経理 の 仕事 内容。 経理事務ってどんな仕事?仕事内容と一般事務との違いを解説

経理の仕事【業務の内容と流れ】

経理 の 仕事 内容

一般事務• 営業事務• 経理事務• 総務事務 このように、多くの種類がありますが違いは何なのでしょうか。 経理事務 まず、経理事務とはその名の通り 経理に関する事務作業を行うことが特徴になります。 たとえば、製品を受注する際の電話対応や見積書・伝票作成などの作成といった経理関連の事務作業が中心になるのです。 一般事務 一般事務とは、 総合的な雑務を担当することが一般的です。 電話対応やファイリング、文書作成などといった幅広い業務を担当することが特徴になっています。 営業事務 営業事務は、 営業担当者のアシスタント業務を主に行うことになります。 商品の受発注や請求書などの発行、クライアントからの電話対応などがメインです。 中にはクライアントへのプレゼン資料の作成などを任されることもあります。 総務事務 総務事務は一般事務と同じように書類作成やファイリングなどの 幅広い事務作業が中心になりますが、 一般事務とは違い社内外の幅広い業務を任されるのが特徴です。 秘書的な役割を担うこともあり、来訪客への対応といったことも業務の一部になりますし、福利厚生に関する手続きや社会保険事務などを担っていることが多くあります。 企業によって経理事務の仕事内容が異なることがある 経理事務は経理に関連する事務を行うのが一般的ですが、その範囲や仕事内容は企業によって違うことがあるのです。 大企業や上場企業 規模の大きい会社の場合には、経理事務の中でも経理や財務、決算などというように部署がわかれていることが多くなっています。 そのため、その分野に対する 専門性を求められる業務を任せられることが多いのが特徴です。 中小企業 中小企業の場合には、 経理部として経理や財務、決算といったことをまとめて行うことが多いです。 また、規模が小さい企業の場合には総務といった管理部門も一緒になっていることも多いため、総務の仕事を行うこともあるでしょう。 外資系企業 外資系企業の経理事務は、 海外の親会社への決算報告と日本国内での税務申告用の決算という仕事が主になります。 それぞれの目的に合わせた業務をすることになるでしょう。 海外とのやりとりも多いため、英語力が必要になるのも特徴です。 経理事務を行う部署は企業によってさまざま!経理事務の主な所属先と業務担当 経理事務を行う部署はそれぞれの企業によって違ってきます。 所属先が違うだけでなく組織構成の関係上、経理事務以外にほかの業務を担当することもあるのです。 経理や財務などの部署がわかれている場合 大企業のように経理や財務、決算といった部署がわかれている場合には、 それぞれの部署に配属されて事務作業を行うことになります。 部署が独立しているだけに、その部署に必要な専門性を求められることになるのです。 経理全般を任される経理部 経理部の場合には、経理や財務、決算といった 経理に関係するすべての業務を任されることになります。 ですので、経理に関する幅広い知識やスキルが必要になるでしょう。 一般事務を行うことも 経理事務の仕事だけではなく、 電話対応や接客といった一般事務の仕事を担うこともあります。 中小企業の場合には、細かく部署がわけられておらず経理以外の事務全般を任されることもあるので、事務に関する幅広いスキルが必要になる場合もあるのです。 経理事務の主な仕事内容 日々行わなくてはならない日次業務とは? 経理事務として毎日行わなければならない日次業務には次のようなものがあります。 現金や預金の管理• 仕入れに関する管理• 売上に関する管理 これらが具体的にどのようなものであるか見ていきましょう。 現金や預金の管理 現金の出納管理や残高確認などを主に行います。 現金や預金の管理の際には、それにともなって納品書や請求書、領収書などの発行や確認、整理、仕分け作業なども付随してきます。 仕入れに関する管理 仕入れに関する管理も毎日の大事な業務です。 仕入れ管理や買掛金の管理、支払伝票の作成といったことを行います。 売上に関する管理 売上に関する管理では、売上管理や受注出荷事務、請求書や領収書の発行といった売上全般に関わる業務を行っていきます。 毎月決まったサイクルで行う月次業務 経理事務には、毎日行う日次業務以外にも毎月決まったサイクルで行っていく月次業務があります。 取引先からの入金確認• 売掛金の滞留分析• 帳簿の締め切り• 月次決算• 月次決算のチェックや報告• 源泉所得税の納付• 給与計算や支給• 取引先への支払い• 請求書の発行• 社会保険料の納付 このように、経理事務の月次業務はさまざまな業務内容があります。 入金確認や取引先への支払い、売掛金の回収や給与計算などを行いながら、公認会計士などと折衝を行い月末に月次決算書を作成するというのが一般的流れです。 この月次決算書を四半期、半年、一年ごとに集計することで決算書が作られますから、月次決算書を作成してチェックや報告するのは重要な業務になっています。 決算業務や年末調整など年次ごとに行う年次業務 決算業務や年末調整といった年次ごとに行うべき年次業務も重要な仕事になります。 年次業務には以下のような仕事があります。 決算業務• 法人税等の申告・納税• 年末調整• 償却資産の申告• 次年度の予算編成 経理の仕事の中で1番忙しいとされているのが、決算業務と年末調整の時期です。 決算業務の際には、一年間で企業がどのぐらい儲かったのか、どのようなことにいくらぐらい使ったのか、会社の資産はどれぐらいかということをまとめることになります。 決算書や貸借対照表などの外部に開示する資料を作成することもあれば、会社内の棚卸しを行う場合もありますので、さまざまな業務をこなす必要があるでしょう。 年末調整では、転職者がいる場合には前職の源泉徴収票の回収が必要になります。 従業員による申告書類の回収、年末調整の計算、提出書類の作成などといった業務がありますので、年末調整が始める11月~1月の間は仕事が多くなるでしょう。 その他にも次年度の予算編成や、税金の申告・納税、償却書類などの申告とお金に関わる年次業務は多くあります。 未経験者はまず日次業務から!基本を覚えてステップアップする 未経験だけれども経理事務を担当したいという場合には、まず日次業務から覚えていくことになります。 月次業務や年次業務の仕事内容は難易度が高いものが多くなっていますから、基本的な日次業務から任されることがほとんどです。 日次業務は経理事務の基本になりますから、それらをしっかりとこなして仕事内容を覚えていくことでスキルアップしていくことができるでしょう。 日次業務に慣れてきたら簡単な月次業務をこなしていきます。 日次業務と月次業務を覚えたら、難易度の高い月次業務や年次業務を覚えていくようにしましょう。 いきなりすべての業務を任されるわけではありませんし、経理事務にはある程度の知識とスキルが必要になります。 未経験から始めたいという場合には、日々の仕事のなかでキャリアを積みながら少しずつ仕事内容を覚えていくことが大切です。 未経験者でもわかりやすい!