地球 さん は レベル アップ した。 第一章 ユティとの生活 その1

地球さんはレベルアップした~非匿主義少女の英雄譚~

地球 さん は レベル アップ した

配信日はiOS版が6月予定、Android版が7月予定となっていて、アプリ価格およびプレイ料金は基本無料(アイテム課金制)。 本作は、特殊任務部隊の司令官となったプレイヤーが、傭兵を指揮して地球外からの侵略者や怪物と戦っていくRPG。 共同で開発を担当するのは、面白法人カヤックだ。 人類による交渉の余地はなく、宇宙船は全世界に向けて侵略攻撃を開始。 世界の人口は3日で半分以下となり、特に男性の生存率は極端に低くなった。 人々は世界の終わりを受け入れようとする中、あきらめずに立ち上がる女性たちがいた。 彼女たちこそ、人類に残された最後の希望。 民間人出身の特殊任務部隊だ。 今ここに、人類の存続と女の意地をかけた戦いが始まろうとしていた。 傭兵たちに敵と戦ってもらうには相応の報酬を支払う必要があり、プレイヤーはスロットによってゴールドを稼がなければならない。 スリーセブンが揃ってフィーバーに突入すると発生し、傭兵たちの能力が大幅に上昇する。 彼女たちはそれぞれ、バトルを有利に運ぶ特殊能力を持っている。 今回公開されたビジュアルにはさまざまな女性キャラクターの姿が見えるが、本作に登場する全キャラクターがボイスに対応しているとのこと。 主要キャラクターには、豪華な有名声優が多数起用されている。

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レベルファイブの新作RPG『地球壊滅的B級カノジョ』は美女と怪物が戦うスロットバトル! 南條愛乃さんや豊口めぐみさんなどのボイスも搭載

