パラサイト 映画 感想。 映画『パラサイト半地下の家族』感想レビュー!富裕層と貧困層の格差社会が切ない!大大大満足だがツッコミどころも。

映画『パラサイト 半地下の家族』評価は?ネタバレ感想考察/衝撃の伏線を解説!寄生家族の結末は?

パラサイト 映画 感想

5 5点満点 (引用: ) こんにちは!もっちゃんです! 今回は話題の映画「パラサイト」を鑑賞してきたので、感想&考察をまとめたいと思います。 公開してすぐに見に行ったんですが、ほぼ満席に近くお客さんが入っていてビックリしました! そして、見終わった後は いろんな意味で「とんでもねぇ映画を見ちまった…」と放心状態になるほど素晴らしい映画でした。 今回はそんな「パラサイト」の感想や考察をまとめていきます。 記事内では ガッツリネタバレしているので、まだ見ていない人はご注意を。 「パラサイト 半地下の家族」あらすじ 「」「 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督と主演が4度目のタッグを組み、2019年・第72回で初となるを受賞した作品。 キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。 そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。 そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。 正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。 抜粋: 「パラサイト」監督・キャスト 監督… キャスト ク… キム・ギウ…チェ・ウシク キム・ギジョン…パク・ソダム チュンスク…チャン・ヘジン パク・ドンイク…イ・ソンギュン ヨンギョ…チョ・ヨジョン 監督&の名コンビ!の迫真の演技は必見です。 「パラサイト」ネタバレ感想&考察 で初めてのを受賞し、にもノミネートされている「パラサイト」。 全世界でヒットし、なんと既にドラマ化まで決まっています。 しかも、 制作総監督は「」のアダム・マッケイ! 社会派作品で知られるアダム・マッケイがどのように「パラサイト」をドラマにするのか…。 気になりますね。 さて、「パラサイト」のテーマは、ずばり 貧困と格差。 「」に引き続き、貧困をテーマにした映画がで最高賞を受賞しているとは…。 うーん。 現代の闇。 ただし、貧困と格差という重々しいテーマながらも、映画自体はエンターテイメント性が高く、劇場でもクスクスと笑い声が聞こえる場面が多々ありました。 確かに前半部分は 富裕層の家にが寄生(パラサイト)していく過程がテンポよく描かれ、スパイ映画っぽいんですよね。 パク家の奥さんが困った顔で「どうしましょう!?」と言うところとか、本当マヌケなかんじ(笑)家政婦さんのゴミ箱のくだりは、みんな笑ってましたね(笑) ただ、後半にいくにつれて物語の雰囲気が重々しくなってくるのですが…そのカギとなるのが、 ある家族の存在。 彼らが登場してから物語が急速に展開していき、誇張なしで 予想だにしない展開が待ち受けています。 そこで炙り出されるのが格差と貧困。 韓国は超学歴主義社会ですが、その中でも成功できるのはほんの一握り。 女性のは1を割り込み0. 98となり、世界最低水準の数値まで落ち込んでいます。 上の記事で 「(GDP)は成長しているそうだが、私たちには関係のないことだ。 格差が広がり、真ん中の層が薄くなった」鄭さんの言う「真ん中」とは中間層のことだ。 何もかも奪われ、必死に今日を生きる人々。 果たして彼らのことを単なる 「自己責任」の一言で片づけて、知らない顔をするのが正解なのか。 今の会に一石を投じる、とんでもない映画でした。 最初はキム家が侵略にしたものの、裕福なパク家に苛立っていく…って内容かと思いきや、なんとパク家の地下には、 事業に失敗し借金取りから逃げている元家政婦の夫が住んでいて 、さらには元家政婦と夫 vs キム家族の争いが起こるという驚きの展開に。 「家」という小さな舞台をフルに活用したカメラワークや物語の運び方も映画ならではの面白さ。 そして目には見えない社会の格差を、高台にあるパク家と半地下や地下の部屋など物理的な「上と下」の位置関係から表現していくのも見事。 元家政婦が去った日も坂を下る(=貧困に戻る)し、大雨の日に下って行けば行くほど悲惨な状態になっていくのも凄いわかりやすいですよね。 