経理事務の1日のスケジュール例 経理事務の仕事内容がわかりやすいように、1日のスケジュールを見ていきましょう。 重要なメールがきていないかどうか朝一番に確認しておくのです。 手提げ金庫とは日常の業務で発生する少額の支払いをするための現金が入っているものです。 金庫から取り出しておきます。 小切手の受け取りや振込手続き、仕訳帳簿類への記録、預金残高や現金残高の確認、現金実査などを行います。 小切手の受け取りや振り込みの手続きは早めに行っておくのがポイントです。 これらが終了して退勤の時間になったら、一日の仕事は完了です。 未経験者は身につけておきたい!経理事務に求められるスキルとは? 経理事務は会社のお金を取り扱う重要な業務です。 そのため、慎重で正確に業務をこなす必要があるのですが、求められるスキル、身につけておきたいスキルはどのようなものでしょうか。 計画性と実行力 経理事務はお金に関わる仕事というだけでなく仕事内容が多いので、計画的に仕事を進めることが重要になります。 そのため、しっかりと計画を立てることができる計画性と、をきちんと実行に移すことができる実行力が重要になるのです。 正確さ 経理事務にとって正確さはもっとも重要なスキルになります。 会社のお金を取り扱う仕事ですから、間違いは許されませんし、売掛金の回収など取引先との関係もありますから、正確で間違えのない仕事をする必要があるのです。 パソコン能力 経理事務はパソコン作業も多くあります。 ワードやエクセルといった基本的なパソコンスキルがなければ難しいという可能性もありますから、ある程度のパソコン能力は必須でしょう。 コミュニケーション能力 経理事務は、社内の各部署とのやり取りや社外とのやり取りをすることになります。 その際、コミュニケーション能力が求められることになるのです。 お金が関わる部署ですから必然的にさまざまな人と関わることになります。 上手くコミュニケーションを図れることは重要でしょう。 集中力がある• 几帳面• 記憶力が良い• パソコンが得意• コミュニケーション能力が高い このような特徴に当てはまる人は経理事務に向いているといえるでしょう。 まず、経理事務はひたすら電卓を叩いたり、数値を入力したりということが多い仕事です。 そのため、 集中力がなければ数値を間違えてしまうということも考えられるのです。 同じように、 慎重さや冷静さも数値を間違えないようにするには重要になります。 几帳面な性格だという人も、細かい数字の計算が多い経理事務には向いているでしょう。 また、たくさんの数値を扱うことになりますから、それらを覚えることができる 記憶力がいい人も向いています。 前述したように、 パソコン能力やコミュニケーション能力は重要ですから、これらに自信がある人も経理事務にはいいでしょう。 該当するなら改善の余地あり!経理事務に向いていない人の特徴 経理事務に向いていない人の特徴もありますので見ていきましょう。 デスクワークが苦手• 1人で黙々と作業するのが好き• 数字が苦手• わかりやすい成果が欲しい• 華やかなものを好む• 自由度が高い社風を求める これらの特徴が当てはまる人は、あまり経理事務には向いていませんので改善することが求められるでしょう。 基本的に、経理事務は地道な仕事です。 ひたすらデスクワークをするということも珍しくありませんから、 デスクに向かって仕事をするのが苦痛という人には難しいでしょう。 また、人と関わることの多い仕事でもありますから、人と関わらずに 1人で仕事をしたいという人にもあまり向いていません。 数字に関する仕事が主ですから 数字が苦手ということでは辛いでしょう。 また、経理事務はわかりやすい成果があったり、華やかで自由な仕事であったりというわけではありませんから、 目立つ仕事をしたい、自由に仕事をしたいという場合にも向いていないと言えます。 達成感や充実感を実感できる?未経験者が経理事務を経験して得られるメリット 経営について理解できる 経理事務は会社の経営を支えるポジションで働くことができます。 そのため、スキルアップしていけば経営陣に近いポジションで働くことも可能です。 そのことによって、経営について理解することができるようになりますから、 会社の現状や課題なども見えやすくなり経営思考が身につきます。 キャリアステップがわかりやすい 未経験から経理事務をする場合には、 自分が成長しているということを実感しやすいでしょう。 初めは日次業務のみだったのが、次第に月次業務や年次業務といった難易度の高い業務を任せてもらえるようになり、スキルアップしていることがわかりやすく、やる気も出やすいのです。 転職に強い 経営事務はどこの企業でも必要とされる職種です。 また、経理事務の業務内容はどこの業界、企業でもあまり変わりがありませんから、 一度スキルを身につければ、どこの会社でも通用するようになり転職する場合にも有利に働くでしょう。 収入アップの可能性も 経理事務としてキャリアを積んだり資格を取るなどしていけば、給料がアップするという可能性もあります。 会計の基礎について働きながら学べる 未経験の場合には、初めのうちは簡単な業務を任されることになります。 そのため、それらを確実にこなしていくうちに会計の基礎について学んでいくことができます。 求人募集が少ないのがネック!未経験者が経理事務を選んだときのデメリット 経営事務のデメリットとしてまず一番に挙げられるのが、求人募集が少ないということです。 もともと経理事務の求人募集はそう多くはないことに加え人気があるため倍率が高いのですが、未経験ということになると更に求人募集は少なくなってしまいます。 そのため、 転職しようと思っても希望するような条件の企業がない、未経験可という求人がなくてなかなか応募することができないというデメリットがあるのです。 また、未経験可というような求人だったとしても、 資格を保有していることが応募条件になっているということもあります。 簿記などの経理に必要になる資格を持っていなければ応募することができないので、まずは資格を取ることから始めなければならないという場合も少なくはありません。 不利な状況では戦略を練ることが大切!未経験者が経理事務に応募するときのコツ 未経験から経理事務に転職する場合には、やはり経験者と比べると不利になってしまいます。 そんな不利な状況を覆すにはしっかりと戦略を練ることが重要になるでしょう。 志望動機を明確に! まず、なぜ経理事務を志望しているのか、なぜその企業なのかということを明確にする必要があります。 そのためには、経理事務への理解と応募先の企業への理解が必要です。 しっかりと自己分析や企業研究をして志望動機を明確にしましょう。 アピールポイントを表現しよう 自己分析をして、アピールポイントを上手く伝えられるように練ることも重要です。 経理事務に向いていると思う特徴やスキルなどがあれば、それらを踏まえたエピソードで的確にアピールしましょう。 履歴書でアピール 履歴書は第一印象として重要ですから、誤字脱字などに気を付けつつアピールできるような内容で書きましょう。 志望動機や特技、資格など採用担当者の目につくように内容を練ってください。 