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「ふぅ……」 一通り本を読み終えると、俺は一度体を伸ばした。 レナさんに教えてもらった本は、どれも分かりやすく、とても助かった。 特に法律関係なんかは大助かりだ。 地球で六法全書とか読んだこともない俺が、正直法律関係なんて分かるのかとも思ったが、レナさんの持ってきてくれた本が分かりやすかったのと、何より法律がそもそも複雑じゃないこともあって、何とか理解できた。 なんていうか、俺が警戒するような法律は特にないのだ。 地球の倫理観に則っていれば、法を犯す心配もない。 ただ、盗賊とか、そういった悪事を働く者たちに襲われた時、その相手を殺しても罪に問われないとかは、異世界ならではといった法律だ。 他にも、お酒もこの世界では15歳から飲めるらしいし……飲んでみたい気持ちももちろんあるが、地球じゃダメだからなぁ……悩むところだ。 でも地球のお酒を異世界で売るのはいいかもなぁとは思った。 そもそも年齢的にお酒は買えないけどさ。 まあ法律関連はそんな感じである程度理解して、魔法関連に進んだのだが……こっちのほうが大問題だった。 まず、賢者さんの理論がない。 どれも属性がどうとか、詠唱がどうとか、そんなことばかりだったのだ。 ……どうしようか。 知識として知ることができたのはいいけど、俺のためにはならなかった。 賢者さん方式が本当は一番正しいんだろうし。 それでも知識として知ることができたから、他の人たちの前で魔法を使うとき、失敗しないで済むだろう。 ……いや、咄嗟に使っちゃったりしてすぐにボロが出そうだけどさ。 とはいえ、魔法関係で何の収穫もないのかと言えば、そんなことはない。 「【魔法具】かぁ……」 持ってきてもらった本の中に、【魔法具】と呼ばれる道具に関する本があったのだ。 魔法具とは、その名の通り魔力や魔法が宿った道具のことである。 例えば、まだこの街の夜を体験してないから分からないけど、どうやら街中にある街灯とかは魔法具らしい。 魔力を流せば誰でも魔法や効果を発動できるのだ。 この魔法具を作るときに、初めて今まで使い道が分からなかった魔石が使用される。 なんでも魔石のランクが高ければ高いほど、魔力の貯蔵量が多かったり、長持ちしたりするそうだ。 そして魔法具に一番の興味を持った理由は……。 「これ、俺でも作れそうなんだよねぇ……」 そう、商人ギルドに売る道具として、俺が作った魔法具を売ってみるのもアリだなぁと思ったのだ。 本を見た限り、魔法具を作るうえで必要なのは魔石と、【魔法文字】を刻み込んだ道具だけらしい。 【魔法文字】とは、この世界の言語を魔力を流しながら道具に彫り込んだもののことを言い、その魔法文字が刻み込まれた道具と魔石が組み合わさって魔法具となるようだ。 その魔法文字の内容も、もちろん魔法具として働かせたい効果の意味を持つ言葉じゃなきゃいけない。 ただし、この魔法文字にはいろいろな制約があるらしく、素材によっては刻み込める文字数が決まってるんだとか。 なんだそれ。 例えば冷蔵庫のような魔法具を木で作ろうとすると、木は三文字しか刻み込めないため、この世界の言語である魔法文字じゃ不可能なのだ。 日本語の漢字を混ぜた言葉なら『冷やす』でいけるんだけどね。 そう、本を読んだ感じ、恐らく漢字とかを魔法文字にしてもいけるような気がするのだ。 魔法文字を刻み込んだ者が、その言葉の意味を正確に把握できてないといけないらしいけど、それなら漢字は分かるし、いけるだろう。 ……それに、漢字も不確定要素ではあるが、もっと文字数を少なくできる方法もあるんじゃないかと思っている。 例えば、俺が使う俺だけの言葉を創っちゃってもいいのではないかと。 『・』っていう点を『燃やす』って意味でとかそんな感じで暗号を創るみたいに、造語してしまえばもっと減らせるような気がするんだよな。 それに近い別の方法でいえば、火をデフォルメした絵にしてみるとか。 凍らせるなら雪の結晶とかさ。 とにかく一度調べてみないことには何も言えないけど、魔法具を作って売るのもアリな気がする。 何より賢者さんの家の周辺の魔物から手に入る魔石はAランクとかばっかりだしね。 環境的にはかなり魔法具づくりに適してると思うし、何気にそういう工作をまともにするのは初めてだ。 ……今までそんなお金もなかったし、何より小学生の頃の図工とか邪魔されてまともにできなかったし。 「ごめんね、ナイト、アカツキ。 とりあえず調べたい物は調べ終わったから、そろそろ行こうか」 「わふ」 「ふご」 新たにやってみたいことができた俺は、本をレナさんのところへ持って行った。 「レナさん、ありがとうございました。 本はどこに返せばいいでしょう?」 「いいえ、どういたしまして。 本はそちらの箱に入れていただければ大丈夫ですよ」 受付の机の上に、木でできた箱が置いてあり、中には同じように返却されたであろう本が何冊か入っていた。 そこに本を入れていると、レナさんが訊いた。 「ユウヤさん。 何か発見はありましたか?」 「そうですね……個人的に【魔法具】が気になったので、今度試してみようかなと」 「魔法具ですか。 珍しいモノに目を付けましたね」 「珍しいですか?」 俺が少し意外に思いながらそう訊くと、レナさんは教えてくれた。 「ええ。 魔法具はまず魔力文字を刻み込むのが大変だそうですし、何より文字数を増やすための素材が高価なので、どうしても割高になってしまうんですよ」 「なるほど……じゃあ魔法具ができたとしても需要はあまりないんですか?」 「そういう訳ではないですよ。 もし仮に木が素材で作られた食材を冷蔵保存できる魔法具なんかできたのなら、魔法具の世界に革命が起きますし、飛ぶように売れるでしょうね。 現在の冷蔵保存ができる魔法具は、どれもミスリル製品がほとんどですから」 ミスリル……地球じゃ存在しない物質だな。 でもやっぱり、レナさんの話を聞いてると上手くいけば魔法具でお金を稼げそうだ。 最後にとても貴重な意見を聞け、俺は改めてお礼を言うと図書館を後にするのだった。

