イエスタデイ 歌詞 意味 ビートルズ。 【歌詞和訳】Yesterday

【歌詞和訳】Yesterday

イエスタデイ 歌詞 意味 ビートルズ

イエスタデイ あらすじ イギリスの小さな海辺の町で暮らすシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーが励ましてくれるものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。 そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。 目を覚ますとそこは、あの有名な伝説的バンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。 どれも甲乙つけがたいですね。 みんな最高の音楽を生み出した人たちばかりです。 え、 「ザ・ビートルズ」って? なんですか、それ。 『ビートルジュース』なら知ってるけど…。 いいですよね、あの映画、カオスで。 はい? 違う? 20世紀を代表するアーティストだろうって言われても…。 うるさいなぁ。 そんなバンド、記憶にございません!(どこかの総理風に) ジョン・レノン? ポール・マッカートニー? ジョージ・ハリスン? リンゴ・スター? う~ん、そんなミュージシャン、やっぱり聞いたことがないです。 ジョン・レノンは日本が大好きな人だったって? 別に日本が好きな外国人くらい普通にいるでしょう。 え、日本人の女性と結婚したの? 妻のオノ・ヨーコも有名だって? …からかっているんですか? 名曲だらけとか言われても。 「Strawberry Fields Forever」「A Day In The Life」「I Want To Hold Your Hand」「Here Comes The Sun」…ちょっと待って、そんなに羅列されても困ります。 まあ、私はイマイチ納得いっていませんが、その、なんでしたっけ、ビートルズ?を題材にした映画があるらしいです。 それが本作 『イエスタデイ』。 なんでも物語の概要は、ある日、突然 「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になってしまい、その曲もメンバーも誰も知らない中で「ザ・ビートルズ」の存在を覚えている男が、彼らの楽曲を演奏して有名になっていくというSF要素ありのドラマとのこと。 「ザ・ビートルズ」がフィクションではなく実在するのだとしたら(念押し)、こんな状況になったらさぞかしその男も混乱するでしょうね。 でも、私だって困惑していますよ。 いきなり知りもしないバンドが世界的に有名なんだと告げられてもね。 この映画だってどう認識すればいいのやら…。 「007」シリーズの最新作を監督することになるも、あえなく降板したことで話題を最近は集めました。 『ラブ・アクチュアリー』や『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』の監督&脚本で有名で、『アバウト・タイム』なんてまさにSF要素ありですから、『イエスタデイ』に通じるものがあります。 実際に本作も実質はラブコメが主軸になっているそうで…。 今回もやっぱり王道感のあるヒロイン役です。 どうですか。 …う~ん、いや、しつこいですけど、本当に「ザ・ビートルズ」なんていたんですか? 勝手に妄想で話をでっちあげているだけじゃないかという疑惑は全然消えていないですけど。 この『イエスタデイ』を鑑賞すればわかるのかな…。 私の感想前半、何だったんだって思った方、お目汚し失礼いたしました。 でもそういう映画なんだからしょうがない(開き直り)。 でも思うわけです、この『イエスタデイ』。 本当に「ザ・ビートルズ」を全く知らない人が鑑賞したらどう思うのだろう、と。 いや、そんな人がいるはずない…と思いたいところですが、でも今のご時世、どういう人間がいるかわかりませんし、若い人の中には一切「ザ・ビートルズ」に触れていない人も普通にいるのではないでしょうか。 