面接でアピール 書類選考に通ったら面接です。 経理事務はコミュニケーション能力が重要な仕事ですから、ここでしっかりとアピールする、 自己PRを的確に話せるようにする、質問や逆質問についても考えておくといったことが大切になります。 まずは自己分析が肝心!未経験者が志望動機を明確にするときのポイント 自己分析はどの職業に転職するにも重要なポイントです。 志望動機などを明確にするには、自分をよく知ることが必要になるからです。 なぜ未経験であるにも関わらず、経理事務の仕事に就きたいのかということを深堀していきましょう。 経理事務のどのようなところに魅力を感じているのか、経理事務としてどのように働いていきたいのか、自分の心と向き合ってそれらをはっきりさせてください。 その上で、なぜ応募先の企業を選んだのかということを考えるようにすると、その企業を選んだ理由というのも明確にしやすくなるでしょう。 なぜこの会社を選んだのか、というのは採用担当者にとっては入社熱意を図るために重要ですから、きちんと答えられるようにしておいてください。 自分のアピールポイントを見つけて相手に明確に伝えることが大切 転職を有利にするためには、自分のアピールポイントを見つけてそれを上手く伝えることが大切です。 良い部分があっても、相手に伝わらないのでは意味がありませんから、しっかりとアピールするようにしましょう。 前職で培ったスキルや経験が経理事務にも活かせると思うのならば、どのように活かしていけるのかをはっきりと伝えるようにしてください。 経理事務に転職するために取った資格や以前に取った資格などがあるのなら、それもアピールしましょう。 特に経理事務に転職したくて資格を取ったということであれば、熱意の高さもアピールすることができますから一石二鳥です。 得意なことや性格で、経理事務に向いていることをアピールするのもいいでしょう。 人とコミュニケーションを取るのが好き、几帳面で真面目な性格で地道な作業が好き、というように経理事務に向いている面を伝えると効果的です。 【未経験の自己PRの仕方について詳しく解説!おすすめ記事】 ここが見られる!未経験者が経理事務に応募するときの履歴書の書き方 履歴書の書き方ひとつで印象は大きく変わります。 まず、 誤字脱字がないように記入するというのは大前提です。 どの業界・職種でもこれは変わりませんが、経理事務の場合にはより気を付けるようにしてください。 誤字脱字がないことで、経理事務に必要な正確さや慎重さをアピールすることができます。 また、 正確で美しい字や見やすい字、見やすい構成で書くということも効果的でしょう。 これも同じく慎重さや几帳面さということをアピールすることに繋がります。 誤字脱字のない綺麗で見やすい履歴書作りを心がけるようにしてください。 内容では、 資格だけではなく特技などで経理事務に向いていることをアピールするといいでしょう。 こうすることで、熱意の高さを伝えることが可能です。 【事務職未経験の場合の志望動機の書き方!おすすめ記事】 未経験者が面接を受けるときのコツ!経理事務に向いていると感じさせよう 面接まで進んだ場合には、経理事務に向いていそうだと感じさせるような受け答えをする必要があります。 具体的には、志望動機をはっきりと答えられる、企業にとって有益な人間だとアピールできる、コミュニケーション能力が高そうだと思われるような話し方をする、ということです。 まず、 志望動機は面接では必ず聞かれることになる質問です。 これに、はっきりと明確に答えることが重要になるでしょう。 なぜ経理事務を選んで、なぜこの企業だったのか、わかりやすく伝わりやすい言葉で語るようにしてください。 また、 企業にとって有益な人間だと思われることも大切です。 資格や得意なこと、今までの経験などからその企業のために良い働きができるとアピールしましょう。 はきはきと話すことで、コミュニケーション能力の高さをアピールすることも忘れないでください。 これだけではなく、 身だしなみも清潔感のあるものにすると好印象です。 未経験者が経理事務に転職したいときにおすすめの資格15選 未経験から経理事務に転職したいと思っても、いきなり高レベルの資格や級の高いものを取るのはなかなか難しいものです。 しかし、 低い級のものであっても資格を取っているということが有利に働くこともありますし、実務に役立つ場合もありますから、取っておいて損はないでしょう。 未経験であっても、資格などを取って努力しているということは熱意をアピールするポイントにもなります。 また 経理に関する資格ではなくても、企業人として役に立つことができるというアピールにもなるのでいいでしょう。 自分がどのようなことが得意なのかを知ってもらうためにも、資格は重要です。 経理事務に転職を目指している時におすすめの資格を具体的に紹介していきます。 経理事務におすすめの資格1. 経理系資格の王道「日商簿記検定」 経理や会計関連で知名度の高い資格がこの「日商簿記検定」です。 日本商工会議所が主催している簿記検定で、4級から1級までのランクにわかれています。 この日商簿記では、貸借対照表などの財務諸表を読む力や、企業の経営管理の基礎知識を身につけられる資格なのです。 4級は入門レベルで、数字が小さくなるにしたがってレベルが上がっていきます。 企業の現場や実務で役に立つレベルは、2級からになっています。 1級まで取ると、税理士試験の受験資格が与えられますので、 経理や会計士としてステップアップしたいのなら1級を目指すのもいいでしょう。 日商簿記を取れば、財務諸表などが読めるようになりますし、経理の仕事のひとつである税金の申告の仕方や社会保険などについても詳しくなりますので、スムーズに業務をすることができます。 経理事務におすすめの資格2. スキル評価と達成度合いがアピールできる「FASS検定」 FASS検定とは、経理や財務の技能試験になっています。 会計基準や規則などは変わることがありますから、それに対応するために 最新の実務技能を身につけているかどうかをはかる検定です。 FASS検定は1科目の試験で、資産や決算、税務、資金といった4分野の実務知識から出題される検定で、月次の業績管理といったことから決算業務の進め方、税金の申告方法などの経理に必要な業務に役立つものが出題されるのが特徴になっています。 実務で役立つには、最低でもCランクを取っている必要があるでしょう。 日商簿記よりも実務的な知識や能力を問われる検定ですので、受けることによって知識や技能が身についているか確かめられる、苦手分野の洗い出しなどができるという効果があります。 経理事務におすすめの資格3. 実践重視の資格「経理事務パスポート検定(PASS)」 経理事務パスポート検定はPASS検定と呼ばれている、日本CFO協会とパソナが共同開発した検定になっています。 どこの業界でも通用するような経理知識を3段階、1級~3級に分けてある検定です。 PASS検定の特徴としては、受験から学習までインターネットを使ったeラーニングで行うため、経理初心者や興味があって学習してみたいという人でも気軽に受けやすいということでしょう。 