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第一章 ユティとの生活 その1

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「こ、これからどうすればいいんだ……?」 「わふ?」 「ふご」 『邪』の力を持ち、さらにウサギ師匠と同じ『聖』を冠する存在の技術を持ったユティという少女の襲撃を何とかしのぎきった俺たち。 助太刀として現れたウサギ師匠の言葉により、なんとユティは『邪』に騙されていたことが分かった。 その結果、ユティが俺たちに襲い掛かることはなくなったが、なんとウサギ師匠から彼女の面倒を見るように言われてしまったのだ。 だが、当のユティ本人は心を整理したいと一人部屋にこもっており、相談しようにも声がかけられない。 まあ今はいろいろ頭の中がぐちゃぐちゃだろうしなぁ……。 「仕方ない、日課の筋トレとかやって、そのあとご飯でも作るか」 「わん!」 「ふご」 俺の言葉に賛成だというように、ナイトとアカツキも可愛らしく答えた。 「フッ! フッ!」 異世界に来る前は一般的な腕立て、腹筋、背筋、スクワットをしていたのだが……何故だか一向に痩せなかった。 サボることなく、毎日続けてたんだけどね……。 それが異世界でレベルアップしたことで痩せた上に、急に筋肉がつくようになったのだ。 本当に、異世界って不思議だよね。 異世界に来る前から続けている筋トレを終えた後、ナイトと一緒にトレーニングをしていると、ふとアカツキ以外の視線を感じた。 その方向に目を向けると、ユティが立っていた。 なので、俺とナイトは一度組手をやめ、ユティに声をかけた。 ぐうぅ~~~~。 不意に可愛らしい音が響き渡った。 その音は、ユティのお腹から聞こえる。 「えっと……もしかして、お腹空いた?」 「……ん」 小さく頷くユティ。 確かに、あれから俺も動き続けているし、ユティも俺との戦闘を終えたばっかりだもんな。 それに、時間的にもお昼の時間だし。 「分かった。 今から料理の支度をするから、少し待ってて」 「……」 俺の言葉に再び頷いたユティは、静かに部屋に帰っていった。 それを見送りつつ、俺はナイトたちに声をかける。 「さて、それじゃあ飯を作りますかね」 「わふ」 「ふご」 とはいえ、今回はユティとの戦闘もあって疲れているので、正直料理をするのも面倒くさい。 だが何かを食べないと力も出ないし、お腹もすいているので、俺は簡単にパスタを作ることにした。 茹でるだけだし。 さすがにパスタは地球のモノで、さらにソースも日本の各企業さんが美味しく作ってくれているので、お手軽に美味しいものが食べられる地球の……いや、日本の食品技術は本当にありがたい。 ナイトたちも俺と同じようにパスタを……というか、人間のモノを食べることができるので、同じものを用意する。 うーん……改めて考えると、異世界の魔物はやっぱり地球の生き物と少し違うんだなぁ。 そんなことを考えながらも無事にミートソースパスタが完成した。 すると、匂いに釣られたのか、ユティが声をかける前にやって来た。 「いい匂い」 「え? あ、その……ご飯できたんだけど、食べる?」 「……ん」 「……あ、そういえば、体の方は大丈夫?」 「問題ない」 「そ、そうか」 ウサギ師匠の攻撃をまともに受けていたはずなのに、大丈夫なのか。 すごいな。 ユティの返事に驚きつつも、俺たちは食卓についた。 「えっと……じゃあ、いただきます」 「わふ!」 「ブヒ!」 「? いただき、ます?」 俺の言葉に、ユティは首を傾げ、さらに目の前に置かれたパスタを見て、さらに首を傾げた。 「ああ、ユティたちにはいただきますって言う文化はないのか……っと、そういえばパスタも見たことないのか?」 「肯定。 どう食べる?」 「これは……」 用意したフォークでパスタを巻き取りながら、食べる動作を見せてやるが、ユティはそれを見てまだ首を傾げる。 すると、何やら一人納得した様子で頷くと、何故か俺にフォークを差し出した。 「分からない。 だから、オマエ、食べさせる」 「は!? 」 予想外の言葉に、俺は思わずフォークを落としそうになった。 た、食べさせるって……いや、たった今、食べ方見せたと思うんですが……。 「私、いつも師匠に食べさせてもらってた。 だから、食べさせて?」 いつも食べさせてもらってたってどういうことだよ……いくら何でもおかしいだろ。 赤ちゃんじゃないんだぞ。 それとも、ユティのお師匠さんはそこまで過保護だったの? 俺の師匠とはえらい違いだ。 いや、ウサギ師匠に過保護な扱いを受けても違和感しかないけど。 ただただ困惑するしかない俺だが、ユティに自分で食べ始める気配はなく、純粋な目で俺を見つめ、小さい口を開けた。 「あー」 「うっ……」 どう見ても自分で食べてくれる様子のないユティに、俺はついに根負けしてパスタを食べさせた。 「ほら」 「ん……ん!」 すると、ユティは目を見開き、俺を驚きの表情で見てくる。 「驚愕。 すごく美味。 オマエ、実は料理人?」 「い、いや、そういうわけじゃないけど……」 「確かに……料理人だとすれば、あの強さは説明がつかない。 不思議」 俺のことを不思議そうに見つめながらも、パスタを食べ続けるペースは変わらず、気づけばあっという間に食べ終えてしまった。 