そして、 この映画は「ザ・ビートルズ」に対する共通理解がないと結構成り立たない展開も多々あり、無知識ならばかなり印象が変わるはず。 う~ん、気になるなぁ、ぜひ身近に「ザ・ビートルズ」を知らない人がいたら一緒に映画館に引っ張ってあげてみてください。 感想が聞きたいです。 そして映画自体はまさに 究極の「え、それ知らないの!?」ムービー。 ビートルズのファンならばモヤモヤするのも無理ない大胆な設定ですけど、ストーリーは意外にシンプル。 主人公が、認知が消えたビートルズの曲を自分の曲として披露することに対する、バレるかバレないかのサスペンスと、 そんなことをしていいのかという心理的葛藤。 加えてヒロインとの割とオーソドックスなラブストーリーが平行する…。 一般ウケはしやすい入り口の低さです。 物語の中心にいるのは、売れないシンガーソングライターの ジャック・マリック。 あちこちでギター弾き語りするも大して話題になることなく、スーパーマーケットの店員として地味に働くだけの日々。 もう年も年だし、音楽で有名になるなんて無理だ…そう夢を諦めていました。 そんな彼を献身的に支えているのはマネージャーにもなってくれている幼馴染の エリー。 そんな中、ある夜、12秒間、世界規模で 謎の大停電が発生します。 地球真っ暗です。 この時点で大災害じゃないかって昨今の日本の大規模停電騒ぎを見ているゆえに思うのですが、そこはスルーで。 ジャックはバイクで帰宅中だったために突然の暗闇で事故を起こしてしまい、そのまま気絶。 目を覚ますとそこは病院のベッド。 どうやら一命はとりとめ、 前歯が2本失っただけで済んだようです。 もちろんこの前歯欠損は実際にポール・マッカートニーがバイク事故で同様の目に遭ったことに由来しています。 そして無事退院。 エリーやロッキーといった友人たちの前で外の空気を吸っていると、ギターをプレゼントしてくれます。 さっそく何か弾いてみてと言われ、流れで思いつくままにビートルズの 「Yesterday」を演奏し歌唱。 するとなぜか神妙にそれを聴く一同。 弾き終わると「美しい」と驚愕し、まるでこの曲がジャックのオリジナルであるかのように振る舞います。 意味が分からないジャックは「ビートルズの曲だろう」と当たり前のことを言いますが、 「ビートルズ? 昆虫?」とボケでも言わないことを口にし、全く通じません。 急いで家に帰宅すると、パソコンで 「Beatles」とGoogle検索。 何度やっても頑なに昆虫が表示され、ますます困惑。 そして、部屋にあるはずの自身のレコードコレクションにもビートルズのレコードだけが消えていることを確認。 ここで悟るジャック。 あの停電の日、ビートルズの存在していない世界へ来てしまったのだ、と。 ビートルズどころじゃない天変地異 『イエスタデイ』は「ザ・ビートルズ」が存在しない世界というパラレルワールドが根底にあり、正直、その SFの部分に関しては諸々のツッコみどころだらけです。 ジャックは結局ビートルズの曲を歌うことで世界的なスターとして成功していくわけですが、 そんなに上手くいくはずないだろうとは誰もが思うはず。 それは例えば、私が「SMAP」のいない世界に迷いこんだとしても「SMAP」になれるわけないのと同じ。 ビートルズのあの絶大な人気も単に歌だけが支持の理由でありません。 ルックス、言動、性格…キャラクター性込みでの総合評価の賜物。 ビートルズに前例などないと言われたように、あらゆる意味で革新的でした。 4人グループと ひとりで歌うのとでも音楽性がガラッと変わってきます。 当の本人たちが「エルヴィス・プレスリーと違って僕らは4人で分かち合えた」と発言し、自分たちのアイデンティティを説明しているくらいですから。 また 時代性の観点も重要です。 ジャックが一世を風靡するのは現代。 でも本物のビートルズは当然もっと昔です。 その時代だからこそ話題になれたのも大きいです。 若者の新しい代弁者となり、スター性を発揮できる。 「人種差別、そんなのバカげているでしょ?」と当時も平気で言えてしまう。 