ここで描かれるのは単純な貧富の差だけでなく、 社会的な弱者を救おうとしない、今の社会の在り方への警鐘ではないのでしょうか。 この文章を書いていて、ふと思い出したことがあります。 「」を地元の映画館で鑑賞した際、CMでも「感動作!」とバンバン宣伝していたからか、その映画館にしては珍しく結構な人が入っていました。 しかし、物語の中盤あたりになってくると、観客の何人かは「思ってたのと違うな~」となったのか、堂々とはいじり出すし、隣の人とそこそこな音量で話し始めたんです。 その時は単純に「マナーの悪い客多いな」と思ったんですが、後々「」の関連記事で 「こんな生活している人、日本でいないでしょ」という感想を見て、なんとなく彼らの行動が腑に落ちました。 たぶん、あのとき堂々とをいじったりしていた彼らは、きっとパク家と一緒で、 最下層にいるようなの存在なんて気にかけたことさえないのでしょう。 ここで、昨年来日したフランシスコのスピーチについての記事を残しておきます。 貧困や格差について、彼らしい言葉で伝えています。 スピーチの冒頭で、彼はこう話しています。 人やコミュニティ、そして全社会が、表面上は発展していたとしても、内側では、疲弊し、本物の命や生きる力を失い、中身の空っぽな人形のようになっている。 中略 まるでゾンビのようで、彼らの心臓は鼓動を止めている。 なぜならそれは、誰かと人生を祝い合うことができないからだ。 「パラサイト」や彼の言葉を、ゾンビ化した日本でどう受け止めるのか。 私たちのが試されているように思います。 映画内のアレコレを考察 映画内で「どういうこと?」と思うことが多々ありましたので、今回はこの辺を細かく考察していこうと思います。 箇条書きですが、あしからず。 キム一家の匂い 湿っぽい半地下で暮らしている人特有の匂い。 ちなみに、韓国の人はあーあの匂いねと分かるそうです。 その匂いをパク社長たちは「あの匂い無理w」と一線を引いている。 性格が良くても、仕事が出来ても、 半地下から抜け出さないと解決しようのない匂いを理由に差別される。 その屈辱と怒りが後半の事件へと徐々につながる。 なぜインディアン? ・「弱者は切り捨てていく」という思想の反映では。 パク家はその流れの勝者になり、キム一家は敗者となった。 ・もともと国の経済を支えてきた「中小企業」と国をつくり上げてきたたちを重ねているのでは。 何もかも奪われ、生活を余儀なぐされた人々の象徴。 ・あるいは、表面的な部分(服装など)だけを愛し、その裏にある悲惨な文化を鑑みない、社長の薄っぺらさを表しているのでは。 自分の利益のためであれば、先住民がいようと中小企業が潰れようとどうでもいいと。 あの石は何なの? ・逃れられない「貧困」を表現しているのでは。 彼らに重くのしかかる貧困の連鎖。 パク家の地下の住人(元家政婦の夫) ・自分が貧困に堕ちた社会構造に疑問を抱かず、富裕層を「リスペクト!」するだけ。 は社会に怒りを覚えるのが疲れ、蜜を吸い続ける上級階級の人々にすがるしかない。 こんな世界が本当に幸せなのか? ・パー会場で包丁を持った彼に、誰も気づかないのが印象的。 会場のセレブたちにとって、 彼の存在など見えていないし、見ようともしていない。 そして、彼のバナナを食べ方が凄い。 何を見てあの演技をしてるんだろう…。 ラストシーンについて パク社長をさしたキム家の父親が、パク社長の地下に逃げ、暮らし始める。 その後、それに気づいた息子が社会的に成功し、パク家の豪邸を買い、父親が地下から出てくる映像が流れる。 しかし、ラストカットは冒頭の半地下の家。 一番最初のカットと同じ。 つまり、彼らは 貧困の連鎖からは抜けられない(ループ)を意味している。 彼はきっと、あの家を買うこともできず、ずっとあの半地下で暮らすのでは。 これは「努力が足りない」とか「やればできる」という問題ではない。 そもそも彼らは挑戦することも出来ない最底辺のであり、個人の問題ではなく社会的構造の問題。 ざっと思いついたのはこの辺でしょうか。 いろんなシークエンスが隠された映画なので、まだまだ考察しがいがありますね。 そして、今まで書いた映画レビューで 一番感想をまとめるのが難しい映画でした。 もう4000字も書いてますしね…。 こんなに奥深くて多層的な映画、そうそう見れるもんじゃないです。 社会派で、エンタメで、コメディで、サスペンスで…。 いろんなジャンルの映画を2時間で見ているような気分でした(笑) 既に今年のトップ3になりそうな映画です。 こういう映画が日本でも作られたらいいですね。 anan5040.

