モンスーン 型 低 気圧。 2

台風第16号 (ペイパー) に関する情報

モンスーン 型 低 気圧

【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。 】 「モンスーン、monsoon、」については、 の記事で、いろいろな論点をあげた。 その後に考えたことを書こうと思う。 そのまえに、わたしが提供できる知見を示しておきたい。 仮に「モンスーンは季節間で風向が逆転することである」としてみたとき、世界の中で、モンスーンがおきている場所はどのように分布するか、ということだ。 この観点では、 当時 のフロモフ Khromov。 Chromovともつづる が1957年にドイツの雑誌に発表した論文が有名で、1970年代ごろにモンスーンを論じた本にはよく引用されていた。 英語の論文題名で引用されていることが多いが、原文はドイツ語だったかもしれない。 わたしはその論文を読んだのだがよくおぼえておらず、いますぐ取り出せるところにないので、直接その論文に関する議論は、読む機会がとれるまでたなあげにしておく。 わたしはその論文と同じことを、再解析 参照 のプロダクトを材料としてやりなおそうとした。 2002年に結果を学会発表するところまではいったのだが、論文にしそこなってしまった。 これからでも、新しい再解析プロダクト たとえばJRA55 で同じことをやりなおして論文にしたほうがよいと思っているのだが、わたしの計算機利用能力がおとろえてしまったので、やると約束できないでいる。 - 材料と方法 - 2002年に発表したデータ解析の材料として、当時最新の再解析プロダクトだった NCEP Reanalysis 2 Kanamitsuほか 2002 を使った。 対象期間は1979年から1993年までの15年間とした 1979年はこの再解析プロダクトの始まりだが、1993年で止めたことに深い意味はない。 時間間隔は6時間である。 995、つまり地上約 50 mの風の東西成分・南北成分の値を使った。 水平の格子点は東西192、南北94の緯線経線の交点である。 ここではその格子点をそのまま使った。 それぞれの格子点ごとに、「風向の逆転」があるかどうか判断することにした。 画像処理でいえばごとの処理にあたるものであり、複数の格子点からなるパタンやテクスチャを考慮した処理ではない。 結果を図にして、人がパタンやテクスチャを見ることはしている。 各格子点について、対象期間の12・1・2月と6・7・8月のそれぞれの平均の風ベクトルを求め、両者のなす角を計算した。 その角度が120度以上であるところを「風向の逆転」があるとみなした。 120度という数値はフロモフが採用していたので合わせたと記憶しているが、記憶ちがいのおそれもある。 なお、ベクトル平均風速が非常に小さいところまで入れると、結果にノイズが多くなるので、0. このは試行錯誤で決めた。 次に、ベクトル平均の風がその季節の風向をどれだけ代表しているかという問題がある。 そこで風の「定常性」を見ることにする。 定常性の尺度として、ベクトル平均風速 の絶対値 と平均風速の比をとることがよくおこなわれる。 平均風速とは、各時刻の風速ベクトルの絶対値を時間平均したものである。 そのとおりにやるべきだったかもしれないが、わたしは 風の運動エネルギーを見ようとして 風速ベクトルの2乗の時間平均の計算をはじめていたので、それを使って、同じではないが類似の指標をつくって定常性の大小を判断した。 - 結果 - 結果はの図を見ていただきたい。 [低緯度] 緯度約25度から熱帯側では、熱帯モンスーン域として知られたところがきれいに出た。 西アフリカ 北半球側 、インド洋から西太平洋、からオーストラリア北部にかけてだ。 その大部分のところで、それぞれの半球の夏 太陽高度角が大きい時期 に西より、冬に東よりの風がふいている。 ただし、モンスーンのいわば「本家」と思われるインドの西海岸の海側がぬけている。 ここでは冬の風向が北風で、夏の西風とのなす角が90度ぐらいなのだ。 中央カの西の東太平洋にも、狭い帯状に、風向が交代するところがある。 ここはふだんは帯だが、夏には熱帯収束帯 ITCZ が赤道から相対的に大きく離れ、それは対流圏下層の低気圧でもあるので、その赤道側では西よりの風がふきやすい、と解釈できる。 [中緯度] 南北半球とも緯度30度付近に、夏にはの東風、冬には偏西風という風向の交代が生じる帯状のところがある。 これは、季節による風向の変化という意味では、まさになのだが、海陸のちがいのない東西一様の地球でもおこるだろう大気大循環の季節的シフトだから、モンスーンは海陸ストによっておこるものだという観点をとるならば、まったくモンスーンではない。 ただし、そのうちでは、定常性が乏しいことが多い。 東アジアの温帯には、上記の帯よりも高緯度側の、・日本・サハリンなどにわたって、冬には西より、夏には東よりの風がふくところがひろがっている。 ただし、は、大陸側の沿岸部をのぞいて、はずれている。 冬には明確な北西のがふくのだが、夏の風速が弱いのだ。 日本の中部の陸上は、いちおう風向の逆転が出ているが、定常性がとぼしい。 南西諸島は風向の逆転も定常性もある。 北カ西海岸付近と南部アフリカの西海岸付近には、冬に東より、夏に西よりの風がふくところがある。 これは亜熱帯高気圧のはりだしかたの季節変化によるようだ。 [高緯度] 古典的には、夏に偏西風、冬に極域東風がふく帯が想定された。 しかし、実際には、北極まわりでは東風が持続してふいているわけではない。 南極まわりにはありそうだと思ったのだが、解析結果では南極まわりには風向の逆転がほとんど見られなかった。 これは観測の乏しい地域での再解析の質の問題かもしれないと思う。 そのかわり、夏に偏西風、冬に大陸上の高気圧 シベリア高気圧 の低緯度側にあたるので東風がふく地帯が、の北岸の北緯60度付近と、のアルタイ山地付近の北緯45度付近に見られる。 - 結果を出したあとの考察 - 「再解析」データの質の問題が残っているが、格子点ごとに風向の逆転を評価すると、インドのすぐ西のや がぬけてしまった。 地点ごとの風向の逆転をそのままの定義にするのはうまくない、と思う。 ひとつは、格子点ひとつずつではなく、風のつながりを考慮しながら、数百 km のひろがりの地域を評価すればよいのかもしれない。 もうひとつ、風向の逆転にこだわらず、一方の季節に風向の定常性の高い風がふき、他方の季節にそのような風がふかないときは、があると認めてよいのかもしれない。 Chromov, 1957: Die geographische Verbreitung der Monsune The geographical distribution of the monsoon. Petermanns Geographische Mitteilungen, 101 3 : 234-237. 増田 耕一, 2002: 風向からみたの全球分布。 日本地理学会発表要旨集 No. 62 2002年秋 , p. 106 発表番号508。 Masao Kanamitsu, Wesley Ebisuzaki, Jack Woollen, Shi-Keng Yang, J. Hnilo, M. Potter, 2002: NCEP-DOE AMIP-II Reanalysis R-2. Bulletin of the American Meteorological Society, 83: 1631-1643. masudako.