まさにビートルズは時代を変えたイノベーターでもありました。 そう考えるとジャックには悪いですが、ジャックは歌をマネできても スターになれる素質があるとは正直思いません。 おそらく仮に現代にビートルズ本人がタイムスリップしてきて歌ってもそこまで人気を博さない気さえします。 でも『イエスタデイ』はそのへんも込みで考えられていて、歌詞の意味も知らない、勝手に歌詞を変えようとする他人に四苦八苦するなどの経験をしながら、ジャックが必死に 自分の知っているあの「ザ・ビートルズ」を復活させようとしている。 自分にしかできないゆえに…。 その苦悩に繋げています。 一方、もうひとつの根本的なSF上の問題は、ビートルズがいないなら もっと影響が他に及ぶだろうということですね。 影響を受けた他のミュージシャンはどうなるんだとか、考え出すとキリがないです。 しかも、この世界、ビートルズの他に、 「コーラ」「タバコ」「ハリー・ポッター」までないことが判明。 コカ・コーラとタバコは経済や人口そのものを変えうるだろうし、「ハリー・ポッター」がなくなればワーナー・ブラザースが潰れるんじゃないかとか思っちゃうのですが…。 天変地異ですよ。 ちなみに完成版には採用されなかったことでは、エリーだけが「ハリー・ポッター」を知っているとわかるシーンを入れる案もあったみたいです。 とくに「ザ・ビートルズ」が存在せず、よりによってその曲で有名になるという、いわばパクリ便乗みたいなことをする主人公へのファンが感じるであろう嫌悪感。 それこそあのシーン。 それまで喉に小骨が引っかかるように不快感のあったビートルズ・ファンでもあの場面でならば 号泣するだろうというあの人の登場。 ネタバレしてしまいますが、 ジョン・レノンはこの世界では生きていた!というアレです。 知らない人のために説明すると、現実のジョン・レノンは40歳だった1980年に自宅アパートの前でマーク・チャップマンというひとりの男に銃殺されてしまう悲劇的な最期を遂げます。 でも 『イエスタデイ』のジョン・レノンは78歳で、歌手ではないけども家族と幸せに暮らす老人になっている。 こんなの、ねぇ。 私はそこまで熱心なファンじゃないですけども、でも胸が熱くなる…。 まあ、詳細は言えないけど『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』方式と同類なわけです。 しかし、『イエスタデイ』の場合はキャリアと死が天秤になっているので、かなり無理があるというか、わざとらしいのですが、そこはやっぱり飲み込みにくいですけど…。 でもこうしてあげたいという製作陣の気持ちはよくわかる。 「ラブレター」というか、「願い」ですよね。 映画の魔法に頼りたくなるものです。 最終的にはジャックは真実を告白して楽曲をフリーでダウンロードできるようにするのも、 「みんなのものだよね」精神として評価はしたくなる。 ちなみに本作は歌の権利を得るためにものすごく高くついたそうです(ビートルズ・メンバーは製作に関与していません)。 突然のラブコメ全開な甘々なエンディング(&やけに優しい世間)に対しては言いたいところはありますが、エリーも「ビートルズ・ファンの女性がビートルズ・メンバーと結婚できるのか」という問題をもっと問うような踏み込みをすると面白かったかもしれないけど、ないものねだりになるだけか…。 それにしてもこんな映画を観たら考えてしまいますね。 ある日、有名ミュージシャンが 「これ、自分の曲じゃない。 実はみんな忘れているけどあの人の曲なんだ」とか発表しだしたらどうなるんだろうとか。 これぞSF脳。 もし「ザ・ビートルズ」についてさらに知りたいという人がいたら、幸いなことにドキュメンタリーが豊富にあるので活用してください。 ロン・ハワード監督による 『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』とかはオススメです。 ビートルズの音楽だけでなく、彼らが社会に与えた影響もわかりますし、日本の右翼に狙われ、過激なキリスト教信者に狙われの彼らの軌跡は興味深いですから。