実務で役に立つレベルとしては、最低でも2級は欲しいところです。 3級は入門編のような位置づけになっていますから、3級を取ったら2級を目指してみましょう。 PASS検定の2級では、発生頻度の高い請求や支払い、経費の取引や仕分けといったことを理解できるレベルになりますから、月次業務などにも役立ちます。 経理事務におすすめの資格4. 給与計算業務に自信がつく「給与計算実務能力検定」 給与計算業務の基本的な技能を身につけるための検定が、この給与計算実務能力検定です。 給与計算実務能力検定は、内閣府が認可する団体が主催している資格になっており、 採用担当者の間では経理の基礎能力を測るための指標とされていると言われています。 この検定では、経理の重要な仕事である給与計算の基本から社会保険、各種税金について実用的な知識を学ぶことができます。 1級と2級にわかれていて、2年ごとに資格更新の手続きがあります。 実務で役立つレベルなら、2級を持っていれば十分ですが、複雑な給与形態や年末調整などの年次業務をしたいと思うのなら1級を目指すべきでしょう。 この資格を取ることで、給与計算の基本知識が身につきますから月次業務に役立つはずです。 経理事務におすすめの資格5. 会計ソフトのスキルが上がる「電子会計実務検定」 電子会計実務検定は、会計システムの導入や会計情報の分析、把握をするための知識が身につく検定です。 これだけではなく、e-Taxなどでの電子申請や納税、帳簿などの電子保存といったスキルも習得できます。 電子会計実務検定では、簿記の知識はもちろんのこと、会計ソフトを使用しての試験もありますので、それらの扱いに慣れておく必要があるでしょう。 1級~3級までに分けられており、1級が上級になっています。 実務で役立つのは2級からになっていますので、2級の取得を目指しましょう。 2級は日商簿記2級程度の難易度だと言われています。 ほとんどの企業では、会計システムや会計ソフトを使用しての業務が多くなっていますから、この資格を取ることによりスムーズにシステムを扱うことができるのです。 経理事務におすすめの資格6. 会計の知識が身に着く「ビジネス会計検定」 ビジネス会計検定は、財務諸表の作成や分析といった「会計」に関する知識が身につく検定になっています。 分析手法を学ぶことで、より財務諸表についての理解を深めることができますから、作成においても役立つでしょう。 ビジネス会計検定は、1級~3級までに分けられています。 3級では、会計用語や財務諸表の基礎を理解しているレベルになります。 経理のみであるのなら3級レベルでもいいでしょうが、更に深く企業戦略などについても理解したいと思うのなら2級の取得が必要になるでしょう。 経理事務において理解していることが求められる財務諸表の読み方や分析方法、作成方法などといった知識が身につきますので、月次業務においても役立ちます。 経理事務におすすめの資格7. 日本国内でも知名度の高い「国際会計検定(BATIC)」 国際会計検定はその名の通り、国際的な会計検定になります。 東京商工会議所が主催をしている英文会計の検定で、国際コミュニケーションのための簿記会計検定とも言われています。 日本国内だけでなく、 国際的に通用する会計基準を英文簿記と国際会計理論というふたつの分野で学べるものになっており、試験はすべて英語で行われます。 外資系企業やグローバルな活躍をしている企業の経理事務を目指しているのなら、取っておくと便利な検定です。 合格の基準などはなく、スコアによって4つの段階に分けられます。 1,000点~880点でコントローラーレベル、879点~700点でアカウンティングマネージャーレベル、699点~320点でアカウンタントレベル、319点~200点でブックキーパーレベルとなっています。 実務で役に立つには、アカウンタントレベル辺りが必要になるでしょう。 国際的な会計基準などを学べますから、外資系企業や海外と取引のある企業の経理事務の業務につくなら役立ちます。 経理事務におすすめの資格8. 金融系の転職にも有利な「ファイナンシャル・プランナー」 幅広いお金についての知識が身につくのが、ファイナンシャル・プランナーです。 税金から節約、投資や住宅ローン、不動産や相続といった仕事だけでなく生活にも役立つ知識が学べるのが特徴になっています。 経理以外でも役立つお金の知識を学べるので、金融系への転職にも有利に働く検定です。 ファイナンシャル・プランナー検定は、1級~3級までに分けられています。 経理事務の仕事で役に立つレベルなら、2級まで取得しておくといいでしょう。 2級を受験するためには資格が必要ですから、その点は気を付けてください。 3級を取得していれば2級の受験資格が与えられます。 とりあえず3級から取得するといいでしょう。 ファイナンシャル・プランナーの資格では、税金関係について学ぶことができ、税金の申告などをするときに役に立ちます。 経理事務におすすめの資格9. ビジネス英語の向上を目指す「TOEIC」 TOEICは、知名度の高いビジネス英語の検定です。 TOEICでハイスコアを記録していることで、グローバル企業や外資系企業などへの転職には有利に働くことになるでしょう。 TOEICは合否判定ではなくスコアで結果が出るようになっています。 評価は聞き取りと読解のふたつに分けられており、それぞれに5点~495点の5点刻みで採点されます。 合計は10点~990点で、試験はすべて英語で行われます。 外資系企業などで経理事務をしたいという場合には、最低でも700点~795点程度のスコアがあるといいでしょう。 ビジネス英語を最低限理解できる、日常業務のやりとりができるのがこのぐらいのスコアです。 外資系やグローバル企業では、英語で会話することもありますからTOEICを受けて英語力を高めておくと、コミュニケーションを取りやすくなります。 経理事務におすすめの資格10. 語学力のアピールができる「英検」 英検は実用英語技能検定の略で、国内最大規模の英語検定になっています。 英検では、TOEICとは違ってヒアリング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つの技能を測定して合否の判定を行います。 そのため、 TOEICよりも幅広い英語の技能が必要で、総合力が試される検定なのです。 また、級によっては英作文と面接試験があるのが特徴です。 英検は、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つのレベルにわかれています。 3級が高校生レベルになりますから、ビジネスで役立てたいと思うのなら最低でも2級程度は必要になるでしょう。 経理事務は書類の作成や他部署の社員とのやり取りなどが必要ですから、ライティングやスピーキング技能も鍛えられる英検はグローバル企業で働くのなら役に立つでしょう。 経理事務におすすめの資格11. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) PCの基礎的な操作を覚えることができるのがこの、MOSです。 