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Polar Low

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Polar Low ポーラーロウ ~冬の海上の不思議なうずまき~ 新着:• 2018. 18 を 追加しました。 2016. 14 中級編解説 とを追加しました。 へ ポーラーロウ Polar Low とは ポーラーロウは冬季の中高緯度の海洋上で発達する 水平スケール200~1000kmの小低気圧です 図。 ポーラーロウは温帯低気圧や台風と比べてサイズは小さいですが、 海上で急速に発達し強風や大雪を伴うため、社会的な影響も大きな現象です。 ポーラーロウはバレンツ海、ノルウェー海、北海、グリーンランド海、 ラブラドル海、ベーリング海、南極海など高緯度の多くの海洋上で発達し、 比較的に緯度が低い日本海でも発達します。 2015年3月4日に日本海上で発達したポーラーロウ. 太平洋上には温暖前線・寒冷前線を伴う温帯低気圧も見られる. 左 ひまわり7号の可視画像. 右 地上天気図. 衛星画像: 高知大学気象情報頁; 天気図: 気象庁 2018年1月11日のポーラーロウ 2018年1月11日の寒気吹き出しの中、 北海道の西にポーラーロウが形成しました。 また、朝鮮半島の付け根から北陸地方に伸びる帯状の雲 (日本海寒帯気団収束帯; JPCZ)も見られます。 [videoタグをサポートしたブラウザで動画が表示されます] 2. 5分間隔の可視画像の動画 気象庁の画像より作成 ポーラーロウが形成する環境 冬季に陸地や海氷の上で冷やされた寒気が、 比較的に暖かい海洋上に吹き出すと、 寒気は海面から熱と水蒸気を供給されて不安定になり、 積雲対流が活発になります。 日本海の場合は西高東低の冬型の気圧配置の時に寒気が吹き出し、 衛星画像では風の向きに並んだ筋状雲として見られます 図。 さらに日本海の上層に冷たいトラフが来ると、 対流圏はますます不安定となり、深い積雲対流が活発化します。 このような状況の時に、しばしばポーラーロウが発達します。 冬の日本海の寒気吹き出し. 左 概念図. 右 2013年1月4日3時の衛星可視画像. 衛星画像: 高知大学気象情報頁 ポーラーロウの多様な雲パターン ポーラーロウの雲パターンは事例ごとに大きく異なります。 あるものはスパイラル状の雲パターンや目 中心部の雲が無い領域 を持つため、 「冬のミニ台風」や「極域のハリケーン」などと例えられることもあります。 また、あるものは低気圧の中心から一本の長い尾が伸びた雲パターン 記号のコンマのような形 を示します。 こちらは温暖前線・寒冷前線を持つ中緯度の温帯低気圧に似ています。 さらに、スパイラル状ともコンマ状とも分類しにくい事例もあります。 ポーラーロウが多様な雲パターンを示す理由として、 その発達メカニズムが単一でないことが挙げられます 後述。 左 2012年01月31日に発達したスパイラル状のポーラーロウ. 中 2010年2月18日に発達したコンマ状のポーラーロウ. 右 2008年2月6日に発達したポーラーロウ. 衛星画像: 高知大学気象情報頁 参考文献: 左 「冬のミニ台風 ポーラーロウ」 鈴木和史, 世界気象カレンダー 2013. 右 "Roles of upper-level cold vortex and low-level baroclinicity in the development of polar lows over the Sea of Japan" Shimada et al. 2014 , Tellus A, vol. 66, doi:10. v66. 24694 ポーラーロウのハイブリッドな発達メカニズム ポーラーロウの発達メカニズムは複数提案されてきましたが、 ここでは2つの重要なメカニズムを紹介します。 1つ目は台風のように「組織化した積雲対流が放出する凝結熱を エネルギー源として発達する」というメカニズムです。 