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<歌詞和訳>Let It Be

イエスタデイ 歌詞 意味 ビートルズ

下記クリックで好きな項目に移動• イエスタデイをうたってタイトルの意味と元ネタ イエスタデイをうたってという タイトルは作者の未公開作品からつけられたとインタビューで語られていました。 タイトルの 元ネタは忌野清志郎さんのバンド 「RCサセクション」の 「イエスタデイをうたって」が 元ネタとなっています。 「イエスタデイをうたって」という タイトルの 意味は、曲の歌詞にすべてが込められています。 歌詞を要約すると「昨日何があったか知りたくもないが、悲しそうな瞳をしている「あの娘」からイエスタデイを歌ってとせがまれる歌う「僕」」ということでした。 タイトルの元ネタはRCサセクションの曲 「イエスタデイをうたって」のタイトルの元ネタは、 忌野清志郎さんのバンド 「RCサセクション」のほぼ同名の曲が元ネタとなっています。 「RCサセクション」は今は亡き 忌野清志郎さんが立ち上げたバンドです。 忌野清志郎さんの歌声は特徴的で聞いてみると「あ~聞いたことある!」となります。 アニメっ子であれば一時期ちびまる子ちゃんのエンディング「宇宙代シャッフル」も歌っていたのでピンとくるかも。 RCサセクションの 「イエスタデイをうたって」は1970年発売の2ndシングルのカップリング曲として収録されており、RCサセクションの初期の作品です。 漫画の作者・冬目景さんは学生のときに部活でギターをやっていたそうで、ビートルズの曲をコピーしたりしていたそうです。 「イエスタデイをうたって」の「イエスタデイ」はビートルズの曲のことで、もしかしたら 「イエスタデイをうたって」もコピーしていたのかもしれません。 さて、実はこの 「イエスタデイをうたって」という タイトルは 冬目景さんの未発表作のタイトルだったそうです。 タイトル自体は 冬目景さんの初期短編集のロングインタビューで RCサセクションが元ネタだと語っていました。 また外伝的な位置づけの「イエスタデイをうたって afterword」にもインタビューが掲載されており、そこでもタイトルの由来を語っていました。 タイトルは最初、ヒロインの名前から『ハル』にしようと、絵コンテでもそうしていましたが、編集部から変えてほしいと言われ…それで自分の別の漫画(未発表)につけていた今のタイトルに変更しました。 ーイエスタデイをうたって afterwordより引用 もともと「ハル」という題名から未発表作のタイトルに変更したということなので タイトルの 意味は深く考えられていない可能性があります。 しかし、 RCサセクションの歌詞を見てみると、漫画の登場人物たちとマッチしているように感じました。 イエスタデイをうたってのタイトルの意味 「イエスタデイをうたって」の タイトルは「昨日何があったか知りたくもないが、悲しそうな瞳をしている「あの娘」からイエスタデイを歌ってとせがまれ歌う「僕」」という 意味。 私がこの歌詞を見たときに思い起こされたのは、物語のはじめのリクオと榀子の関係が思い起こされました。 曲の方の「あの娘」は、「あの娘」に恋している「僕」の気持ちに気づきつつも、慰めてもらおうとしているところはずるいと思いませんか? 榀子は過去の傷を引きずっているにも関わらず、リクオに甘えに行っているように見える様は「ずるいなあ」と思い、曲の方の「あの娘」に通ずるところがあるのではないかとも思いました。 しかし、もともとは「ハル」という タイトルだったことからハルの心情に沿っていないとおかしいのではないでしょうか。 終盤でリクオと 榀子が付き合うことを知ったハルは身を引きます。 自分が選ばれなかったという気持ちを次のように語っていました。 「そばに居てもいいなんてさ・・・ それだけで すごいことなんだよ」 ーイエスタデイをうたって 11巻から引用 付き合うってことは「いつもそばに居ていい」関係のことなんだど思います。 曲の方の「あの娘」に対して「僕」は何も言わずに「イエスタデイ」を歌って、そこに居ていいんだと表現しています。 「イエスタデイをうたって」という タイトルの 意味は 「付き合う=そばに居ていい関係」ということを一言で表しているのだと私は思います。 まとめ 「イエスタデイをうたって」のタイトルの元ネタはRCサセクションの曲。 タイトルのの意味は歌詞とハルの気持ちから「付き合う=そばに居ていい」という意味。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!.