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キテク 役:ソン・ガンホ• ギウ 役:チェ・ウシク(キテクの息子)• ギジョン(ジェシカ)役: パク・ソダム(キテクの娘)• チョンソク 役: チャン・ヘジン(キテクの妻)• パク 役:イ・ソンギュン(お金持ちの主人)• ヨンキヨ 役:チョ・ヨジュン(パクの妻)• ムンクァンジュ 役:イ・ジョンウン(パク宅の元家政婦) キテク役のソン・ガンホは1996年に映画デビューし、1999年「シュリ」で大ヒットします。 翌2000年「JSA」で大鐘賞男優主演賞受賞します。 ポン・ジュノ監督とも多く共作しており、2003年「殺人の追憶」でも大鐘賞男優主演賞を受賞しました。 さらに2006年「グエムル」ではアジアフィルムアワードで主演男優賞を受賞しました。 大鐘賞男優主演賞3回、青龍映画賞主演男優賞3回受賞という演技派俳優として高く評価されています。 ギウ役のチェ・ウシクは2014年釜山国際映画祭で今年の俳優賞受賞、2015年青龍映画賞新人男優賞受賞しました。 2016年「新感染」にも出演し日本でも話題になりました。 長編2作目『殺人の追憶』が韓国動員520万人の大ヒット記録。 〝完璧な〟構成力を絶賛され、世界にその名を知らしめる。 今作品は、第72回カンヌ国際映画祭で、韓国映画初のパルム・ドールを受賞しています。 ポン・ジュノ監督は2003年「殺人の追憶」が大ヒットし一躍有名になり、大鐘賞の監督賞と作品賞を受賞。 続く2006年「グエムル」ではアジアフィルムアワード作品賞を受賞し、韓国を代表する若手監督して、世界でも有名になりました。 キム一家はなんと家族全員が失業中で、一家の主キテクは家族とその日暮らしをするのに精一杯な大変貧しい生活をしていました。 ある日、長男のギウがIT企業のCEOである、パク氏の豪邸に家庭教師の面接で訪れることになります。 そしてなんと妹のギジョンも、パク氏の末の息子の美術の先生として、兄に続いてパク氏の大豪邸に足を踏み入れることになりました。 さらに、父のキテクは、パク氏の車の中に、娘に下着を忍ばせさせ、パク氏の運転手がそのことで解雇された後に、運転手として、雇われることになります。 妻のチュンスクは、家政婦を結核に見立てて、まんまと家政婦として、パク氏の家に雇われることになりました。 パク氏一家がキャンプ旅行に行く間、キム一家は大邸宅を占有します。 ここから核心部分のネタバレが続きます。 (ネタバレ注意!) 『パラサイト 半地下の家族』試写。 極めてポン・ジュノ的な社会風刺。 奇想で片付かぬ現代批評であり、その語り口は洗練を極める。 高台と地下、天国と地獄の紙一重、生存の喜劇であると同時に共棲の悲劇。 同時代性で『ジョーカー』と通じ、日本の今と重ねざるを得ない場面は多い。 役者の達者に舌を巻く — watabe gen geeen80 そこに、雨の中、元々の家政婦のムーングァンが、地下室に忘れ物をしたと現れます。 彼女は、地下の秘密のシェルターを開くとそこには、借金取りから身を隠していた、彼女の夫のグンセが隠れていたのでした。 それを見た、チョンスクは、ムーングァンに秘密にしてほしいと懇願されるのですが、断ります。 そんな時、ついギウがキテクを「父」と呼んでしまったことで、ムーングァンに4人が家族であることを悟られ、その様子をスマホの動画で撮られてしまいます。 ムーングァンは、彼ら4人が家族であることを隠して、パク氏を騙そうと企んでいることを暴露すると脅しました。 