中高緯度では熱帯ほど海面水温は高くありませんが、 大陸や海氷から吹き出す寒気が相対的に暖かい海面から 熱と水蒸気を供給されることで積雲対流が活発になります。 2つ目は温帯低気圧のように「気温の水平勾配が持つ位置エネルギーを 運動エネルギーに変換して発達する」という傾圧不安定と呼ばれるメカニズムです。 温帯低気圧は中緯度の南北気温勾配の中で発達しますが ポーラーロウは大陸・海氷上の冷たい大気と海洋上の暖かい大気との間の 浅い水平温度勾配の中で発達します。 これらの他に上層の擾乱や地形なども影響します。 ポーラーロウはこれらのメカニズムが同時に働くハイブリッドな低気圧であり、 それらの寄与の度合いが事例ごとに異なることが多様性を生み出しています。 単純化した大気のシミュレーションで再現されたポーラーロウの雲パターン. 左 温度勾配が無い実験で発達した台風タイプ. 中 温度勾配が強い実験で発達した温帯低気圧タイプ. 右 温度勾配が弱い実験で発達した中間タイプ. 参考文献: 「ポーラーロウの理想化実験」 柳瀬 2010 , 天気, vol. 57, pp. 372-381. 中高緯度の国々で注目されるポーラーロウ 北欧のノルウェーは、バレンツ海・ノルウェー海・北海といった 高緯度の海に囲まれています。 これらの海域で発達するポーラーロウは強風・大雪・高波を伴い、 漁業・海運・海底油田・沿岸域の生活など ノルウェーの社会に大きな影響を及ぼしています。 そのため、ノルウェーにおけるポーラーロウの予報や研究は、 日本における台風のように重要視されており、 領域モデルによるアンサンブル予報やデータベースの整備が行われ、 また、テレビや新聞などのメディアでも取り上げられることがあるそうです。 欧米ではノルウェーの他にもイギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、 スウェーデン、ロシア、カナダ、アメリカなどの研究者が ポーラーロウの解明に取り組んでいます。 ノルウェー付近のポーラーロウを紹介• サイト内ので過去の事例の画像が見られます。 画像集や研究会の案内 日本にも影響があるポーラーロウ ポーラーロウが発生する他の海域に比べ、 日本海は比較的に低い緯度 北緯40度付近 に位置しています たとえばバレンツ海は北緯70度以北です。 比較的に低い緯度でポーラーロウが発達する理由は、 冬季にアジア大陸で冷やされた寒気が、 比較的に暖かい日本海上に吹き出すことで、 他の高緯度の海域と似た条件が整うためと考えられます。 日本海上のポーラーロウは、 日本海側地域の里雪型豪雪の一因とされるほか、 強風による山陰線余部鉄橋での列車転落事故 1986年12月 や、 北海道沖での約6千トンの旧ソ連船の海難事故 1981年2月 などを 引き起こしており、防災面でも重要な現象です。 このため、日本・韓国・中国・ロシアなどの研究者が 日本海のポーラーロウの研究に取り組んでいます。 観測面での日本海のメリットは、日本のレーダー観測が利用できるほか、 緯度が低いために冬季でも気象衛星の可視画像を利用できる時間が長いこと、 静止衛星による頻度の高い観測が可能であることなどがあります。 特に2015年にひまわり8号が運用されてからは、 ラピッドスキャンによる2. 5分間隔の観測も利用できるようになりました。 [videoタグをサポートしたブラウザで動画が表示されます] 2016年2月15日に北海道の西方海上で発達したポーラーロウ: 2. 大きなスケールの低気圧性循環の縁に複数のポーラーロウが形成しており、 メリーゴーラウンド型のポーラーロウと呼ばれています。 メリーゴーラウンド型のポーラーロウの上層には、 大きなスケールの低気圧(寒冷渦)の周囲に小さなスケールのトラフがあり、 それらが下層に影響を及ぼしていると考えられています。 鉛直シアは水平風の上層と下層との差ですが、 上層ほど風が強い場合はForward Shear、 下層ほど風が強い場合はReverse Shearと呼ばれます。 中緯度の温帯低気圧の環境場は上層ほど西風が強くなるForwad Shearですが、 ポーラーロウの環境場にはReverse Shearのものも見られます。 