その名前の通り、 マイクロソフトオフィスのエクセルやワードなどの技能を高めることができます。 ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、アウトルックの5つの分野に分かれていて、身につけたいスキルを選んで受験することが可能です。 パソコンスキルに自信がないという場合には、MOSを受験して基礎的な知識や使い方を覚えるようにするといいでしょう。 また、 経理事務として転職を目指している場合には、ワードやエクセルを使用することが多いですから、このふたつを選んで受験するといいでしょう。 パソコンを使っての業務が多くありますので、基礎的な操作や応用などを覚えられるMOSはおすすめの資格です。 経理事務におすすめの資格12. パソコン知識や実技が身に着く「日商PC検定」 日商PC検定は、プレゼン資料の作り方やデータの分析方法、文書作成などと行った実務に特化したパソコン技能を学ぶための検定です。 パソコンを使えるということだけでなく、ビジネスで役立つような文書作成の仕方などを学ぶことができるようになっているのが特徴です。 初級であるベーシックと3級~1級に分けられていて、それぞれに必要なスキルが違ってきます。 経理事務の現場で役立つレベルの技能を身につけたい、またスキルアップしたいと思うのなら、2級まで取得しておくといいでしょう。 2級では実務に必要なIT知識やスキルを身につけ、業務の円滑化をはかることができます。 パソコンを使うことが多い経理事務ですから、知識やスキルを身につけておくことで業務がスムーズに行えるようになるでしょう。 経理事務におすすめの資格13. 書類保存の知識が身に着く「文書情報管理士」 文書情報管理士は、主にオフィスで取り扱う文書や帳票類、伝票類、技術資料などといった紙の文書をパソコン画面で見ることができるようにするためにスキャナで保存をしたり、書類を安全で効率的に長期保管したりするための技術とそれに関連する法律や規格などの知識をはかるための検定です。 上級・1級・2級に分かれていて、一般的な経理事務なら2級程度を取得しておけばいいでしょう。 2級では文書の電子化や法律などについて学ぶことができます。 中小企業などで、一般事務も任されるような職場なら、文書情報管理士は文書を効率的に保存する、電子化して見やすくするなどのことをスムーズにできるようになります。 また、伝票類や帳簿類の整理にも役立ちます。 経理事務におすすめの資格14. 文書作成のコツが学べる「ビジネス文書検定」 ビジネスで使える文書作成に役立つ検定がこのビジネス文書検定です。 ビジネス文書には一定の形や特有の言い回しといったものが存在しますから、それに沿った形で文書作成をする必要があります。 その ビジネス文書の基礎的な内容やコツを学べるようになっているのがこの検定です。 社内文書や社外文書の書き方、正しい用字、用語の使い方、わかりやすく礼儀正しい文書が作れるといったことを検定で確かめます。 ビジネス文書検定は1級~3級までに分けられています。 文書作成などをする機会も多い経理事務ですから、2級程度を取っておけば間違いはないでしょう。 社外に向けた文書を作ることもありますから、基本的な言い回しなどをしっかりと学んでおくことで失礼のない文書を作ることができます。 経理事務におすすめの資格15. ビジネスマナーが身に着く「秘書技能検定」 経理事務の中でも秘書のような役割を担う場合もあります。 そのような時に役立つのが秘書技能検定です。 秘書技能検定では、ビジネスの場に相応しい対応や言葉遣い、文書作成の方法などを身につけること目標にしています。 秘書技能検定は、3級、2級、準1級、1級の4つに分類されています。 ビジネスの場で使えるレベルを身につけたいと思っているのなら、準1級まで取得しておくことが望ましいです。 準1級は筆記試験だけではなく面接試験もありますので、言葉遣いや立ち居振る舞いなども見られることになります。 経理事務でも、電話対応や来客対応などをする場合もあります。 その際の対応が会社の顔になる場合もありますから、ビジネスマナーを身につけておくとよいでしょう。 【こちらも要チェック!おすすめ記事】 経理事務未経験でも志望動機や熱意が伝われば採用につながる可能性がある このように、経理事務にはさまざまなスキルが必要になります。 なかなか求人募集がないことに加えて、人気が高い職種ですから 未経験から入社するというのは狭き門になるでしょう。 しかし、 しっかりと業務内容や応募先の企業についての理解を深めて、志望動機や資格の取得などで熱意をアピールすることができれば、採用してもらえることもあります。 未経験だからといって諦めずに、採用してもらえるように自己分析をしたり、自分を高めて行ったりしましょう。 そうすることが、採用の近道です。 未経験からでも、しっかりと仕事をして経験を積んでいく、役立つ資格を取得するなどすれば給料アップの可能性もありますし、有利な転職も見込めますから、一歩ずつスキルアップしていってください。

次の

経理事務とはどんな仕事?仕事内容や経理においての役割、なり方など詳しく解説します!【ジョブール】

経理 の 仕事 内容

具体的には、小口精算、預金管理、売上・入金確認、経費精算などを手がけることになります。 週単位、月単位で費用と収益のバランスを把握し、バランスが崩れた場合は分析を行ない、関係部門に改善提案することもあります。 表舞台に立つことは少ないですが、会社を支えている存在だということを感じられるでしょう。 また、自分の業務を納期内にミスなく終えることができたときは、達成感を味わえます。 <厳しさ> お金を管理する専門職種なので、ミスは許されません。 扱う金額が大きければ、わずかなミスが大きな損害につながってしまうこともあります。 そのため、求められるのは1円の誤差も出さない正確さ。 コツコツ取り組むことが苦手な方は、適応するのに時間がかかるでしょう。 また、社内の関係部署へ改善提案をするときは、言いづらくてもきちんと伝えなければなりません。 実務未経験でも応募を受け付けている企業はあります。 ただし、簿記2級以上の資格を保有していることが必須条件となる場合も。 経理にチャレンジしたいという方は、まず求人サイトや人材紹介で応募資格をきちんと確認したうえで、場合によっては資格取得に励むことを視野に入れて転職活動に臨んでください。 また、パソコンでの作業が中心となるためWordやExcelを使用することがほとんどです。 具体的には、資産計画の立案や資金調達などを手がけます。 <会計とは> お金の出入りを帳簿などに記録する業務のことです。 つまり、会計とは経理の業務の一部と考えることができます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いかがでしょうか?経理という仕事について、少しはおわかりいただけたでしょうか?興味をお持ちいただけたら、ぜひこれらの内容を参考に転職活動に取り組んでくださいね。

次の

○○部の経理事務の仕事内容は?具体的にどんなことをするの?