そこに、パク氏からチョンスクに連絡が入り、大雨でキャンプが台無しになったので、今からすぐ帰るという連絡が入ります。 急いで、キム一家は、グンセを地下シェルターに閉じ込め、逃げるムーングァンも同じように押し込めようとします。 パク一家に必死に気づかれまいとつくろうチョンスクに、地下から階段を登って、告げ口をしようとした、ムーングァンを階段へ蹴落とし、致命傷を負わせます。 そんな時、チョンスクは、パク夫人から、彼女の息子が、昔地下で幽霊を見たことでトラウマになっていることを話します。 他のキム一家3人は近くに隠れてその会話を聞いていたのですが、パク氏が、キテクは良い運転手だが、ホームレスのように臭いことを妻に不平を言っていました。 チョンスク以外のキム一家3人は、バレないようにパク氏の家を後にし、アパートに帰りますが、大雨で、家が水浸しになっていました。 次の日、パク夫人は、雨でキャンプがお流れになった埋め合わせに、息子のために豪華な誕生日会を開きました。 家族4人全員がパーティに呼ばれます。 家が大雨で、浸水してそれどころではなかった、3人ですが、なんとかパーティに参加します。 パーティの最中、キテクの長男、ギウは、グンセとムーングァンを殺すしかないと、大きな石を持って地下に向かいますが、反対に、待ち伏せしたグンセに襲われます。 持っていた石で、ギウは頭を二回打ち付けられ、瀕死の重傷を負い、意識を失ってしまいます。 地下からパーティへ走り出した、グンセは、パーティの中ケーキを持っていた、キテクの娘ギジョンに襲いかかり、胸を刃物で刺してしまいます。 その様子を見た、パク氏の息子のトラウマが蘇り、発作で倒れてしまいます。 キテクが、ギジョンの止血をしていると、パク氏が、パク氏の息子を病院に運ぶよう叫びました。 キテクは、パク氏に車の鍵を投げると、その鍵は、争っているチュンソクとグンセの間に落ちます。 グンセが気を取られたその時、肉串で、チュンソクはグンセを刺殺してしまいました。 鍵を取りにきたパク氏ですが、グンセの「地下独特の」臭いを嫌がるそぶりをみせたことに気がついた、キテクは、スイッチが入り、パク氏にナイフで致命傷を負わせ殺害してしまいます。 ーーーーーー 数週間後、ギウは昏睡状態から目覚めます。 ギウは、チョンスクとともに、詐欺罪で保護観察処分が下されます。 キテクの娘のギジョンは、グンセに刺された傷がもとで亡くなっていました。 パク氏殺害の容疑で、指名手配されているキテクは、消息がわかっていません。 最後に、ギウが山の上の公園からパク氏の家を見ると、パク氏の家の方向から、光のモールス信号が送られてきました。 ギウは、父キテクが送ってきたものであることを理解し、彼が、パク氏の地下シェルターに隠れていることを知るのでした。 ギウは、父を解放すべく、十分なお金を稼ぐことを誓いました。 後半が怖かった! という声もあがっていました。 前半の軽いノリと、後半の驚きの思わぬ展開に、ちょっと心の準備がついていかない感もあるようです。 確かに、象徴的に出てくるアイテムの意味や、キテクの心の変化など、一度見ただけでは、何のことかよくわからない点が残る映画でもあります。 一回目では、なぜそうなってしまうのか、中々意味を理解できないところもあり、何度か見る中で、ようやく意味がわかってくることもある映画です。 今やゴールデングローブ賞も受賞し、世界中で話題になっており、アカデミー賞も見えてきたこの作品、是非ご自分の目で確かめてみてください。 「パラサイト 半地下の家族」が気になった方へおすすめの記事.