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髭 男 イエスタデイ 歌詞 意味

イエスタデイ 歌詞 意味 ビートルズ

この曲の歌詞はポール・マッカートニーが作ってます。 先頭から。 深い歌詞といえばジョン・レノンというイメージが強いけれど、ポールもなかなかどうして、すごく深い歌詞の曲がたくさんあります。 「far away」は「すごく遠く」という意味。 ファーラウェー。 「as though」は「as if」と同じ表現で、「まるで~かのようだ」という意味。 「believe in」は「~を信じる」という、受験英語に必須のイディオムですね。 虫食い問題でよく出るんですよ。 toとかonとかatじゃないですからね。 inですよー。 子供さんに教えてあげてください。 「believe in」でセットですから。 My father believes in Santa Claus. (俺のオヤジはサンタクロースを信じてる) こういう使い方をします。 しないか。 Bメロの歌詞も好きだなぁ。 僕には分からない。 彼女は言おうとしなかった) 「had to」は「~しなければならなかった」。 「have to」の過去形ですね。 「have to」は「~する必要がある」「~しなければならない」。 mustと同じですね(ニュアンスは少し違いますけど)。 「would」は「will」の過去形。 ここでのwillは未来を表す使い方ではなく、 人の意志や気持ちを表す時のwillです。 その過去形のwouldなので、「~するつもりがなかった」「~しようとしなかった」という感じ。 なんだか学習塾の授業みたいなエントリーになってきてますが、たまにはクソ真面目に英文法の解説をするときもあります。 I said something wrong Now I long for yesterday (僕は何か間違ったことを言った。 そして今、僕は昨日が恋しい) 「long for」は、このブログでも何度か登場してます。 長いという意味のlongではなく、「切望する、恋こがれる、懐かしがる」という意味のlongです。 これも「long for」という風にセットでよく使われますので、覚えていて損ナシ。 Bメロ後のAメロ。 Yesterday love was such an easy game to play (昨日、愛とはたやすいゲームだった) Now I need a place to hide away (今、僕は隠れる場所が欲しい) Oh I believe in yesterday (ああ僕は昨日を信じている) 「easy game」だけでも「簡単なお遊び」という意味になりますが、後ろに「to play」と続けてるのは、その後の歌詞「away」「yesterday」と韻を踏ませるため。 全部「エイ」という発音で韻を踏んでます。 恋のゲームだから、日本風に言うと「火遊び」ですか。 オレに触るとヤケドするぜ的な。 この曲での「昨日を信じる」ってのは、要するに荒井由美(ユーミン)の「 あの日にかえりたい」と同じコンセプトなんですよ。 昨日に戻れたらどれほどイイか、って感じですね。 この曲に関する余談・エピソード この曲は当初シングルカットの予定もなく、ただのアルバム収録曲でした。 基本的にロックンロールで売ってたバンドが、 初めて弦楽四重奏団とポールのギターだけの演奏で録音した異質な楽曲なので、ビートルズとしてはある意味「チャレンジ」だったんだと思います。 それもあってシングルの予定が当初はなかったんじゃないかと。 ところがライブで披露するうちに評価がどんどん高まり、後にシングルで発表されています。 アメリカや日本では1965年にシングルでリリースされてますが、本国イギリスでシングルがリリースされたのはビートルズ解散から6年後の1976年。 曲を作ったのはポール。 寝ている時に夢の中でメロディーと歌詞が浮かんだ、とポール本人は言ってます。 いつかどこかで聴いたことのある「誰かの曲」なんじゃないかと思い、周囲の人々に聞いたら「そんな曲知らない」とみんな言うので、これはボクが生み出したメロディーなんだな、ラッキー、って思ったんだとか。 ただ、作った当初の歌詞は、 Scrambled Eggs, oh my baby how I love your legs? (愛しのスクランブルエッグちゃん、キミの脚はなんてカワイイんだい) という内容で、曲のタイトルも当初は「スクランブルエッグ」だった、ってのは有名な話。 そんなタイトルだったら音楽の教科書に載らなかったかもね。 この曲のレコーディングに、ポール以外のメンバー(ジョン、ジョージ、リンゴ)は参加していません。 ポールと、プロデューサーのジョージ・マーティン、そしてゲスト参加した弦楽四重奏団、これだけ。 ジョージ・マーティンはビートルズを担当する前にクラシックのジャンルも扱っていたため、ポールの作った原曲を聴いてクラシック調のアレンジを提案したけれど、ポールは当初それを拒否。 そこで折衷案としてシンプルな弦楽四重奏をマーティンが提案し、ポールが了承。 レコーディング中にチェロのアレンジをポールが提案するなど、最終的にはポール自身もノッた状態で完成したようです。 90年代後半以降、ポールはクラシック作品もリリースしてますし、元々クラシックの才能もあったんでしょうね。 ライブでは、レコーディング時と同様にポール一人で弾き語りする時もあったり、他の曲と同じくメンバー全員で演奏したり、いろいろパターンがあったみたいです。 1966年の日本武道館公演では、ポールはアコースティック・ギターではなくベースを弾き、ジョンとジョージがギター、リンゴもドラムを叩くという全員参加バージョンで披露しています。 単に他の3人が引っ込むスペースがなかったからなんだろうな。 ビートルズ解散後、ポールとジョンの仲は険悪になり、互いのソロ楽曲で中傷合戦を繰り広げます。 発端は、ポールが1971年にリリースしたソロアルバム『ラム』に収録した「トゥ・メニー・ピープル(Too Many People)」という曲。 ビートルズの解散直前、むしろジョン以上にポールとの仲が険悪だったジョージ・ハリスンもレコーディングに参加。 歌詞の中で「イエスタデイ」も オチョクリの対象として登場してます。 それが消え去った今、オマエはただの「アナザー・デイ」だ) 「アナザー・デイ」というのは、1971年にポールが初めてソロでリリースしたシングル曲。 長年ずっと親や兄弟以上に親しく、片時も離れず一緒に過ごした仲間だっただけに、いったんコジれるとヤヤコシイんですね。 ちなみにジョンとポールは70年代終わりにはプライベートで和解してたと、ジョンが亡くなる直前のインタビュー記事を編集した「ジョン・レノンPlayboyインタビュー」という本でジョン自身が語ってます。 (おそらくもう廃刊でしょうね).

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