経理 の 仕事 内容

特に経理も事務も初めての人にとって、計算やパソコンが難しそうで仕事も細かいのではないかと感じるからですよね。 それならば、経理事務の仕事を具体的に知ることができればいいんです! 各部門にいる経理事務がどんな仕事をするのか?どんなところが大変なのか?これが分かれば、自分でもできそうか?ちょっと無理なのか?を判断することができます。 しかも、経理事務の仕事内容が分かれば、自分を成長させる仕事なのか?そうでないのか?も判断できます。 これが分かれば、この先の大切な時間を経理事務の仕事に費やしたいかも自分の中ではっきりしてくるのです。 あなたの希望する働き方に合わせて、一般事務の仕事探しが可能です! 公式サイトにジャンプします 経理事務とは会社の各部門で経理業務を担当する仕事です。 端的に言うと、部門に与えられた予算を管理する仕事と言えます。 会社のお金を取り仕切る経理部は、その1年に使える予算を各部門に振り分けます。 この与えられた予算を管理し、さまざまな精算処理や伝票管理をするのが経理事務の仕事。 ここまではなんとなくわかってきましたよね! そうは言っても、やはり何のことかよくわからない!という皆さんに、経理事務の内容をわかりやすく解説します。 ここでは仕事の流れをつかめるように「1日ごと、月ごと、年ごと」の3つの期間に分けて仕事内容を説明します。 1日のうちにやること、1ヶ月の終わりにやること、1年の中の各ポイントでやること、が分かると、自然と経理事務の仕事内容が見えてきますよ。 1つの部門にいる経理事務の人数は部員数によって変わることがほとんどです。 部員が50人以上いる部門なら経理事務が2~3人、10人前後の部門であれば経理事務を1人置くのが通常なので、1人で出来る仕事量をきちんと考えて経理事務を置いていると考えてください。 1日ごとの業務 経理事務が1日ごとに行う業務は、その日に発生した伝票を部員に代わって処理したり、予算の進捗をチェックすることがメインとなります。 さっそく具体的な内容を見ていきましょう。 請求書の処理 取引先などから物品購入をして請求書を受け取った場合、会社の経理システムに請求書の内容を入力し、仕訳帳と呼ばれる支払い内容が分かる用紙をプリンターから出力します。 そして「仕訳帳+請求書+物品購入前に受け取った見積書」をワンセットにし、部門の上司の承認を受けて経理部に回します。 仕訳帳をわかりやすく言うと、銀行のATMから振込すると機械から出てくる用紙と同じと考えればいいでしょう。 「間違いなく支払った」ことを証明する大切な書類です。 多くの会社では経理処理をするための経理システムソフトがパソコンにインストールされており、ここに必要事項を入力すると仕訳帳が出力できます。 経理部は回ってきた仕訳帳を確認して経理システム上で承認します。 これにより取引先へ支払いがなされます。 経理事務が入力ミスをしていても、経理部がチェックする段階で指摘されますので、誤った金額で送金されることはほとんどありません。 MEMOかといって、毎回間違えてしまうようでは問題ですね。 経理部から目をつけられないように?自分でも気をつけて処理すれば大丈夫です! 仕訳帳+請求書+見積書の管理 経理部に「仕訳帳+請求書+物品購入前に受け取った見積書」のワンセットを回す際には、全てをコピーしてファイリングしておきます。 会社によっては月末の締め日にその月に処理した仕訳帳をリストにして各部門に提出させることもあります。 自分の部門からお金が発生した大切な証拠書類ですので、面倒くさがってコピーを忘れると後で厄介なことになります。 注意してくださいね。 仕訳帳は経費科目別にタグを付けてファイリングします。 会社の経費は「交際費」「出張費」「交通費」「研材費」など細かく分かれているので、仕訳帳を分けてファイルしておかないと、後々探す時にとても面倒になるんですね。 ファイリングは難しいことではないので、覚えてしまえばすぐに一人でもこなせるようになりますよ。 従業員立替払い処理 各部門の部員が仕事に必要な物品を立て替え購入した場合、会社から支払いを受けるために経理システムに必要事項を入力します。 経理事務は部員それぞれが仕事に注力できるよう、この処理を代わって行うのが通常です。 部員から物品購入の領収書を受け取ったら、経理システムに料金や領収書の日付を入れ、金額の受取人にその部員の名前や氏名番号(会社から各従業員に割り当てられる個人番号)を入れて仕訳帳を出力します。 仕訳帳と領収書をセットにし、上司の承認を受けて経理に回し、経理が承認をすると部員に立替金が支払われます。 この業務のチェックポイントは、領収書の日付・内容・金額です。 また、大抵の会社ではその月に発生した領収書はその月に処理するという決まりがあるので、月末前には部員に未処理の請求書がないかアナウンスしましょう。 MEMO中には領収書を溜め込んでいる常習犯がいるのでご注意を!月末を過ぎて領収書を処理したいと経理部に相談すれば、経理事務が怒られます・・・。 理不尽な話ですが、経理部としては経理事務の管理不足だと考えるんですね。 売上の管理 営業部などの販売を担当する部門では、その日の時点でどのくらいの受注があり、どのくらい売れているかの進捗チェックを経理事務が行います。 売上の管理は月ごとや年ごとでも行いますが、毎日のチェックがとても重要です。 具体的には、1日に1回は経理システム内のデータを確認し、現在の売上金額をチェックして課長や部長に伝えます。 MEMOただ経理の仕事をしているのではなく、部員の立場になって仕事をするという気持ちを持てば、あの人がいないと困る!と思われる嬉しい存在になるんですね。 棚卸資産の受け払い簿作成 製品の製造のため、または研究のために購入した未開封で未使用の物品を棚卸資産といいます。 これは使っていない切手と同じように金銭的な価値があるものとして扱われます。 製造部門や研究部門では、日々の棚卸資産管理がとても大切なんです。 例えば、予算が10万余っている部門が、製品製造のためにプラスチック資材10kg(1万円)を購入し、年度末の時点でこれが未開封未使用となった場合、本来なら残りの予算は9万円だと思うものですが、未使用未開封なのでお金を使ったとは判断されないのです。 結果、予算から1円も引かれずに10万円が余っているものとみなされてしまいます。 「10万円余ったならいいんじゃない?」と思った皆さん、それは大きな勘違い!会社というのは、あまりに予算を余らせる部門に対して「来期は予算を削減します」と通告するのです。 こうなってしまえば、与えられるお金が少なくなるのですから、思ったように製造したり研究ができなくなります。 ではどうすればいいか?その答えは「棚卸資産を使用済みにする」です。 かなりぶっちゃけた話ですが、プラスチック資材を開封してその一部を取り出せば、これだけで使用済みとなり棚卸資産に計上しなくてOK。 経理事務としては、棚卸資産をしっかりチェックし、あまりに高価なものは早めに使い始めるように部員にアナウンスすればこの問題が回避できますよ。 新規顧客の経理システムへの登録 【画像引用】 部員から新しい取引先と受注や発注の取引をしたいと申し出があった場合、その会社の信用情報や業務内容が分かる書類を取り寄せ、経理部に回して経理システムに取引先を新規登録してもらいます。 