「美味だった」 「それはよかった」 まあ俺の腕というか、企業努力の勝利ですね。 ユティの食事が終わったことで、改めて俺も自分の食事を始めようとすると、ユティが真面目な表情を浮かべ、俺を見てくる。 「? どうした?」 「要求。 自己紹介」 「え」 今さら!? しかもかなりざっくりとした要求だなあ! 「オマエ、あの『蹴聖』の弟子なのは、知っている。 でも、他は、よく知らない」 「そういえば……」 いきなり攻撃され、そこからは自己紹介なんて言う空気でもなく戦い続けてましたから……いや、あの状況下でのんきに自己紹介できるとしたらどんな精神構造してるのか知りたいよね。 「俺は天上優夜。 知っての通り、あのウサギ師匠の弟子だけど……」 「理解。 私、ユティ。 『弓聖』の弟子」 俺の自己紹介を受け、ユティも簡潔にそう口にした。 そしてその他の簡単な自己紹介を終えたところで、先延ばしにできない現状を聞く。 「それで、その……気持ちの整理はついた……?」 「……微妙」 「そうか……俺は君のことをウサギ師匠から頼まれたわけだけど……」 なんて説明すればいいのかと頭を悩ませていると、ユティは顔を少し俯けた。 「……師匠を殺したのは、人間。 でも、その裏に『邪』がいることは、知らなかった。 今でも師匠を殺した人間たちは許せない。 でも、ウサギの話が本当なら、その人間たちは、もういない。 だから私は、すべての元凶である『邪』を倒す。 それだけ」 「……」 ユティはそういうと、改めて俺をまっすぐ見つめてきた。 復讐することが悪いとか、そんなことは当事者ではない俺には何も言うことができないし、止める資格もないだろう。 「ちなみに、これから行く当てとかは?」 「ない」 だとすると、俺がこの子にしてあげられることって何だろうか? いろいろ考えてはみたものの、ただの学生でしかない俺にいい考えが浮かぶはずもなく、俺は重いため息をついた。 ふと視線をあげると、ユティの格好が泥だらけであることに気づく。 あー……俺たちと戦って気を失ってたし、起きてからもすぐに部屋にこもっちゃったもんな。 そりゃ着替えたりする暇はないか。 これならご飯より先にお風呂を用意してあげればよかったな……。 そんなことを思っていると、ユティが自身の体を見下ろしていることに気づく。 「ん? どうした?」 「私、泥だらけ。 水浴びしたい」 「あー……確かに、俺たちと戦ってそのままだったもんな。 でも、水浴びなんかじゃなくて、風呂に入らない?」 「? 風呂? 疑問。 それは何?」 「え? 風呂が分からないのか……水浴びは分かるんだよな?」 「肯定。 師匠とよく一緒にしてた」 「その水が温かいものが、お風呂だよ」 「理解。 興味深い。 その風呂とやらに、入る」 「よし、それじゃあ今用意するから少し待ってて」 携帯露天風呂でもいいのだが、わざわざ外に用意するのもおかしいので、今回は普通に地球の家の風呂を用意した。 「ほら、用意できたよ」 「ん」 「…………ん?」 すると、何故かユティは両腕を挙げ、俺を見つめてくる。 「? 水浴びなら、服脱ぐ」 「う、うん。 そうだな」 「ユウヤ、脱がせる」 「何故に!? 」 風呂に入るから服を脱ぐまでは理解できた。 でもその手伝いを俺がするのは理解できん! 「私、おかしい? 師匠、いつも脱がせてくれた」 「お師匠さん!? 」 もう過保護ってレベルじゃないですよ! どこまで溺愛してたんだ!? ユティの実年齢は分からないが、見た目的に中学生くらいだろう。 それなのに食べさせてもらったり服を脱がせたりって……独り立ちさせる気あったのか……? それはともかく、俺が脱がせるのは普通にまずいので、何とかユティを説得しつつ、俺は風呂場にユティを連れて行った。 そして風呂場にあるシャワーやシャンプーの説明などをすると、ユティは目を見開く。 「ここ、不思議な道具だらけ。 全部魔道具?」 「いや、別に魔道具ってわけじゃないんだけど……」 「だって、このよく分からないものを捻ると、水が出る。 すごい」 まったく想像してなかったが、確かにシャワーや蛇口なんて言うものは異世界にはないだろうしなぁ。 まあ蛇口をひねって水が出るのは、確かにありがたいことではあるよね。 「この石鹸も、すごい。 師匠が使っていたものより、あわあわ」 「そ、そうか。 とりあえず、どう使えばいいのかは分かったよな?」 俺の言葉にユティは静かに頷いた。 」 ユティは俺がいるにも関わらず、その場で白いワンピースを脱ぎ捨てた。 おい、さっきまで脱がせてとか言ってた割にはすんなりとできるじゃねぇか! ……って問題点はそこじゃなくて! ユティの行動に固まってしまう俺だが、そんな俺を無視してユティはその場に服を脱ぎ散らかすと、風呂場に入っていった。 あまりにも衝撃的過ぎたため、思わず固まってしまったが……。 「……ひとまず、洗濯するか」 女の子を服を男の俺が洗っていいものかと普段の俺ならおろおろしていただろうが、先ほどのもっと大きい衝撃を受けたのと替えの服がない状況から、無心で洗濯をする。 洗濯機を回し始めたところで、俺はユティと戦闘した時以上の精神的疲れを感じるのだった。

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