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パラサイトゆるゆる感想

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日本にも貧富の格差がどんどん広がってゆく先の見えない社会が到来した。 金持ちはもっと金持ちになり、貧乏人はどんなに頑張っても一生浮かび上がれない。 さらに貧困は子孫にまで受け継がれ固定化される。 階層型格差社会の出来上がりだ。 貧困家庭がすごい勢いで増えている。 7人に1人の子供が貧困に苦しみ食うものがない。 先進国の中でも貧困率の高い国の一つになってしまった。 何故、こんな国になってしまったのか・・・母子家庭や非正規労働者、貧困老人が増えたためか。 早く手を打たないと間に合わない・・・いや、もう間に合わないかもしれない。 韓国もひどい、日本よりもひどいかもしれない。 皆さんご存じにように富が大財閥に集中している。 それ以外は大財閥のおこぼれにあずかって生きてゆくのか、それとも社会の「寄生虫」となるのか。 「パラサイト」とは「寄生虫」と言う意味だ。 貧乏人のキム一家は半地下に住んでいる。 この半地下は家賃が安いが、光が当たらず湿っぽいしゴキブリの住み家だ。 家の中でトイレが一番高いところに設置してある、低いと流れないからだ。 大雨が降れば部屋は水浸し、トイレも逆流する。 家族4人全員失業中だ。 細々と内職をしながら暮らしている。 息子のギウが裕福なパク家の家庭教師になったことから転機が到来する。 妹ギジョンは嘘をついて美術の家庭教師、父ギテクは運転手、母チュンスクは家政婦としてパク家に入り込む。 キム一家は安泰だと思ったところ恐ろしい邪魔が入る。 この家にはいったい何が隠されているのか・・・。 監督・脚本のポン・ジュノは朴槿恵政権において左向きとされる「ブラックリスト」に載っていた。 今は左派の文在寅政権になって(左派政権を擁護するつものはないが)自由に創作活動が出来るようだ。 しかし、彼もいまだにこのトラウマに苦しんでいる。 ポン・ジュノは社会の公平な競争が阻害されていると主張する。 この競争から脱落した人々を「寄生虫」呼ばわりし、絶壁の端に追いやってしまった。 今まで普通の人々であった隣人が「寄生虫」として差別される世界はおかしいと述べている。 誰しも好きで「寄生虫」になったわけではない。 このドラマの中では裕福な家庭と貧乏人は「臭い」が違うという。 同じ人間なのに「臭い」で差別される。 貧乏人は「くさい」、独特の「貧乏臭」がすると金持ちは顔をしかめる。 僕らも身につまされるドラマだ。 ブラック・コメディだがポン・ジュノの強烈なメッセージが込められている。 さあ、あなたはこのドラマを見て何を思うか。 第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞している。 また2020年のアカデミー賞に、作品賞・監督賞をはじめ計7部門にノミネートされている。 追伸)2020年アカデミー作品賞・監督賞・国際長編映画賞・脚本賞 受賞おめでとう。 凄いね。 その後のストーリーとネタバレ 大学の卒業証書を偽造してパク家の長女ダヘ(チョン・ジソ)の家庭教師になったギウ(チェ・ウシク)はさらに計画を押し進める。 妹のギジョン(パク・ソダム)はアメリカ帰りのアーティストと偽って、パク家の長男ダソン(チョン・ヒョンジュン)の絵を教える教師に収まる。 そして運転手と家政婦ムングァン(イ・ジョンウン)を辞めさせ代わりに運転手はギテク(ソン・ガンホ)、家政婦はチャンスク(チャン・ヘジン)がちゃっかり後釜に収まる。 パク一家が外泊で出かけたすきに、家族で豪邸のリビングに集まりどんちゃん騒ぎを始める。 ところが真夜中に家政婦ムングァンが忘れ物をしたから取りに来たと突然現れる。 外は豪雨だ。 パクの豪邸に上がり込んできたムングァンは驚くべきことを打ち明ける。 実はこの豪邸には地下に核シェルターがあり、夫のグンセ(パク・ミョンフン)が数年前から住んでいるという。 グンセは借金取りから逃れるためにここに隠れていた。 ここを買ったパク家は核シェルターのことは知らない。 ムングァンはパク家以前の主人からここに住み込んでいる。 かつてのこの豪邸に住んでいたオーナーは核シェルターのことは秘密にしていたようだ。 対応に出たチャンスクは地下に降りてゆく。 地下の食料貯蔵庫の棚を移動させると地下への階段が現れた。 