経理部のチェックにより、特に問題がなく信用できる会社だと判断されれば、取引先の口座が経理システムに登録され、入金や支払がスムーズになります。 経理事務の仕事においても重要な業務だと思ってください。 MEMO取引先から取り寄せる書類について、マニュアルを見てもよくわからない場合は、ちょっと怖くても?経理部に聞いてしまうのが一番です。 書類が揃っていない状態で経理部に回すと間違いなく怒られますが、怒られる前に聞いておけば「まだこの仕事をやったことがないのね」と理解してもらえ、少しくらいのミスなら許してもらえるはずです! 予算進捗管理 経理事務は部門に与えられている予算を超過しないように日々予算進捗状況を経理システムから確認します。 大抵の会社は予算を管理するソフトや経理システム上に予算管理機能があり、総経費100%に対して進捗80%などと表示されるので、難しいことはありません。 予算進捗はそれぞれの科目ごとにも表示されます。 もし、旅費の進捗が既に95%で交際費の進捗が50%の場合は、交際費の予算を旅費に回すことも可能です。 この状況を経理システムから読み取り、上司や部員に伝えるのも経理事務の大切な仕事です。 予算は総予算に対して全体が収まれば良いので、うまく調整できるよう少しずつ慣れていけば大丈夫です。 決裁書の確認 決裁書とは、一定以上の金額を必要とする物品の購入、契約、営業活動、などを行う際に、このお金を使って良いか?と会社の上層部に確認して承認を受けるための書類です。 決裁書はその仕事を担当する部員が作成しますが、経理事務は部員から受け取った決裁書の金額・内容・支払い日に間違いがないかチェックして経理部に回します。 決裁書に触れたこともない人にとって、決裁書を扱うのは怖いと感じるかもしれませんが、会社の業務は決裁書なしでは動かないと言っても過言ではありません。 決裁書は扱うたびに慣れていくもので大丈夫です。 慣れてしまえばただの書類ですから、どうってことはありません! 経理事務が月の終わりに行う業務は、1ヶ月の売上や支払いを締めるものがメインです。 締め日の業務はややこしいことも多いですが、何回かこなせば覚えられるはず。 さっそくその内容を見ていきましょう。 支払処理確認 大抵の会社では、その1ヶ月に支払いが発生したものを部門単位で取りまとめて経理に提出し、経理がその内容を確認するシステムを取っています。 具体的にはパソコンの経理システムから1ヶ月の支払いリストを出力し、支払い予定のものが漏れていないかを確認して経理部に回します。 この業務はとても簡単なのですぐに覚えられるはずです。 経理事務は支払いリストのコピーを取り、その1ヶ月に発生した仕訳帳と一緒にファイリングをしておきます。 売上管理 製品を販売する部門では、販売したものが顧客から正しく入金されているかを経理システムから確認します。 また、現段階での売上金額を集計し、売上目標に対してどの程度進捗が進んでいるかもチェックします。 ここで問題となるのが、入金予定のものが入金されていない場合です。 予定の日になっても入金がない場合は経理部から指摘があるはずです。 この場合は、取引先に連絡して入金を促します。 督促のようで嫌かもしれませんが、慣れないのは最初だけ。 そのうち「早めのご入金をお願いします!」とさらっと言えるようになりますよ。 すべての処理が済み1ヶ月の売上確認ができたら、集計用紙を経理部に回します。 この際に売上未達の場合は、原因を調査して経理部に報告しなければなりません。 未達を出すと経理部からこっぴどく怒られることも・・・。 これを避けるには、経理事務として部員に「売上伸ばしましょう!」と発破をかけるのも大事。 部門が一体になれるよう経理事務としての役目を果たしてみてください! 仕入れ管理 製造に使う材料を仕入れる部門では、取引先との契約通りに正しく仕入れしているか?取引先に仕入れ品の支払いが済んでいるか?を月末に確認します。 仕入れにはお金が発生し会社の業績に大きく影響するため、毎月の仕入れ状況を確認するのはとても大事。 この時に材料の過不足がないかもチェックします。 仕入れがある部門には必ず受け払い簿があります。 受け払い簿と聞いても?と思いますよね。 その内容は足し算引き算の繰り返しなので、難しいことはありませんよ。 年ごとの業務 年ごと業務のメインは各会社が発表する決算です。 この仕事は経理部がメインとなって決算期である3月に行われます。 経理部は各部門の経理事務と連携をとって会社経費を取りまとめるため、経理事務にも重要な役割が求められます。 決算を迎えるまでの1年間の中には重要なポイントとなる業務があるのでここも重要です。 決算・・・?なんだか怖い言葉ですよね。 しかし、会社にとってこれかなければ始まりません。 経理事務としてステップアップするためにも、1つずつ覚えてこなして行きましょう!決算を1度経験すればその1年後には大抵のことが飲み込め、2年後にはほとんどが理解できます。 チャレンジ精神で頑張っていきましょう! ここでは年ごとの業務に向けて、経理部から各部門に提出依頼がある仕事を4月から3月までに分けてご説明します。 決算処理データ提出:3月末に取りまとめた経費を提出• 四半期決算データ提出:4~6月分の四半期における予算進捗を予想して提出• 監査対応:税務署監査の内容に該当している部門と判断された場合に監査書類を提出 6月• 株主総会資料提出:通常7月に開催される株主総会のに必要な書類を経理部から依頼された場合に提出 7月• 株主総会対応:経理部から依頼が合った場合、株主総会会場にて事業の説明や株主対応を行う 9月• 中間決算書類提出:12月頃行われる中間決算(4~9月分)に必要な書類を提出• 四半期決算書類提出:11月に発表する四半期決算(7~9月分)に必要な書類を提出 10月• 上期予算取りまとめ&資料提出:上期(4~9月)の予算状況を取りまとめ、資料を作成して提出 12月• 年末調整書類の取りまとめと提出:住宅ローンや保険料など、給与控除対象となるものが発生する部員の年末調整申告書を取りまとめて提出• 四半期決算書類提出:1月に発表する四半期決算(10~12月分) 1月• 固定資産廃棄申請:部門で所有する固定資産の中で廃棄するものを経理に申請• 遊休資産の確認:部門で所有する固定資産の中に使っていないもの(遊休資産)がある場合、経理に申告して他部門で使えないか調査を依頼 2月• 決算準備書類提出:4月の決算発表に向けて経費の取りまとめて資料を提出• 予算の作成と申請:来年度予算を作成し、経理部へ申請 3月• 決算準備書類提出:4月の決算発表に向けて経費の取りまとめて資料を提出• 実地棚卸資産申告:期末時点での棚卸資産を確認し、残高を計算して経理部に申告 年ごとの業務の流れは会社によっても変わってくるのですが、一般的な流れは上記の通りです。 経理部の繁忙期が1月~3月であるのと同じように、経理事務もこの時期が忙しくなります。 また、4~9月の上期を締める9月~10月も慌ただしくなるので覚えておきましょう。 年ごとの業務を理解するには、日ごと・月ごと・年ごとの業務の関連を覚えてしまうのが一番の近道です。 