら、一体どこで報告すればいいんだ……。 数々の意味深長な画像に心をざわつかせながら、穴があくほどページを探索してみるのも一興だ。 外部サイト.

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「ミッドサマー」で起きたこと。あるいはダニーの笑顔について。|まつきりん|note

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あらかじめご了承下さい。 夏至前後に「白夜」が訪れる北欧。 スウェーデンではシーズンになると、各地で伝統的な「夏至祭」が開催される。 クリスマスのように家族が集まり、ニシンやベリーを食べて過ごし、ポールを建てて、手に手をつないで、その周りをダンスする人々。 平和で和やかな光景だ。 でも、ちょっと待ってほしい。 そのポールをよく見ると、かたちが男性器のシンボルになっているのだ。 そう、日本でも各地で見られるように、農民が五穀豊穣を祝うため男性器を崇めるという、伝統文化に根ざした祭りが、スウェーデンにも存在するのである。 何も知らずに初めて夏至祭に参加して、その事実に気づくと内心ギョッとしてしまう人もいるのではないだろうか。 『ミッドサマー』予告編 このような古くからの風習をエンターテインメントとしてエスカレートさせ、恐怖映画にしてしまったのが、本作『ミッドサマー』だ。 今回も、とんでもないシーンがいくつも用意されていて、監督の前作に魅了されたファンも期待できる内容となっている。 90年に一度の祝祭に参加する学生たち。 村からの歓迎ムードの中に感じていたかすかな違和感が、世にも恐ろしい事態へと発展する 主人公は、ある事件によって家族を失った、アメリカ人女性ダニー(フローレンス・ピュー)。 彼女が頼れるのは、いまとなっては恋人の大学生、クリスチャンだけだ。 彼が交換留学生ペレの誘いでスウェーデンに出かけると聞いて、事件によって精神的に不安定になっているダニーは、彼ら男子大学生たちと合わせて5人で、いまだ土着の文化が残るという、人里離れたホルガ村を、夏至の時期に訪れることになる。 この年は夏至祭が行われると同時に、ペレによれば90年に一度、9日間だけ行われるという、珍しい「浄化の儀式」が見られるのだという。 All Rights Reserved 村人たちはフレンドリーで、滞在するダニーたちを歓迎し、祭りに参加することを許してくれた。 だがダニーは、折々に違和感を感じ、村に異様な雰囲気が漂っていることに気づいていく。 それは少しずつ膨れ上がり、世にも恐ろしい事態へと発展していくことになる。 アナログな恐怖と、スウェーデンの土着信仰への憧れ。 アリ・アスターのルーツを辿る作品 上述したこの作品のストーリーは、同種のホラー映画『ウィッカーマン』(1973年)に非常に近く、おそらく影響を受けているものと思われる。

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