そしてそこを降りてゆくとなんと、ムングァンの亭主グンセが住んでいた。 地下には居住空間がありトイレ・シャワー、冷蔵庫など完備され住むには問題ない。 ところがムングァンはキム一家がここに集まっていることを知ってしまう。 家族を映した動画をパク社長に転送すると脅かす。 すきを見てムングァンのスマホを取り上げ夫婦を地下に監禁する。 ムングァンは地下階段から転げ落ちたことによって頭を強打して虫の息だった。 タイミングの悪いことにパク家が大雨のため戻ってくると連絡があった。 あと10分以内に帰れると近くまで来ているようだ。 ギテクたちは慌てて、散らかしたリビングを掃除するが間に合わずパク家は到着してしまう。 チャンスク以外はテーブルの下や部屋に隠れる。 そして大慌てで豪邸から抜け出す。 外は豪雨だ、家に着いたら半地下の部屋は雨水でプールのようになっていた。 この豪雨の被害で多くの人が住み家を奪われ体育館に避難していた。 そんな時にパク社長は家でホームパーティをやりたいとキム一家に連絡が来る。 ギテクは仕方なくパク邸に行くがパク社長は息子ダソンのためにインディアンになって喜ばせよと無理難題を吹っかけてくる。 彼は切れかかっていた。 パーテーが盛り上がったところに地下に監禁されていたグンセが縄を解いて地上に現れる。 観賞用の水石でギウの頭をカチ割り、台所の包丁を持ってギジョンを刺し殺す。 そしてチャンスクやギテクに襲い掛かろうとする。 ギテクはとっさにバーベキューの金串でグンセを刺す。 そしてグンセが持っていた包丁をもぎ取るとパク社長を刺し殺してしまう。 彼は今までの貧乏人に対するパク社長の態度と上から目線が気に食わなかったのだ。 ギテクは階段を下って建物の外へと逃げてゆく。 その後、彼を見たものは誰もいない。 ギテクは忽然と消えてしまったのだ。 入院から回復したギウは小高い丘からかつて家庭教師で通っていたパク邸を見下ろす。 その時、邸のランプがちかちかと点滅する。 彼はそれをモールス信号だと理解する。 この信号を記録し、解読してみるとなんとギテクはこの邸宅の地下シェルターに隠れているのだった。 ギウは誓う、金もうけをしてこの邸宅を買い、父を自由にすると。 彼は大それた妄想を胸に生きてゆく。 レビュー ポン・ジュノを知ったのは「 」を見た時だ。 あまりにスリリングな展開とテンポの良さで、衝撃が走ったのを覚えている。 そして「グエムル-漢江の怪物」だ、得体の知れない恐怖に背筋が寒くなった。 そしてハリウッド進出の「 」。 彼は一貫して弱者と貧困を描き続ける。 「 」では永久機関を積んで走る列車が舞台だ。 前方が富裕層、最後尾は貧困層が暮らしている。 貧困層の食べ物はゴキブリを原料にしたたんぱく質だ。 そして彼らは富裕層に戦いを挑む。 「」では貧困層と富裕層を対比させ、同じ人間なのに貧乏人は「パラサイト(寄生虫)」と別人種でクズのように扱われる。 もう公平な戦いができる世の中ではない。 でもいつかは貧困層の反撃があるのではないかと富裕層は心の底で思っている。 その貧困層の反撃が映像化され多くの人々の共感を得たのではないかと思う。 観客動員1000万人を突破していると聞いている。 そしてアカデミー賞7部門ノミネートだ。 韓国は右派政権になったり左派政権になったり揺れ動く。 そのたびに苦労する人間が入れ替わる。 日本にとってはどちらの政権になっても「反日」は変わらない。 少し前にソウルを旅したことがあった。 人々は優しく接してくれて個人的には親近感を感じた。 このドラマは中国では上映が許可されなかった。 中国共産党が怖がっているのはこの映画のように貧困層の反撃ではないかと感じるね。 人気記事• 380件のビュー• 250件のビュー• 129件のビュー• 110件のビュー• 83件のビュー• 82件のビュー• 81件のビュー• 58件のビュー• 55件のビュー• 51件のビュー• 49件のビュー• 49件のビュー• 41件のビュー• 37件のビュー• 35件のビュー• 31件のビュー• 30件のビュー• 29件のビュー• 27件のビュー• 26件のビュー• 24件のビュー• 24件のビュー• 22件のビュー• 22件のビュー• 19件のビュー• 19件のビュー• 18件のビュー• 18件のビュー• 17件のビュー• 16件のビュー.

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