低気圧に伴う暖気移流や雲域は、 Forward Shearでは低気圧の進行方向の前方で起こりますが、 Reverse Shearでは後方で起こるとされています。 現実の大気では鉛直シアの構造が複雑であったり、 他のプロセスが働いたりするため、 上記の特徴が明瞭に見られるとは限りませんが、 ポーラーロウの一つの見方としてしばしば使われる概念です。 参考文献:総観気象学入門; Polar Lows Forward ShearとReversed Shearの概念図。 "Polar Lows"の教科書の図4. 11を参考に作成 事例集 作成中 興味を持たれた方の参考のために、 ポーラーロウであると思われる事例を集めています。 水平スケールが200~1000km程度で、 地上天気図の等圧線が閉じている冬季の低気圧を拾っています 厳密な定義に基づくものではありません。 網羅的なリストではありませんので、 他にも面白い事例がありましたら教えてください。 用語について 定義• 寒気内(寒帯前線などの高緯度側 に形成する小型で強い海上の低気圧。 現実の現象を観察していると、明らかにポーラーロウと呼べるものもあれば、 他の現象と区別が付きにくいグレーなものも多くあります。 このサイトでは上記の定義を概ね満たす現象をポーラーロウと呼びますが、 必ずしも厳密ではありませんのでご了承ください。 名称 気象科学事典(東京書籍;日本気象学会編 では、 「ポーラーロウ」とそのままカタカナで記されています。 日本語に訳した用語は文献によって異なりますが、 これまでに見つけたものを以下に記します。 寒気内 小 低気圧:比較的に多くの専門書で見かけます。 極低気圧: ではこのように訳されています。 寒帯低気圧• 中規模低気圧• 表記: ポーラーロウ, ポーラーロー, polar low• polar meso cyclone: ポーラーロウ、および、より小さな渦や弱い渦も含めて 寒気内の幅広い渦を指す 混同されやすい現象 ポーラーロウとは水平スケールや構造・メカニズムが異なりますが、 名称に「極」の字が入っているため混同されやすい現象があります。 また、名称に「寒」の字が入っている現象も紛らわしいですが、 低気圧が発生する地域が寒い環境なのか、あるいは、 低気圧の中心部が寒い構造なのかに注意すると違いがわかります。 極渦 polar vortex : 北極・南極の対流圏中・上層に存在する 惑星スケールの渦。 北極低気圧 arctic cyclone : 北極海上を長期にわたり迷走する寒気核構造を持った低気圧。 ポーラーロウよりもスケールが大きく長寿命であり、 構造や発達メカニズムも異なる 参考文献: 「北極低気圧」 田中 2013 , 天気, vol. 60, pp. 43-45. 寒冷渦 cold vortex , 寒冷低気圧 cold low : 切離低気圧 cut off low とも呼ばれる。 中心部の温度が周囲よりも低く、対流圏上層で循環が強い渦。 上層に寒冷渦が来ると、大気が不安定化したり上昇流が強制されたりして、 雷雨やポーラーロウが発生しやすい。 ポーラーロウを解説した書籍• Polar Lows 一冊まるまるポーラーロウについて書かれた専門書 Rasmussen and Turner, 2003年, Cambridge University Press• 日本の天気 その多様性とメカニズム 11章 ポーラーロウ 小倉義光, 2015年, 東京大学出版会• 雲の中では何が起こっているのか 4. 4章 豪雪と降雪雲による対流システム 荒木健太郎, 2014年, ベレ出版• 日本付近の低気圧のいろいろ 5章 寒気内低気圧 山岸米二郎, 2012年, 東京堂出版• 日本海の気象と降雪 7. 6章 寒気内小低気圧 二宮洸三, 2008年, 成山堂書店• 総観気象学入門 7. 4章 寒気内の小低気圧 小倉義光, 2000年, 東京大学出版会• ローカル気象学 7. 5章 帯状雲と中規模低気圧 浅井冨雄, 1996年, 東京大学出版会 謝辞 本Webサイトの作成は新学術領域研究「気候系のhot spot」の助成を受けました。