今日やっていることは月ごとの業務に関係しているか?今月やっていることは年度末の決算に関わるか?このように意識して仕事をしていれば、徐々に覚えていけるので不安に思わなくても大丈夫ですよ! 経理事務の仕事に必要な資質や能力 経理事務の仕事をするには、ある程度の資質や能力が必要と言えます。 会社のお金を扱うわけですから、適性がなければミスや問題が発生しやすくなります。 一体どんな人が経理事務に向いているか?さっそく見ていきましょう。 仕事の中身を理解しようとする姿勢 経理事務の仕事をこなす上で大事なのは、この業務が何を意味するのかを理解する能能力です。 ただ与えられた仕事を淡々とこなすだけでは、何のためにやっているのかがわからないので、なかなか経理業務の流れがつかめません。 「この伝票には何が書いてあるんだろう?」「月末にこの業務をするのは年度末に関係するからかな?」常にその仕事の意味を考える姿勢を持てば、不思議なくらい仕事が板についてきますよ。 また、月ごとや年ごとの流れを把握しておくと、日ごとの業務の大切さがわかり、仕事に対して丁寧な姿勢を持つことができます。 経理の仕事1つ1つが絡んだ関係や流れを把握できれば、経理事務の仕事に対する理解が深まり意欲も湧いてきます! 危機管理能力があるか 経理事務をミスなく滞りなく進めるには、会社のお金の流れに対する危機管理能力が必要です。 「今これをやらないと月末に大変なことになる」「先にこの業務をやったほうがミスを減らせる」このように危険な状況を回避する方法を頭で考えられるのがベストです。 経理事務がやるべきことは、はっきり言ってかなりたくさんあります。 しかも細かいことが多いので、どうしても面倒なことを後回しにしがちです。 しかし、面倒だからと思うことが、後々首を絞めることになりがちなので気をつけましょう。 「これが先!これは後。 」と優先順位を考え、上司や経理部に怒られないように仕事を勧めていれば、危機管理能力が知らぬ間に身に付きますよ。 最低限の計算ができる 経理事務の仕事はとにかく計算が多いんです!営業部なら営業利益計算、製造部門なら原価計算、そしてどの部門でも必要なのが割合の計算です。 これらの計算は当然自分の頭ではできませんが、電卓を使えばすぐに答えが出てきます。 しかし、 電卓でどう計算すればいいかが分からないようでは困ってしまうんですね。 そこでおすすめしたいのが、ノートを用意してよく使う計算をメモしていく方法。 仕事中に「あれ?どうやって計算するんだっけ?」と慌てた場合でも、ノートを見れば思い出せます。 経理の仕事にはスピードが求められるので、あたふたして仕事が遅くならないように自分だけのマニュアルを作ってしまえば安心ですよ。 経理ソフト・エクセル・ワードが使える 経理の仕事に欠かせないのは、経理ソフト・エクセル・ワードが難なくこなせる能力です。 よくあるのが「パソコンなら使えます!」と言っていたのに、蓋を開けたらインターネットで検索ができるだけ・・・。 これは経理事務が必要とするパソコンスキルとは程遠いものです。 経理の事務の仕事はほぼ一日パソコンに向き合っています。 だからこそ最低限のスキルがないと務まらないんですね。 大抵のソフトは慣れれば使いこなせる、エクセルで表計算や表作成ができる、ワードで文体が整った書類の作成ができる、ブラインドタッチができる。 経理事務の仕事に就くには最低でもこのくらいのスキルが必要。 そんなのは到底無理という人には経理事務は厳しいかもしれません。 少し頑張ればなんとかなると思う方は、エクセルとワードだけでも自由に使えるよう勉強しておきましょう。 経理の仕事に従事する際の注意点 経理事務の仕事には、働かないとわからない注意点が意外にもいくつかあります。 え!?と慌てないためにも、どんなことに注意したらよいか見ていきましょう。 経理事務を雑用係り扱いする人がいる 経理事務は部員から領収書や請求書を受け取って処理する仕事のため「なんでもやってくれる人」と誤解を受けやすくなります。 特に図々しい上司やプライドの高い男性社員には要注意!「こんな雑用、自分じゃできないからやってくれる?」という態度で面倒なことを押し付けられることがあります。 経理事務に採用された際に「ある程度の雑用もやってもらいます」と言われたなら仕方ありませんが、あくまでも経理事務のみの職務を与えられている場合は雑用を受ける必要はないんです。 雑用を押し付けられそうになった場合は「私がやるべきか上司に聞いてみます」と毅然とした態度で対応すると、相手は怯んでそれ以上言わなくなるものです。 お試しを。 残業と休日出勤 経理部が忙しくなる1~3月の繁忙期は、経理部から書類提出などの依頼が増えるので経理事務も忙しくなります。 この時期は残業が発生しやすくなるので覚えておいてください。 部門によっては休日出勤を要することもあるので、採用の際に確認しておくと安心ですよ。 しかし、残業や休日出勤がある仕事を避けたい人にとっては経理事務が厳しくなってしまいますよね。 逆に、残業や休日出勤の手当をもらいたい人は、繁忙期の給与が増えるのでラッキーです。 一年の中で限られた時期だけの残業ならいいのか?一切残業をしたくないのか?このあたりをよく考えてから応募すると後悔がなくなりますよ。 コミュニケーション能力が大切 経理事務はとにかく毎日いろいろな人と接する仕事です。 だからこそ大切なのがコミュニケーション能力!「経理事務=静かなデスクワーク」とイメージするかもしれませんが、 静かどころかうるさいくらいだと思っておいたほうが良いでしょう。 「デスクでひっそり仕事をしたいから経理事務にしようかな?」こう思っている皆さん、その考えを払拭して経理事務への見方を変えてください。 お金を扱う仕事というのは、そのお金を出す人や受ける人と常に関わるため、ひっそりと仕事することはできないんです。 人とコミュニケーションするのが好き!という人にこそおすすめの仕事と言えるんですね。 直接採用の可能性 派遣社員として経理事務の仕事に就いた場合、3年後の更新時に直接採用にしないかと提案されることがります。 直接採用とは、その会社に勤める複数の派遣社員を束ねる仕事。 ということは、派遣社員としてステップアップ!できるんですね。 3年間黙々と働き、仕事の成果を認められた結果が直接採用なんです。 しかし、ここで問題となるのが人の上に立つのが苦手な人の場合です。 一人でコツコツ仕事をしたいだけなのに、急に人を管理してと言われても困ってしまいます。 この場合は直接採用を断れば問題ありません。 ただ、断った場合はその会社に居られなくなる可能性もあるのでご注意を。 直接採用が不要なら、3年ごとに他の会社に移るつもりで働けば気持ちが楽になりますよ。 まとめ:経理の仕事内容は流れをつかめば理解できる! 経理事務の仕事はとにかくいろいろあります。 それが分かっても、具体的に毎日何をするのかが分からないと応募に踏み切れませんよね。 でも大丈夫!世の中にいる経理事務の人は誰もが最初は初心者。 徐々に慣れていけば仕事が不思議と身に付きますよ。 経理事務の仕事をする上での関わり合いの中に信頼が生まれれば、仕事も会社も楽しくなります。 そんな毎日を目指し、今こそ思い切ってチャレンジしてみましょう!.

次の