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CiNii Articles

モンスーン 型 低 気圧

I : 西高東低の冬季モンスーン型. IIa :北海道付近に低気圧が存在する型. IIb : 日本海に低気圧が存在する型. IIc :太平洋に低気圧が存在する型. IId : 日本海と太平洋に同時に低気圧が存在する型. IIIa : 日本の北方に移動性高気圧が進む型. IIIb : 日本列島上に移動性高気圧が進む型. IIIc : 帯状に移動性高気圧が進む型. IIId : 日本の太平洋岸または南方を移動性高気圧が進む型. IVa : 日本列島上を東西に走る停滞性の前線型. IVb : 太平洋岸または日本南方を東西に走る停滞性の前線型. V : 北太平洋高気圧型. 例えば2015年2月4日15時40分発表の指示報 短期予報解説資料 「西から冬型の気圧配置に移行する」。 …… 大きく分けると「現況での使われ方」の局所的な場を対象にした用法と,それ以外の数1,000km四方くらいの範囲を対象とした総観場を対象にした用法の2つに分けられそうだ。 上記の議論の後に追加されたように思うが確認はできていない。 西高東低の気圧配置 :日本付近から見て西が高く東が低い気圧配置。 冬期に典型的に現れる気圧配置。 冬型の気圧配置:大陸に高気圧、日本の東海上から千島列島方面に発達した低気圧がある気圧配置。 備考 大雪警報や暴風雪警報が対象とする程度の現象を伴う場合は、「強い冬型の気圧配置」といった表現を用いても良い。 時間的、空間的に小さな西高東低の気圧配置は「冬型の気圧配置」とはいわない。 「西高東低」は「冬型」よりも広い意味をもつようだ。 【参考文献】 田畑弾・山川修治 2007 :富山県における強風と気圧配置の関係.日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要,42,167-174. 永沢義嗣 1995 :天気図の散歩道.クライム,169p. 吉野正敏・山川修治 2002 :「気圧配置ごよみ」,吉野正敏・気候影響利用研究会編『日本の気候I』253-267. 二宮書店. 吉野正敏・福岡義隆 1967 :「半旬別の気圧配置ごよみ」天気 14 7 ,10-15.

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